2018年 03月 03日 ( 1 )

引っ越しの朝

本日アパートを引き払ってホテルへ、という朝。何も心残りはないとは言えないが、もっといたいかといえば、それに対して肯定もできない。物事ってこのくらいで動いていくのがムリがないような気がする。すごくこうしたいとか、すごくこうしたくない、というのではなくて、一息おきて、まあ、それもいいね、という程度で、あとは外圧任せというか。少なくとも自分はそんな感じ。何か決定的なことじゃあないけど、スコータイであったことが、日本人とタイ人のギャップを感じることになり、実は後味が良くない。同時に、自分の感覚を信用できると思えたのは収穫ではあったけど、結果的には、後味が良くないのだ。押し切れば良かった。でも、おかげで面白い経験もできたのだったが。
f0104169_22482322.jpg
持ち帰り荷物は重量オーバー必至だし郵便で送るのが妥当だったけど、つい変な気を起こして、最後に遊びに来た日本人の知人が何か欲しいものがあったら持って行くとメールくれたのに対し、もう何も要らない代わりに荷物少しお願いできないかといってしまったのだ。オーケーだったので、運賃分くらいの食事をごちそうすればいいやと軽く考えていた。しかし、荷物をホテルまで運ぶ手間と費用、日本で東京へ取りに行く手間と費用、そして結局、親しい友だちでもないのにバカなこと頼んじゃったなあという気持ちからお礼をはずみ、つくずくお金で解決できることなんて最初からそうした方がシンプルで心の揺れもないよなと感じ入ったのだった。この背景には、自分の場合、自分にできることならやってしまうし、その許容量がかなりあるという事情がある。これって一般的に言われる、人が好いってことになるのだろうか。でもそれを言ったら笑われそうだし。付き合いの程度の深さ浅さとは違う次元で、サクサク分かる人と、そうでない人はいる。ここが面白いところだ。今回の異国での10か月でもそれを確認。引っ越しの朝に考えることがこれか…。


by kienlen | 2018-03-03 09:55 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
プロフィールを見る