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『村上龍 69 sixty nine』

東京いつものように往復バス。ということでその間の読書はこれにした。娘が引っ越しに際して送りつけてきた大量の本の中にあったもの。なんか、軽くて薄いものをと思ってちょっとペラペラしたら面白そうで持参した。運転以外の旅だと本が読める。1987年に出版したものだそうで、バブルの真最中で、それに全く偶然だが、この数字どっかで聞いたことあると思ったら韓国の映画の出来事と同じ年ではないか。ちょっとびっくりした。意識したわけでもないのに。で、舞台はタイトル通りに1969年。この年、登場人物たちは高校生で、この時代の匂いがぷんぷんしていて、それに村上龍の鋭さがすごく感じられるものだった。実に面白かった。青春小説というには熟しすぎているというか、なんか、すごくいい感じだった。小説かと思っていたら、登場人物は大方実在の人物なのだとあとがきに書いてあった。懸案だった試験が終わったので本を読む時間を多少は増やすことができる見込み。それにしてもできなかった、かといって、まったくどうしようもないという予想よりはできたと思う。ま、40%くらいか…笑える。試験というものはまあ、面白いものだなとは思った。別に将来をかけているわけじゃない点で余裕。今まで受けなさすぎなのでこういうのを趣味にしている人の気持ちも分かる感じがする。
by kienlen | 2018-10-28 23:24 | 読み物類 | Comments(2)

ひとりごとメモ

自己嫌悪というのはあまり感じることがない。自分に対してこうあるべきという高い希望をもたなければ感じるわけがないという怠惰な理由ではあるが。しかしさすがに今回は自己嫌悪を感じている。高い希望をもったわけじゃなくて、試験を受けるのだから一応一通り勉強しておこうと思って参考書も買ったのに、そして今月は他より優先して集中しようと思っていたのに、出だしだけやっただけで挫折。高い受験料、そして受験地東京への高い旅費。これだったら申し込むんじゃなかった、この費用を旅費に充てればいい旅館に泊まれたのに…。いや、ここで自分にいうべきは、申し込んだんだから勉強すべきだった、というべきなのに申し込むんじゃなかったというあたりでそもそもダメである。まあしかし何に対してダメなのかというと分からない。別にこれから就職するわけじゃないし、できるわけじゃないし、それなのに試験受けてどうなるんだといったらおしまいであるのだから。

だいたいこんな出歩いてばかりいて、それに在宅でパソコンに向かっても次はどこに行こうかと探して、まさか一緒に行ってくれるわけないよなと思って友人に打診したら行ってくれるというので、もうそれが楽しみになって他が手につかない。まあ、バンコクから戻って今年は旅でもしようと思っていたことは確かだが、今年で終わりそうにない。ということをぐだぐだ書いているところがもうますますダメである。仕事でもないのに東京行きが続く。東京はハードル高い、知らないし、行きたい場所でもないし。試験は放棄しようかという気持ちにならないわけでもなかったが、来年のための様子見を兼ねて行くことにした。ついでに東京見物してきたいが面倒なのでとんぼ帰り。次も次もそうというのが続く。こういうの合計すれば、簡単に、今興味津々となっている釜山へのクルーズ代になるよなとケチくさいことを考えてしまう。

by kienlen | 2018-10-27 11:09 | その他雑感 | Comments(0)

1987年、ある闘いの真実

この韓国映画を見てきた。こんな平日の行楽日和にこんな映画を午後一番から見に行く人がいるんだろうかと思っていたが、なんと8人もいた。極小スクリーンの極小の部屋に8人もいるとにぎわいを感じてしまった。しかし、タダで色々な映像を見れる中でわざわざお金と時間を使って映画館まで足を運ぶ層に見せるには、意外にこういう映画がいいのかもしれないと思ったりもした。とにかく一瞬もほっとできる間がなく目をそむけたくなる場面多く、そして久々に号泣してしまった。泣いた目で会員の申し込みをしてきた。これで市内のすべての映画館の会員になったことになるが、こんな制度を知っていたらもっと早くなっているんだった。何しろ500円払って会員になれば毎回1000円で、さらに6回行くと7回目がタダ。ここに会員制度があるのを知らなかったのは残念だった。

