2018年 06月 13日 ( 1 )

用心棒

昨日は朝から妙に落ち着かなかった。こういう時は勉強に身が入らないのでいっそ出かけてしまおう、映画でも見ようと思い立ち、午前10時の映画祭の「用心棒」を見に行くことにした。黒沢明監督。一度も見たことがない。映画館まで徒歩約30分、往復で1時間。散歩の距離にはちょうどいい。映画はすごい面白かった。大げさな演技と芝居じみた音楽、白黒画面のカッコ良さ、ここぞで盛り上がるストーリーの面白さ、ユーモア、そしてそして三船敏郎の存在感とカッコ良さ。もう完璧って感じ。もっと暗い内容なのかと勝手に思っていたが、娯楽として楽しかったのと、これは多分江戸の物語と思うが、現代的であるのも面白かった。何しろ最初のセリフが「最近の若いもんは楽して儲けることばかり考えてる」なのだ。

いきなり何事かと引き込まれたら、つまり宿場町全体が博打場の切ったはったの世界になっているのだった。そういう所で情に流されると命取りになりかねないことや、それでも人情はあることや、近代の武器の登場で古い体制なんか一網打尽になるところなど内容の濃さも十分だけど、随所のアイデアとユーモアが最高だった。なるほどこういう作戦は日常生活に応用できるかも、みたいな。さすがは世界にとどろくだけのことはある。ああ、面白かった。その足で知り合いのやっている喫茶店に行ってご飯食べてコーヒー飲んで長居してしまった。夫がタイとインドに行くので送った時、彼の車の車検が切れる寸前であるのを知り慌てて車屋に持って行ったのが今日終わり夕方ピックアップしてきた。本日の外出はそれだけで、あとはずっと家でおとなしくしていた。

by kienlen | 2018-06-13 21:17 | 映画類 | Comments(0)

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