2018年 04月 20日 ( 1 )

決断

今日は複数の友人に会った日だった。午前の1時間は韓国語教室の初回に行った。そういえば今までも、仕事のない時に色々申し込んでお金を払っては挫折を繰り返してきたが、今回はそうならないようにしたい。それから友人その1に会った。そこで自己決定の話になった。こういう抽象的な概念をどう定義するかはきっと難しい議論があると思うのでちょっとおいておくとしても、自分としては自分で決めていると思うこと自体がどうなの、って気持ちをぬぐえずにいるのだが、かといってじゃあ誰とか何というのも分からない。それで、ご縁ですとか、めぐり合わせですとか、成り行きですとかいう表現しかできない。で、その後、夕食を別の友人と食べて、やはり決断の話になった。それから家に戻って、昨日友人が貸してくれた本の続きを読んでいたら、ああ、こういうくだりがあった。

「ようやく活字に目を通し続ける気力がよみがえってきた時期に読み返した西洋哲学史の本のなかに、本当の決断とは状況判断することではなく、状況そのものを引き受けることなのだ、という先哲の寸言を見つけたとき、出来事に遭遇した際の貴重な忠告をもらったようで、ありがたかった」。ああ、これがぴったりだ。なんというタイミング。メモメモというわけでここにメモっておく。この本、私がその友人に貸してくれと言ったことを忘れていて「今は読めないな」と言っていったんはお返ししたのだが、別の本を借りることにして、でもやっぱりこれも借りておくと言って借りたもの。南木佳士の『トラや』という本だ。この作家がなんで好きなのか分かる気が、自分自身に対して改めてしている。読めないやと言った本を真っ先に読んで感銘を受けている。ありがとうございます。これはやはりご縁というものでしょう。でも借りるという決断をしたのは私、いや、その友人の陰なる熱意か、いやいやそういう諸条件が絡んだ上のことなのだろう。

by kienlen | 2018-04-20 22:10 | その他雑感 | Comments(0)

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