2018年 04月 21日 ( 1 )

『トラや』

南木佳士著。友達が貸してくれて久々にこの人のを読んだ。あまりに積んどく本がたまっているので新しいのを受け付けてる余裕ないと思ったけど、こうして読みやすくていちいち考えなくて読めてジンとくるのもいいなと思った。やはり好きだ、南木佳士。しかし作家として好きな人で会ってみたいと思う人がいないのはなぜだろう。トラというのは主人公ともいえる猫の名前で、一枚写真も入っている。うつ病になった医師の日々を綴っているという形式だけど、サラサラと引っ掛かりなく読めて、でも、ああとため息が出たり涙が出たりの場面は少なくない。大変良かった。こういう感情を本以外で味わえるかというと思い当たらない。今夜は暖かいし、映画を見に行こうかと思って早めの夕食をとったのに出かけるのが面倒になってしまった。それにしても暖かいってそれだけで幸福度の底が上がる気がする。落ち込む時の底が上げ底になっている気になれる。よって今日はそんな感じだ。そして暑過ぎたら思考自体が面倒だし、やはりタイはその点で幸福なのだ。来月ちょこっとだけ上海に行くのが決まった。友人の誘いにのったもの。シベリア鉄道の旅に付き合ってくれそうな人はいない。
by kienlen | 2018-04-21 19:13 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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