1987年といえばつい最近である。若い人以外にとっては。その時に韓国がこういう社会であったことを知らなかった。しかしほんと隣の国のことを何も知らないのである。小説もそうだが、自分が最も興味あるのは基本的には事実で、そこに脚色したものであると感じている。今日のはまさにそれで、韓国映画で見に行くのもそういうのが多いが、もうひとつ好きなのは芸術性と抽象度の高いもの。ということは全部ってことか…。役者も良かったし、描き方も良かったし、独裁の恐ろしさは十二分に伝わるし、深く感動した。最近友人たちは読書量が増えているというのに私は激減、それには事情もあるが映画に行ってしまうのも関係している。

by kienlen | 2018-10-26 16:47 | 映画類 | Comments(2)

ザクロと今日のこと

今年はザクロが超豊作。だいぶ焼酎に漬け、人にもやったり取りに来てちょうだいといって来てもらったりもしているが、まだまだある。それで最近はジュースにしている。娘が小学生のころ、ザクロを網に入れて小さなすりこ木でジュースにしていたのが懐かしくやってみたら、これが面白いし、何よりもすごく美味しい。実はもっと酸味があるといいが、年々甘味ばかりになっているような気がする。甘い。でもそのまんまなのはさすがに美味しい。
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今日は、タイから来て軽井沢に小屋を借りて滞在している友人を高山村に連れて行く予定だった。この間あんまりきれいでまた行きたくなったので案内しようと思っていた。しかし今日になって風邪をひいたので遠出はしたくない、しかし会いたいのでどっかでランチでもと言われ中間地点の上田で会うことにした。上田、もう毎日のように行っているので行きたくないのだが…。好きなイタリアンの店が定休日だったのでよく行くパン屋のカフェで会った。
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今年に入ってもバンコクで何度も会っているので別に久しぶりというほどのことでもない。最近行ったのはシンガポールだそうでお土産をくれた。シンガポールの代表的な麺だそうだが、私は知らない。シンガポールなんて長年行ってないし。上田からの帰り道は、いい天気だし久々に菅平を回ってみようかと思って上った。で、いつもは須坂経由で広い道を行くが今回若穂に出る山道を通ってみた。今時珍しい急カーブの連続する山道だった。途中、作業着とヘルメット姿の男性2人がドローンを操作していて、楽しそうでしばらく見とれてしまった。そして給油へ。出てばかりでガソリンの減り方が激しい。

by kienlen | 2018-10-25 21:32 | その他雑感 | Comments(0)

タイのお菓子

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この間、夫の店に行ったらこんなお菓子が出てきた。昨年、バンコクにいた時に遊びに来た友人が、日本へのお土産にしようと市場で買ったのだが、丁寧に扱っても壊れてしまった。味も悪くないが、もっと魅力はこの形なのに台無し。それを思い出しながら食べた。それほど甘くなくて美味しい。名前は何というのだろう、お菓子が得意じゃないので知らないのだった。
by kienlen | 2018-10-24 23:25 | タイの事と料理 | Comments(0)

余市

帰りの船がキャンセルになって、小樽に近い余市で延泊することにした時、どっかで聞いたことのある名前だなと思った。テレビを見ないので知らないが、朝ドラでやっていたニッカウヰスキー工場のある町だったのだ。宿のすぐ近くだったので行ってみた。雨だったのでゆっくりする感じでもなく、ガイドツアーに参加する時間もなく自分で歩いてみただけ。
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ゆっくり行けたら素敵だろうと感じた。広い。で、ここでの夜は、ゲストハウスの主人に、いい店ないですかねえ、と聞いて教えてもらった居酒屋に行った。静かな町だった。自分でブラブラ探していたらまずムリだろうと思われる、路地を入った所にある店だった。ビール頼んでから何にしようかと思っていたら「ウチは鮨屋ですから鮨を」といわれ従った。
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とっても美味しかった。お通しも美味しかった。それにオーナー夫妻がすごく感じがよくて、たまたまカウンターに自分ひとりだったので、このご夫妻との話が楽しかった。どこに行ったか聞かれて経路を話したら、あまりに不合理な走り方だといわれた。自分ではうまくやったつもりだったのにがっかり。翌日も船がキャンセルになったらもう一度行きたいと思う店で、そういって帰ったのに、船が出たので一度きりだった。余市はまた行きたいと思う。ゲストハウスのオーナーがこの辺りの歴史の本とアイヌ語辞典を貸してくれた。ちゃんと読んでる時間はなかったが目を通した。そして次は積丹岬で夕陽を見たい!

