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時代屋の女房

夜の映画を見に行った。昨夜も一昨夜も見ようと思ったが飲んだら元気がなくなり諦めた、猿の惑星。それで今日は夕方からのにした。夏目雅子特集で時代屋の女房をやっていた。時間を間違えて早めに着いてしまい、どうしようと思ったところに友人が映画館前でタバコを吸っているのが見えたので、映画の話を聞くことにした。彼女はテノールを見て目を泣きはらしていた。テノールの方が10分早く始まる。どうしよう。どっちがいいかと聞いたら、どっちもいいと言われた。初志貫徹で時代屋にした。ロビーで読みかけの本を読もうとしたら週刊誌があったのでそっちを読んで上映時間を待っていたところに電話があった。仕事の話だったが映画の時間になったので失礼した。

渡瀬恒彦は好きだし、夏目雅子はとても美しかった。夏目雅子のための映画という感じだったけど、良かった。こういう時代だったよな。で、見ている最中にバッグをひとつ持っていないことに気づいた。パソコンやら図書館の本やら資料やら入っていて、失くしたらとんでもないことになる。映画館の中までは持って来たことが確かで、置き忘れたとしたらトイレかロビーのソファだ。電話で話している時に隣にあった気がする。小さな映画館だから大丈夫と思いつつも気が気ではなくて途中で出た。ロビーにあった。ホッ。ダメだなあ。やっぱバッグは大きいのをひとつにしないと自分の場合は危ない。前もノートパソコンを買ったばかりで置き忘れたことあるし。映画は良かった。大好きな「飢餓海峡」を午前10時の映画祭で明日までやってる。見たい。
# by kienlen | 2014-10-23 21:35 | 映画類 | Comments(0)

ドライブ日和に

ドライブ日和に_f0104169_07413446.jpg
日曜日に父が野菜をもってきてくれた。一段落というわけではないが、ちょこっと区切り感があったので、天気もいいしドライブしようかと言うと、忙しいから無理だと言っていたが、何をそんなに忙しいのか聞いたら小豆を叩くとかいうので多少先延ばしでもいいのではないかといって、結局ドライブすることにした。鬼無里から白馬に抜けた。北アルプスの頂には雪がかかっていた。紅葉もきれいだったが、まだ里山は青い。ここが紅葉になっていたらいいのにと思いつつも、まだ夏っぽさと雪が一緒なのもいいかと思った。何でも認めるのである。加工したらすぐに紅葉になるんだろうな。

昼はソバ。その前に知り合いの店でおやきを食べた。ものすごい繁盛ぶりに驚いていたら、先週の方がもっとだったと言われてさらに驚いた。人って、いるところにはいるんだと感心。そうそう新宿の混雑なんかすごかった、この間。里は22度もあり、山に行くとすぐに5、6度下がり、白馬など14度に下がった。そして戻るとまた22度。いっぺんにこんな変化を味わえるのはこういう場所ならではだ。白馬はシーズンに向けて準備期間という空気を何となく感じた。今の自分なりは何の期間に当たるのか。父は小豆を叩きにすぐ戻った。柿が豊作なのに取るのを手伝ってくれる人がいない。何とかなったら行くと言ったが、何とかなる見込みはどうも今のところ怪しい。

# by kienlen | 2014-10-21 07:57 | | Comments(0)

まだ喪失感あり

まだ喪失感あり_f0104169_22243014.jpg
死ぬ3日前のココア。元気そうに見えるが後ろ足が立たなくなっていた。いつもなら喜んで食べるタンポポもほとんど食べなかった。もういない。母が亡くなった時、ちょうど節目節目に雨が降ったのがすごく不思議だったが、ココアの檻のちょうど前の山茶花だけが2輪満開だったのもとても不思議だった。埋める時に一緒に入れることができた。とても似合っていた。

# by kienlen | 2014-10-19 22:32 | その他雑感 | Comments(0)

朝から内向き

もともと自分には構築するとか組織化するとか立体化するとか数値化するとか損得判断するとか合理化するとかいうことが欠落しているという意識はあったが、ますますひどくなっているような気がする。意識してひどくしているわけではないが、訓練してこなかった部分に向かってちょうどアリ地獄のように他の部分がすべて落ち込んでいく感。これはなかなかこわい感覚でもある。これが年を取るということなんだろうか。それでどうしたらいいかということで、今からでも変えられる、欠点を克服するのだ、となるか、いやあしょうがないなあ、ここまできたんだしこれからも何とかなるんじゃないかとなるか、自分の場合どうみても○者でしかない。

やはりこういうことも習慣で、その都度、ここは克服すべき課題として意識して乗り越えて来たか、そこを避けてジグザグに乗り越えずにきたかで老後に差ができるんだろうな。で、そう思ったら実行しろと思わないわけでもないが課題が多すぎて手がつけられないし、今までの生き方の続きの部分でやっているから節目がどこにあるかも分からない。ちゃんとした節目という感覚にも乏しい。こういうことを書いて振り返るということはどういうことか。言い訳なのか、それでもやっているんだからとどこかに向かって示したいのか、何か、それも分からなくなっている。ぐぐぐ。言葉もでなくてこういうごまかし。ははは。とりあえず、ともかく行けるところまで行こう。

# by kienlen | 2014-10-18 09:06 | その他雑感 | Comments(0)

『日本の黒い霧(上)』

若い頃、読む本に困ったら松本清張という感じで何冊も読んだが、あまりに有名なこれを多分読んでなかったように思い本屋で文庫本を買ってみた。真っ先が下山国鉄総裁謀殺論。下山事件は、映画も、あと誰かが書いたノンフィクションなんかも良かったけど、こちらの松本推理も大変に興味深かった。それで結局今も真相は分かっていないんだろうか、多分そうだろうな。後はまったく知らない事件と名前くらいは聞いたことがあるなというのが続いた。白鳥事件というのがひじょうに面白かった。9.11を松本清張が生きていたらどう見るんだろうか。

最後は伊藤律。名前は知っているが、だからといって詳しく知っているわけではないのでいちいち、はあ、と思いながら読んだ。ものすごく面白い、というか、どれにも共通するが、怖い。で、伊藤律が途中で終わっていて(下)に続くとなっている。上下一緒に買っておいて良かった。本を読んでいる時間がなくて、読み終えるよりも買う冊数の方が断然多い。その上、昨日は時間つぶしに寄った図書館でも借りてしまった。追いつかないなんてもんじゃない。

# by kienlen | 2014-10-17 21:09 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたりタイに住んだり戻ったり旅したり


by kienlen