2018年 11月 09日 ( 1 )

旭川でのこと

時の経つのが早すぎてメモが間に合わない。北海道旅行での旭川でのことを今になってメモる。駅近くのビジネスホテルに予約してチェックインして、すぐにひとりで外に出た。旭川自体は3度目だが、最初は真冬の動物園で、次は駅まで来てそのまま引き返し、つまり町をぶらついたりしたことがないので何も分かっていない。初めて同様なのである。どこにでもある町っぽくて、それはそれでいいなって感じ。とりあえず駅を見てみようと思って歩き、帰り道に適当な食堂に入るつもりだった。で、歩きlineをしていたら声をかけられた。「何か探してるの」と。見ると、おしぼりかなんか運んでいる風の男性だった。とっさのことにびっくりしたが、ちょうどいいなと思って「この辺に定食屋ありますかね」と聞いてみた。リーズナブルな定食屋でビール一杯と何かでちょうどいいなと思っていたので。すると「定食屋はないけど、地元のビジネスマンがいく居酒屋ならあるよ」と言うので「あー、居酒屋がいいんです」というと、こっちに来いって感じで案内された。

それがぎょぎょって感じの路地を入って挙句は地下である。若かったらちょっと不安になるかもしれないが、こういう時に歳なのは安心。「ホテルにある雑誌の宣伝の店は高過ぎるよ」と、道すがら言うので「そうなんです。宣伝してない店に行きたいんです、ありがたいです」と自分、本当に感謝。で、彼は「ほらここ」と示してすぐに戻って行った。入ると、いい雰囲気の店だった。カウンターの隅に座り、まずは生ビール、そしてサンマを頼んでしまった。別のものにすれば良かったのに、出発前に父が、サンマが大漁で北海道でタダらしい、みたいに言っていたのが強烈でついつい。それからモズクと焼きおにぎり。ひとりでもないのにひとり旅の気分を味わえた。旭川の印象は、この小さなエピソードでとってもいい。

by kienlen | 2018-11-09 23:49 | | Comments(2)

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