by kienlen | 2018-10-23 21:34 | | Comments(0)

佐久へちゃんこ鍋食べに行った

昨日は紅葉も天気も最高の日だった。本当はまた高山村に行きたかったが、混むのは嫌。それで佐久へ行くことにあらかじめ決めてあった。父が元相撲取りがやっているちゃんこ鍋の店に行きたい、次の場所が始まるまでに、というので連れて行くことにしていたのだった。実家に迎えに行き、野菜をもらって車に入れ、自分にしては驚異的に珍しく予約して行った。目的地が食堂であるから入れなかったら困る。実はダメだったらこの間行った軽井沢の店で鯉こく食べたかったんだけど、それは私の事情であり父ではない。到着はちょうど12時頃、予定通り。浅間山がすごくきれだった。雪の筋がスイカのように入っていて背景は青空で感動の光景。夜になってニュースを見た父が「浅間山の初雪をやっていた。あの通りだった」と電話をくれた。そっか、いい日だったのだ。
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ちゃんこ鍋は4500円のが2~3人前と書いてあった。父がとてもムリだろうということでハーフサイズにしたが正解だった。十分である。和室の同室に私たち含めて3組あり、他は熟年のご夫婦だった。父が主である元お相撲さんに会いたいとスタッフにいったら出てきてくれた。さすがに立派な体格だった。同室の方々もおかげで元お相撲さんと話すことができて喜んでいたし、3組ですっかり話が弾んだ。父が飲んでいるビールを羨ましがっている人も。私も羨ましかったが、ビール飲まないおかげで鍋をほぼ平らげることができた。お相撲さんに現役時代に食べた量を聞いたら、この倍のフルサイズの鍋をおかずにどんぶり飯を4~5杯とのことだった。すごー。
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満腹の後、せっかくだからと思って、軽井沢まで行ってみた。紅葉シーズンの日曜日に軽井沢に行くってどうなんだろうと様子見のつもり。大変混んでいて時間を無駄に使った。人出はかなりそれなりに。いつもシーズンオフしか来てないよな、と思ったが今年は夏の混雑も経験したのだった。連日出歩いていたおかげで今日は一日家で勉強に集中できた。ずっと家で動かなかったので夕方散歩に出て、昔住んでいた辺りを通ってみた。思い出は年々増えるが、もっと歳取って記憶が薄れた時に何を覚えているんだろうか、ちょっと興味がある。まあ、そこまで生きればの話だが。


by kienlen | 2018-10-22 21:28 | | Comments(2)

スターリンの葬送狂騒曲

友人から修理に出した自転車を車に積んでもってくるアルバイトの打診があり喜んで引き受ける。それだけで3千円くれるというのだから。それを午前中にやり午後から打合せ2件で、夜は友だちと食事ということになっていて連絡待ちだったのに音沙汰がないのでムリすることもないですよと電話したら後日ということになり、出先で時間があいた形となり映画を見ることにした。その時間で間に合うものをみたらそれほどなくて、これにした。ブラックコメディということだったのでふざけて笑える作りになっているのかと思ったら、思ったよりすごーく怖かった。何しろリストに従って殺しまくる場面から、権力争いから、その結果のまたまたの殺しから、もう怖い怖い、というか、つまり怖い場面以外はなし。英語なのにびっくりしたが、これロシア語でできるわけないなと思い直した。なんでも、上映禁止とか。

スタートにもびっくりした。きれいなピアノで始まるコンサート。モスクワ放送局のライブらしいのだが、そこにスターリンから電話があって録音を届けろと言われたスタッフのあせりよう。録音してなかったので演奏し直し。観客が足りないと音が響くということでかき集めてくるのと、ピアニストの女性がやらないと言い張るのを説得するのがもう大変。このピアニストは家族を片っ端から殺されているので、もう怖いものなしみたいな強さがある。とにかく、このような内容をブラックユーモア以外で描けるわけはないのだろうとは思う。幹部も殺されるリストに入っているんだし、妻もそうだし、もう怖い怖い怖い。どこまでが事実なのか知らないが、しかしかなりが事実らしい。私はそもそもスターリンってこんなに急死だったんだと知らなかった。広い劇場に観客は自分含め2人だった。

by kienlen | 2018-10-20 22:32 | 映画類 | Comments(0)

