2018年 06月 15日 ( 2 )

苦い銭

昨日映画を見たときにこの映画のポスターがあって、見たいなと思ったが1日1回だけの上映ですでに昨日分は終わっていた。そして今日が最終日と知り1時20分からの上映に少し遅れて入館した。中国映画。ずっと前に少しやったことがあったきりになっていて、バンコクにいた時もやりたいやりたいと思っていた中国語をちょっと前から習い始めているのもあり、それに出稼ぎ者の話でもあるし興味をもった。ただ、始まってじきに眠くなってしまっていきなり少し眠ってしまった。知り合いの中に映画館に入るとじきに眠る人がいて、信じられないと思っていたのになんということ。ただ今日は入る前から眠ってしまうかもと思ってはいたのだった。ストーリーがはっきり分からなかったのはこの睡魔のせいなのかどうか、分からない。淡々としたドキュメンタリー。ドキュメンタリーと知らなかったのでびっくりしたが、好みか好みじゃないかとなると、好みだった。きれいな場面を撮っているわけじゃないのになぜかきれいだし、人々はそれぞれ魅力的だった。

なぜだろう。この間、知り合いと話していた時、彼女の知り合いの在日の中国人が妻を亡くした後に中国から新しい妻を迎えたという話がでて「その妻を見たとき、日本人にはない魅力があって、中国から迎えた理由が分かった」と言っていた。どういう意味かと聞いたら、なんとも言い難い生命力がある、みたいは話だった。このドキュメンタリーを見ながら昨日のその話を想っていた。縫製工場への出稼ぎに集まってきた人たちの様子なのだが、会話を聞きながら日本ともタイとも違うなという感じがした。バンコクで親しくしていた中国人が、家は縫製工場を経営していると言っていたので、ああ、こんな感じなのだろうかというのも考えながら見れた。ロスした時間がどれくらいなのかは分からないが、2回眠ってしまったのは少々残念だった。当分もつかなと思っていた映画館の回数券がもう終わってしまう。

by kienlen | 2018-06-15 22:07 | 映画類 | Comments(0)

タクシー運転手

バンコクの人と2時間以上も電話で話していたらこんな時間になってしまった。それで正確には昨日のことになってしまうが気持ち的には今日、この韓国映画を見に行った。昼間通りがかりに上映スケジュールを見るとこれやっていて、帰りがけに見ようかと思ったが、それにしては時間がありすぎたのでいったん家に戻って出直して見た。特小スクリーンが残念だったけど、却ってその方が良かったと思った。これを大画面で見たらあまりに辛すぎる。観客は思いがけずに多く、20人くらいいたかな。偶然友人を見かけて声かけたら家族4人で来ていたので、大人数のうちの4人は彼らなのである。これを見たのは予告で面白そうだと感じたから。実際に見た結果は、大変面白かったが大変辛かった。しかし見る価値のあるものだった。

光州事件という名前は知っているけど具体的なことは知らなかった。シンプルにいうと、軍が、つまり国家が国民を弾圧、つまり殺した事件で、その現場が光州という場所。事実を題材にしているとのことだが、かなりユーモラスな味付けをしつつ映画っぽいアクションシーンもてんこ盛りな映画らしい映画だった。内容はシリアスでとても見ていられない場面もあった。1980年の出来事なので、自分としてはつい最近なのに、しかしほんと何も知らない自分に唖然。少しでも知るきっかけとして映画は貴重。韓国人の人情とジャーナリストの役割が何かについてがビシビシ伝わってきた。タクシー運転手役の主演俳優は、私程度の観客でも韓国映画でよく見る人だけど、名前も知らないけど、実にうまい。それと悪役というか冷酷無比な軍か警察かの俳優も強烈で夢に出てきそう。アクションシーンが大げさだったけど、それくらいないと、表現まで深刻過ぎたらとても辛すぎるので、映画で見せるには素晴らしいのではないだろうかと感じた。つまり映画の役割。面白かった。

by kienlen | 2018-06-15 00:52 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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