『外国語を学ぶための 言語学の考え方』

「外国語を学ぶための」というところは小さく書いてあるので、これがタイトルに入るのかどうか分からない。本棚にあったのを、黒田龍之助先生だからもう一度読もうと思って読んだ。あるいはまだ読んでなかったのか、これも分からない。日本語教育について少し勉強したおかげで、今までよりは分かるようになり、それでこの本も読めたのかもしれない。大好きな黒田先生だし、それに面白く読んだことは読んだけど、誰を対象にしているのかはちょっとよく分からなかった。言語学について何も知らないと多少難しいような気もするが、かといって新書だし専門的というわけでもなく。だいぶ前に読んだのを今ごろになってメモ。今週はちょっとしたピークだなあ、それなのに夜はクイーンの画像見て歌聞いている。映画の影響は大きい。外国の求人情報を見ながら、この根無し草ぶりについて悲しくなっている。どうしてこうなってしまったのだろうか。そしてこれからどうなってしまうのだろうか。本と関係ない感想だなー。
# by kienlen | 2019-01-14 20:44 | 読み物類 | Comments(0)

NHKテキスト『スピノザ エチカ』

友だちから「中動態の世界って國分功一郎だよね、100分で読む名著の切れ味がいい」と連絡があり、中動態の世界が読み始めで中断している状態はしばらく続くのは分かっているので、こっちを先に読んでみることにした。とっても易しい解説で分かったような気分になってしまい、これだったらエチカを読んでみようという気にもなってしまった。それにしても、自由意志がそこまで信じられているのだなということ自体が信じられない。話のかみ合わなさの原点がここにあると思うと納得できる場面は色々思い浮かぶ。表紙の言葉ー「自由に生きるとは何か」「意志という観念は現代の神話である」。ちょっとテレビのことは分からないが、とりあえずテキストは分かりやすくてとっても良かった。
# by kienlen | 2019-01-06 23:33 | 読み物類 | Comments(2)

『みんなの死に方』

今年も5日目になった。午前中は友人がちょっとした企画をしてくれて、ちょっとお話。決まり切った人というか、そもそもそれほど人に会っていない日々なので、自分には珍しい人たちと話すことができて、なんだか新鮮な気分になった。その後、知り合い4人でランチをしてから、また決まり切った場所、つまり図書館へ。1冊返却して2冊借りて、それから『みんなの死に方』という本を立ち読みしたら面白かったので借りようかとも思ったが、借りたら読まないような気がして、結局椅子に座って読んだ。名前の知れた人たちの最期を綴ったもので、取材ではなくて文献として残っていたものを資料にして再現したもの。著者の死生観みたいなものも感じられてなかなか面白かった。

公共の場で涙がでたのは吉村昭のところ。断片的には読んでいたが、らしいなと感動。もう死ぬと自分で言って、つながっていた管類を自らはずしたそうだ。がんと分かった時、妻に向かって子どもたちにも知らせるなと言ったそうだ。大原麗子は痛々しいのとカッコいいのと両方。そこまでか、という意外性と。それぞれ文章は短いので大勢紹介してあり、こういう作りの本って飽きやすいが、そういうことがなかった。まあ図書館で急いで読んだせいもあるかもしれないけど。帰りに、チューリップフィーバーという映画を見ようと思ったら昨日で終わっていた、がっかり。他も調べたが見たいのがなくて帰宅した。

# by kienlen | 2019-01-05 19:59 | 読み物類 | Comments(0)

いつもと違う正月

昨日、父からジンギスカンを買ってきて欲しいと言わて近くの直売所に寄ってリクエスト品と豆腐を買って会計したら「くじ引きをやっている」といわれ、隣で一度回した。こういうものは当たったためしがほとんど全くないので、何も期待せずに回すと当たりだといってベルが鳴らされた。そしてどら焼きをひとつもらった。うーん、微妙な商品。でも当たりだと言われると嫌な気はしない。うーん、はずれより多いかも…。今日は娘が帰り、元の生活に。さっそく本屋へ行くことにした。駅伝で東海大が勝ち、國學院が史上最高順位で気分が良かった。理由あり。目的は本屋であるが散歩でもある。国分氏の本を買い、それから前に我慢していた文庫本を結局今日購入。するとまたくじ一度分の権利をいただいた。そしてまたベルが鳴らされた。まあしかし、本を見ている間の1時間以上、このベルはなりっぱなしだったので驚かない。ありがたくトイレットペーパーをいただいた。連日当たりって、いつもの正月と違い過ぎる。何かいいことがあるのか、ここで使い果たして空っぽな一年となるのか。初夢には、どうしてあなたが、と思うような友人が出てきてびっくりした。ヒントは米、ということでメモっておく。
# by kienlen | 2019-01-03 20:02 | その他雑感 | Comments(2)

元旦

昨日の大晦日は珍しい日だった。まず、店を始めて以来、大晦日は営業していたため家にいたことがない夫が在宅だった。そして娘がいた。息子はいないが3人も揃うのは10年以上ぶりであることは確か。私にとってはだいたいいつもひとりだった。昨年はバンコクでひとりだったし。家でワイン飲みながら紅白を見ようと言っていたのだが、毎年の挑戦は今年もあえなく挫折、見ようとしたがとても楽しめずいつものようにパソコンに向かうことに。というわけで3人が家で同じ空間にいたのはほんのわずかの時間であった。今日は映画が安い日なので娘とボヘミアンラプソディを見ることにしていた。私は2回目。午後の部に行くことにしてチケットを買ってから善光寺参りへ。正解だった。結果的に、見たこともないくらいな混みようで、最前列まで客が入っていたのだから。二回見ると、見落としだらけだったことが分かる。こんなシーンあったっけ、ああここでこの説明をしていたのか、というのがいっぱい。多分何回見ても発見はあるのだろうが、2回でやめておくとするか…。流れが分かっていない初回では物語を追うのに精いっぱいなのだということを実感した。CDも買ってきた。善光寺参りは混んでて本堂に入るのは迷うことなく諦めた。表参道に古本屋を見つけ、ついふらふらと入る。どこに行っても本屋ばかり。店主と話すのが面白く1冊購入、辻邦夫。古本屋で店番しながら編み物するのが、あこがれだった。それを思い出す空間だった。また行こうという店があったのは発見。映画の後、駅前の書店に行ったがやっていなかった。駅ビルで酒を買おうと思ったが、こちらもやっていなかった。そんな平凡な元旦だった。
# by kienlen | 2019-01-01 21:06 | その他雑感 | Comments(0)

