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信州新町大町白馬鬼無里小川ルート

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娘が連休初日から帰省。ただ土曜日は友人たちとランチがあったりで、遊びに出たのは日曜日から。まず信州新町のさぎり荘の温泉無料券があるというので、一番風呂を目指して行く。途中の景色の素晴らしいこと。前日か前々日かに里で降った雨は高い山では雪だったのだろう、真っ白。有島生馬が気に入ったというのもうなずける風景。土手に下りると対岸の桜がまだきれいだった。
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一同しばし見とれてからさぎり荘へ。
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10分ほどロビーで待って10時からの一番風呂へ。
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小さいしどってこともないが一番は気持ちがいい。それから施設内のレストランで食事した。ジンギスカン三種盛りと、なぜか日本酒と、もちろん自分は運転手なので飲まないが、そばと。
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これ、美味しかった。昼から酒盛りの2人。
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信州新町に来たら次の行先はだいたい大町と決まっている。桜があるかなとは思ったのだが、想像以上の花盛りだった。そしてアルプスの山々は真っ白で、こんな場所があるなんて知らなかった。桜がまとまっているのが見えたので迷いつつたどり着いたらご褒美の景色、いやはやどこも素晴らしい。
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帰りのルートをどうしようか。白馬経由でオリンピック道路のつもりが、ふと鬼無里経由にしたくなり山道を行く。途中で人だかりがあって駐車場がいっぱいになっている場所があったので何かと思って寄ってみた。初めての道ではないが、観光スポットとは知らなかった。
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後でネットで見てみたらこれが名物らしい。どこもきれいなので特にここという感じでもなかったが。鬼無里までの道を白馬側から行くのは初めてかもしれない、逆は何度もあるけど。
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ここは相変わらずきれいだった。
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そうそうジンギスカンを食べている時に虹だと思って、虹だ虹だと言っていたら、隣の席の人が「それ虹じゃないですよ」と教えてくれた。色が逆で両端が上がっているのが特徴で「環水平アーク」というのだそうだ。

by kienlen | 2019-04-30 21:47 | | Comments(2)

ふたりの女王 メアリーとエリザベス

気分が落ち込んだり、妙に元気になったりの毎日。一昨日はどうだったんだろう。その前の日が無気力で一昨日は比較的良かったように思う。そうそう、娘が連休に帰省するというので少し片づけをしたのだった。で、その前に朝早くから客人があり、長話をしたんだった。日ごろ接しないタイプの人で面白いなあと感じながら話を聞いたり話したり。まあまあ片付いたというか、最低限やったので夕方のこの映画に行ったのだった。英国王室ものが続いている。この間のより迫力では弱いなと思いつつも、だんだん趣旨みたいなものを感じるようになり、最後はなるほど良かった、という気持ちになった。スコットランド王となるメアリー役がどっかで見たことあると思ったら「ブルックリン」の主役だったのだ。何年か前に見たエリザベスはあまり良かったと感じなかったことだけ覚えているが、男になるのだという決断をする過程が描かれるこちらを見て、自分が浅はかだったなという気がした。2人を対照させることで人物像が浮き彫りになり、取り巻く男たちの陰謀もくっきりして、生活感なしに人間のある部分をむき出しにできるのが貴族や王家を描くことの面白さなのかと感じたりした。しかし見事に庶民が出てこないって、日本の時代劇にはそういうタイプのものがあるんだろうか。
by kienlen | 2019-04-27 18:12 | 映画類 | Comments(0)

『レンブラントの帽子』

この間の読書会の課題図書がこれだった。マラマッドという作家をそれまで全く知らなかった。短編だったので読んでみたらこれがなかなか面白い。自身もアーチストである大学の先生に対して美術史専攻の先生が、2人の関係がぎくしゃくしているのはどうしてなのかとひとりで延々と考えるお話。ほとんどそればかりといっていいかもしれない。その心理が、心当たりありありで共感したりおかしかったり。短いので友人がコピーしてくれたのを読んだのだが、これが面白かったので本を借りて他の短編ひとつと中編くらいのも読んでみた。「息子に殺される」というのと「引き出しの中の人間」。読書会では息子に殺されるが話題になっていたが、私は引き出しの中が非常に面白かった。モスクワに行ったアメリカ人の経験した小さなエピソード。すごく大きな事件が起きるわけでもないのに読み始めたら止められないのはどれも共通している。時代背景とか色々考える要素はあるけど、そういうのをすべて抜きにしたとしても面白い。文学ってこういうことかと思った。しかし日ごろからこういうのを読みたいかというと、そうでもない。読書会ならでは。
by kienlen | 2019-04-24 10:53 | 読み物類 | Comments(0)