高山村へ

北海道で紅葉満喫して志賀高原でさらに満喫して、今日は高山村へ満喫に。私的には志賀高原よりも好きな場所だ。それと下心があった。笠ヶ岳に登りたい…。峠の茶屋からすぐそこでハイキング気分で行けそうで、行く度に登りたいと思いつつチャンスがなかった。それなりに時間はくうだろうし、靴も持参してなかったりで。でも今回は目的をそれにおいて、山登りしている友人と行った。天気がどうかなと思ったが、雷滝は見事だし、上に行くにつれて思った通りの紅葉を見ることができた。山田牧場付近もいい感じ、今週末は混雑するんじゃないだろうか。平日に行けるのは失業者のお楽しみだ。
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きのこ丼で腹ごしらえ。美味しかった。おしるこも頼んだが満腹なのと、山に登った後で食べたいということになって延ばしたら結果的に食べ損ねた。小屋のオーナー夫妻がバンドをやっていて店を早目に閉めてしまったのだ。おしるこのために急いて下ってきたのに残念だった。お詫びにとみかんをもらった。しかし笠ヶ岳は本当に良くてまた行きたい山。登山口の標高が高いので、ちょっと登るだけで2000mを超える山の頂上であるから眺望がすばらしい。
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こんな写真じゃあ分からないけど、360度こういう感じである。紅葉した山また山。
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急坂を手っ取り早く登れるように階段になっていて、ところどころ道で最後は岩で頂上も岩。この岩が素敵だった。いつまでもいたくなる頂上、何度も行きたくなる道だった。おにぎり持参で行きたいがきのこ丼も食べたいので困る。
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最後はこんな感じ。30分と言われたが15分位で登れる。登るというほどのこともないがとっても楽しい山。頂上がすてきだったので長居して、ちょうど何人か一緒になった人たちと話したりで楽しかった。
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牧場付近も紅葉は見ごろだった。北海道もいいけど信州もいいと毎日感じている。
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by kienlen | 2018-10-18 22:57 | | Comments(2)

青い池

友人が貸してくれた北海道のドライブマップは、当然ながら、景勝地の写真のどれもがきれいだったが、中でも「青い池」というのが素晴らしかった。これ見て行きたくならないはずはない。場所は富良野から遠くなさそう。富良野には当初から温泉旅館を4日目に予約してあった。そもそもの計画だと釧路に3泊、富良野、登別に各1泊だったのが台風で狂って成り行きでホテル取りながら小樽、旭川、釧路と泊まったのだった。自分ではうまく回ったつもりだったが、めちゃくちゃで不合理だと何人もの人からいわれた。いずれにしろホテルを予約してあった日まできたら気分的にずいぶん楽になった。目的地が決まっていない旅というのは、私はいいのだが、そういう人だけじゃない場合は、そしてたいていはそういう人じゃないみたいなので、めんどいのである。というわけで、釧路から峠を越えて富良野に来て、そのまま青い池へ。
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ここは観光客が多かった。タイ人もいたし西洋人もちらほら。天気も良くて観光日より。釧路で泊まったゲストハウスのオーナーにも富良野周辺のおすすめを聞いたらここが入っていて、ただ「あれは工事で堰き止めた所がたまたま水が青くなって、それをアップル社が壁紙に使って世界中に有名になった」ということだった。経緯はどうであれきれいだった。特に私はこういう枯れた木が大好きなのでじいっと見ていたのだが、もっとすごいのが背景の山がもくもく煙をはいていることだった。浅間山なんてもんじゃない。
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これってすごくないんだろうか。十勝岳であることを後で知った。
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山に興味をやると水は青くないのだった。水といい木といい山といい神秘と迫力とでお見事であった。
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どういう風に見学するかというと、こんな風に池沿いに遊歩道があってそこを通ると池の一辺を歩けるというわけだ。
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すると川にぶつかり、確かに堰き止めたからできたのね、という感じの風景に出くわす。

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ここに着いたときは午後3時くらいになっていた。途中の道路沿いに、さすがにラベンダーはないが花畑がありタイ人たちが行きたい行きたいと大騒ぎだったのを、青い池に先に行かないと暗くなってしまうからということで先に来たのだが、その花畑ではびっくりすることがあった。
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後ろに煙が見える。

by kienlen | 2018-10-18 08:16 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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