『物語を忘れた外国語』

27日に、待ち時間の方がだんぜん多い仕事に行くことになり、本を何冊もカバンに入れて出かけた。現場の至近距離に図書館があり、時間調整で入ったらこの本を読みたくなり、借りてしまった。そして持参した本より先にこれを読み始めたら、いつものようにとっても面白くて読み終え、帰り道に返却できた。黒田龍之助先生の本でつまらないと感じたものは一冊もないなと思った。こんな先生を若い頃に知っていてこんな風に勉強できたら楽しかっただろうに、と思ったりして、この間、友人に言われたことを思い出した。××さんって、よく「〇〇だったら△△だったのに」っていうよねえ、という言葉。そうかもねと思ったのと同時に、それって珍しいことなんだろうかという疑問だったが、それについて論じるという空気でもなかったのでそのまま。そもそも誰に言われたのかも忘れた。人であれ物であれ出会いなので、あそこで出会っていたら、出会わずにいたら、というのはみんな思うことだろうし、そしたらどうだっただろうかというのも思うことだろうけど、思ったからといって意味がないので口にしない、ということになるんだろうか。

本の感想に全然なっていない。しかし、〇〇だったら△△かもは、ある意味の物語なのだろうと思うと、まんざら関係なくもないなということに、書きながら思った。この本はタイトル通りで、例えば外国語にしても試験のための勉強でテキストをやるのは面白くない自分のような者にはうなずけることばかりだった。外国語を、誰かから学んで楽しかったという経験は一度もない。考えてみたら悲しい人生だったような気がする。かといって外国語に限ってないからもっと悲しい人生だったのかもしれない。しかし若い頃にそういう人に出会ったとしても、意味が分からないかもしれないし、だから〇〇なら△△になると思うのは今だからで、そもそも今だったそんな単純に思っているわけではなく単なる幻想の物語なのだ。それにしても、どうして自分が好きだなと感じるのはロシア語の人なんだろうか、まったく偶然なのだが。

# by kienlen | 2018-12-30 08:36 | 読み物類 | Comments(2)

ここんとこメモ

インドのバンガロールにしばらくいた夫が26日に一時帰国。帰省というべきか、帰国という場合どこの国が該当するのか分からない。バンガロールは全然知らないので雰囲気を知りたいし、写真くらい撮ってくればいいのに何もなし。人の興味対象は全然違うのである。そして人への気遣い方もまるで違うのである。バンガロールは標高1000mくらいあるそうで、暑過ぎず、そしてもちろん寒くない。やっぱ寒くない所は楽だよね、という点でだけは一致している。それと食べ物がスパイシーであること。二点あれば十分なのかもしれない。27日は、友人がこの間の試験の合格を祝ってくれるということで泊まりがけで遊びに行き、ワインをたくさん飲んだ。昨日は残っていた仕事を片付けてしまいたくて終わらせる。夕方、稲刈りを手伝った友人が米のおすそ分けとりんごをもってきてくれて、ついでにコーヒー飲みながら結構ゆっくりしていった。久々に政治だとか社会の話をする。こうして家族が来たり友人が来たりというのは年末っぽい。それに今日は雪だ。そうそう、昨夜は雪の中をタイ料理に誘われてビールと色々を食べた。今日は朝から友人に会い、突然入った仕事のため電車で近くまで行き、その報酬で愛飲しているワインと軽井沢ビールとつまみを買い込みトントン。娘が来るので一緒に飲もうということになっているからだ。という理由があろうがなかろうが、いつもこうだった。
# by kienlen | 2018-12-29 16:24 | その他雑感 | Comments(0)

ボヘミアン・ラプソディ

やっと見に行った。行くつもりではいたがまだやっているようなのでいつでも行けるなと思って遅くなった。しかしうっかりしていると見逃すので、今日、仕事に行った帰りに帰宅せずまず映画館へ。一昨日突然立ち寄った久々の友人がこの映画を4回見たといい、昨日電話で話した友人も見たといい、何日か前に会った友人も見たといい、いずれの人も良かったといっていた。まあ深刻にならずに楽しみながらクイーンの音楽が聴けるならと軽い気持ちだったのに、見終わったら逆にずっしり感が。だいぶ泣いた、感動した。これはかなり好きだなと思って、4回見た友人にメールしたら電話がかかってきてだいぶ話し込んだ。それで夕食を食べ損ねてしまった。特に何かのポイントを強調するというのではなく、伏線みたいなものがどれもさりげなく、でも分かりやすく描かれていたのが良かったと思ったけど、考えてみると主人公の存在感が強烈なのだから、他はあっさりするしかないのかも。それにしても、家族といえる仲間がいるって何て幸せなんだろうか。今日は全体に濃い日だった。そして映画も軽い娯楽どころではなく、〆も軽い話題というのでもなく。そしてその友人は5回は確実で、もっと行くつもりがあるようだった。濃厚。


# by kienlen | 2018-12-25 23:32 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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