城山の桜

一昨日、いい天気だったので散歩がてらに善光寺辺りの桜を見に行ってみた。久しぶり。何十年もたっているわけなので木が大きくなっているのも、新しい木が生まれているのも当然だよなと思いながら眺めた。こんなに景色がいいのだ、と思いながら。
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市内を一望。向こうの山がもっと高いともっといいのだが。
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まあいいか。とりあえず平和だ。スリランカにはいくつかの具体的な意味で親しみを覚えているので、ショックである。
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善光寺はそれなりの人出だった。散歩には天気といい桜の状態といい最高の日だったと思う。
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今年はあちこちの桜を見た気がする。なのに、すぐ近くにあるのを見逃していて、気づいたら散っていた。

by kienlen | 2019-04-22 18:06 | | Comments(0)

『落日の轍』

しばらく前に本屋をぶらぶらしている時にたまたま見つけた。「日産には独裁を許す企業風土がある」とタイムリーな帯の惹句があり、企業小説はしばらく読んでないが好きだし、高杉良作品というのも安心感があり買ってみた。30年以上前に書かれたものを復刊したようだった。昭和58年からスタートで、主人公は当時の石原社長と、労組から会社に君臨していた塩路“天皇”。労組というのはほとんど全く縁がなく、いかに力を持つのか等々体験的に知らないが、少なくともこの当時の日産労組のリーダーがすごい権力者であったことがよく分かるように描かれている。具体的には英国進出をめぐって会社の方針に反対するのだが、記者会見を開いて会社批判を展開したり結構ハラハラ。で、問題はどうしてここまでになったのかということで、もたれ合いというか、甘い蜜の吸い合いというか、組織にありそうな話ではあるが規模がでかい。

そこまで独裁体制になると、しかも人事にまで影響を及ぼすというのだから、みんながモノを言えなくなるわけで、ああ、だから独裁になるのだが、で、それまではもたれあいでうまくいっていたのを石原社長が違うタイプで軋轢が生まれてどんどん亀裂が深まり、引くに引けない事態になっていくという絵に描いたようなお話。たださすがに内部からも告発があったりの動きがでてくるあたりはミステリーっぽい展開で小説の醍醐味。金と権力をもって何をするかということだが、こちらも全く縁がないので体験的には分からない。しかし波風のある物語になるのはこういう状況。歴史は繰り返すと帯に書いてあるが、つまり金と権力のある状況で起きることって多様性には欠けるということかもしれない。すごく分かりやすい物語で、びっくりするようなことにはならない。面白かった。

by kienlen | 2019-04-20 10:06 | 読み物類 | Comments(0)

『言語学の教室―哲学者と学ぶ認知言語学』

あまりの面白さに他のことができなくなってしまった。いつものことではあるが。ああ面白かった、爆笑した。哲学者の野矢先生が、認知言語学者の西村先生に教えを乞うみたいな前書きだったが、生徒役の方が先生を圧倒する場面が多々あり、鋭い疑問を投げかけ、自分で答えちゃったりもしている。それがすべて面白い。若い時にこういう本を読むと、認知言語学やりたいと思ってしまうだろうな、などと考えた。知識がなくてもとりあえず読めて、入門書としては大変魅力的に感じた。まず認知言語学というものがどうして生まれかを紹介して、次が「文法は意味と切り離せるか」というテーマ。突然思い出してしまったことがある。高校の時の英語がグラマーとコンストラクションと、あと何だっけ、普通の英語だろうか、とにかく3つに分かれてた。それがすごく不思議だったのだが、あれって文法と意味が切り離せるという発想があってのことなんだろうか…。それにしても授業はつまらなかった。どうしてあんなにつまらなかったのだろうか。分析のため当時に戻ってみたいと思う。

余計なことを思い出すのも本の効用である。それに歳をとるに従い、かつて抽象的と感じていたものが具体的なことになっていくので、それが歳をとることの本質かいと思ったりもする。そうはいっても言葉って何なのかというのは、ほんと不思議。あるんだけどないというか。そういうものを対象にしている学問がどんな風であるかというのは、「メタファー、そして新しい言語観へ」という章で、イメージしやすい分かりやすさで話している。なるほどねえ。西村先生が正統というか英語側からの発想にならざるを得ない風なのに対し、野矢先生が日本語側の方に引き付けているように感じられたのもちょっと面白かった。前書きのスタイルと違うなあ、ふざけているのかと感じていたが、西村先生のあとがきがすべてを物語っていた。



by kienlen | 2019-04-19 19:36 | 読み物類 | Comments(0)

上田、菅平、高山

今日も結構走った。上田にちょっと用事があったので、上田城の桜を見たいといっていた父に声かけたら行くというので迎えに行き、まず上田へ。その道すがらも桜が随所にあってきれいで花見気分。用事をしている間、父が上田城の花見をして、それから地蔵峠越えで十福の湯に入ってご飯食べて戻ろうかなと思っていたのだが、ふと菅平に行ってみますかと聞くと行きたいというので菅平へ。途中で、昔一度行ってまた行きたいと思いつつ機会のなかった食堂に寄る。
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石臼挽のそばのとろろ。コシが強くて非常に好みだった。で、このつけ汁の入った器もかわいいし、売り物らしい器も気に入ってしまったのに値段がついてないから聞いたらマスター手作りとのこと。そばもおやきも好みだったし、器も妙に気に入ってしまってご飯茶碗を2個購入。里は23度だったが菅平は雪がいっぱい。スキー場はこう。
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須坂に下りて湯っくランドの駐車場に入ったが、大好きな高山村に行きたくなってまた変更。入りたいと思っていた大湯にやっと行けた。
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熱くていい湯だった。熱いのが好きなので満足満足。でも熱いのが苦手な人には入れないと思った。ひとりいた先客もいなくなって、次の人が来る前に急いで写真を撮ってみた。
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なかなかの風情。熱くてたまらずじきに出て、外の足湯で読書。寒くなく暑くなく風なくのどかでいい気分だった。
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休憩所で父が買ってあったたこ焼きを食べ、売店で、前々から飲んでみたかった高山ワイナリーのワインを買い戻る道すがら「水中のしだれ桜」という看板につられて「しだれ桜が川面に届いているに違いない」と話しながら行ってみたら、水中は地区の名前だった…。そして有名な桜らしい。映画のロケ地だったとか…。桜はまだ咲いていなかったが、ロケーションが素晴らしい。これはまあ咲いたら見事でしょう。
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樹齢250年以上とか。村内桜だらけ。でも梅もまだこんなレベルだった。
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標高差があるって楽しい。妙高は真っ白で隣の黒姫はうっすらで、桜から雪から満喫の日だった。ワインも。バンコクの友人から体感温度48度のメールがきた。

by kienlen | 2019-04-18 21:31 | | Comments(0)

金子文子と朴烈

家にいたい気分と外に出たい気分が半々くらいだった。ちょっとした仕事を片付けてしまおうと思いつつ、映画館の情報を見たら、見たいと思っていたこの映画が今週で終わるのに気づいた。今出れば間に合う、というわけで午後1回だけ上映の回に急遽行った。映画は夜のみにしようと思っていたが、固い決意では全然ないので破ることにした。お仕事は後回し。思ったより観客は多くて10人近く。政治的な韓国映画はどれも良かったので、これも多分いいだろうと予想したが、いやはや、大変に良かった。見逃さなくて良かった。知っている人が見たらどうか分からないが、私は金子文子のことも朴烈のことも何も知らなかったので、知れただけでも良かったのと、関東大震災の時の朝鮮人虐殺が何だったのかというのも、そういえば背景を分かっていなかったので、なるほどと思いながら辛い場面を見ていた。このような重たいテーマを見やすく面白く描く韓国映画は素晴らしいと今回も思った。何なのだろうか、やはり深い苦悩というか葛藤を経ているからなのか、迫ってくるものが半端じゃない。それでいて脅迫的でも告発的でもなく、匙加減がちょうどいい。韓国側、日本側両方の役者も当時の顔つきって感じで良かった。こういう映画、タイだったら絶対上映禁止だよな、その点は日本で良かったと思いながら深く感動しました。それにしてもこの間のバイスを思い出す場面もいっぱいあった、いつの時代もどこの国でも本質は似ているように思えてならない。ああ、怖い。
by kienlen | 2019-04-17 20:48 | 映画類 | Comments(0)

松本城の桜

今日は松本だった。天気最高時期最高、真っ白なアルプスを背景にお城とお堀と桜というのをイメージするのだが、時間が半端。それから駐車場の心配するより電車の方がいいかなと考えているうちに時間が経って結局車にして、しかし仕事の前にリラックスもできないしで終わった後に急いで行ってみたら、もうアルプスが見える時間ではなかった。でも寒くないし風もなく桜はほぼ満開に近かった。でもでもゆっくりしている時間はなく中まで入らずちょっと歩いただけで戻った。
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正面は見ずにこの方向だけ。しかし充分ニッポンの春の雰囲気だ。
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逆光。
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桜の向こうに月があった。贅沢な気分だった。
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by kienlen | 2019-04-16 20:25 | | Comments(0)

上田城の桜

昨日と一昨日連日で上田に行った。一昨日は晴れていて、用事が済んだ後ちょっと上田城の桜を見てみることにした。陽があったので油断して厚着をせずに行ったら風はあるし寒いしとてもゆっくりする気分になれず。
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五分咲きにはいってない感じだった。それなりの人出があって、みんな考えることは同じかと感じた。で、翌日の昨日は雪。桜と雪の組み合わせだと思ってまた城に行ってみたのだが、写真の技術なし。雪が降っているという説明しても分からなそうだ。
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下の白いのが雪。花に積もってくれると良かったのに、里の雪はそこまでの冷たさがなかった。しかし朝方で雨に変わるかと思ったのにお昼ころも大雪なのはびっくりした。ちょうど前日にタイヤを交換したのでいつもの山道は走らず静かに国道を行き来した。

by kienlen | 2019-04-11 20:23 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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