タイ人と暮らすラムバーク(やっかい)な日常
2024-03-18T09:55:31+09:00
kienlen
信州で読んだり書いたりタイに住んだり戻ったり旅したり
Excite Blog
梅は咲いたか
http://kienlen.exblog.jp/33902319/
2024-03-18T09:55:00+09:00
2024-03-18T09:55:31+09:00
2024-03-18T09:55:31+09:00
kienlen
旅
これではまだ真冬の光景。こっち側が春っぽくならないと山の白さとの対比にならない。と、こういうふうに思うことの方が自然に反しているとも言える。いつ行っても素晴らしい景色であった。写真では分からないが。露天風呂が使えるといいけど、と思っていたら大丈夫だった。それから、いつものカフェへというよくやるコース。
美味しかった。最近忙しいそうだ。春は浮かれる季節なのだ・展望台からも山見学して目的を果たす。温泉に入ってきたことを伝えたら、露天に入れるかと、知らないお客さんから聞かれた。これから移住してくるのだそうだ、定年になったから。この景色に魅せられて、というから分かります、と答えた。
ついでに梅園に寄ってみたがまだまだ。
これって一分咲きくらいなんだろうか。旅から戻って旅計画再開した。
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予約疲れ
http://kienlen.exblog.jp/33901871/
2024-03-17T21:08:00+09:00
2024-03-17T21:08:13+09:00
2024-03-17T21:08:13+09:00
kienlen
旅
『ドレスデンの落日と復活ー精神科医が見た東ドイツ終焉前夜』
http://kienlen.exblog.jp/33897216/
2024-03-15T08:22:00+09:00
2024-03-15T08:22:14+09:00
2024-03-15T08:22:14+09:00
kienlen
読み物類
寂しいということ
http://kienlen.exblog.jp/33894554/
2024-03-14T08:36:00+09:00
2024-03-14T08:36:08+09:00
2024-03-14T08:36:08+09:00
kienlen
家族と子供の話題
結局、父は私の予想した通りだった。それほどゆっくりもしたくないので、最初から招集したポイントを尋ねると「1人で寂しくなった」と言うからびっくりして「じゃあ、今まで寂しくなかったのか」と聞くとうなづくから、思わず「楽天的な人ね」と言った。寂しさの感覚というのは、人によって相当に違うものであるとは感じていたが、目に見えないものなので掴みようがない。帰りの車の中で弟も「1人が一番いいので結婚なんかしたくなかったが、誰でもいいから結婚しないと恥ずかしいと母に言われて結婚したら、今度は離婚しろと言われた」と憤慨していた。そういう親であることは同じ親に育ったので分かる。あの親からよくここまで真っ当な人間になったものだと、今も感じているのは傲慢なのだろうか。大変なのは自分だけではなく弟もだったのか、しかも田舎の「長男」であるからプレッシャーは比較にならない。この点の申し訳なさみたいなのはちょっとあり、今回の旅行のことも遠慮がちに伝えてあったが、彼は彼で海外旅行願望はないが国内は乗りまくっている人なので問題なかった。それにしても、人の人生を左右するのはほんのちょっとのことなのだと思えてならない。弟があの立場で私のようなタイプだったからおかしくなるだろうし、もっと強かったら家と決別するだろうし、もっと弱かったら生きていないかもしれないし、どうなったところで自分への影響は多大であるし、母が生きていたらそれこそどうなっていたかとか、全然意味のない仮定をしてみたりする。結局1人が平和なのである。結婚って、寂しがり屋が弾みでしてしまうか、外圧でしてしまうだけのものかもしれない、と言ったら夢も希望もないが。
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『ドレスデン逍遥ー華麗な文化都市の破壊と再生の物語』
http://kienlen.exblog.jp/33891069/
2024-03-12T11:56:00+09:00
2024-03-12T11:56:26+09:00
2024-03-12T11:56:26+09:00
kienlen
読み物類
ドイツというとナチスのことは本でも映画でも山のようにあって、自分も結構見聞きしてきたように思うが、当然それだけではないはず。この本ではまず、ドレスデンがいかに徹底的に破壊されたかを偶然知り合ったという人の語りを通じて描かれる。全然知らなかったことだらけ。それからドレスデンがどうしてこんなに豪華絢爛の美しい街になったのかというのを歴史から描く。全体に物語調のエッセイで、とっても面白く読める。まだ中世のことなのに、行ってもないのに行ったような気分になれるくらいの臨場感。で、著者の最初からの疑問は、ここまで破壊されたのをなぜ再生したのかということにあるようであるが、ここも非常に興味深い。もし京都が破壊されていたらこうして再生するだろうか、否であろうといういう暗示があり、日本人ってここまでの執念はないよなと思うのであった。この辺は押し付けもなく分からないところは分からないといい、全体にとても好ましい本で感動的だった。ああ、良かった。それにしても、読むべき本山積み。
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温泉と肉食
http://kienlen.exblog.jp/33888126/
2024-03-11T07:50:00+09:00
2024-03-11T07:50:52+09:00
2024-03-11T07:50:52+09:00
kienlen
旅
花は力がなくて綺麗とは言い難かった。狂い咲きしたのが枯れかけているという感じ。空の色が綺麗だった。今年は遅い雪でまだ冬景色。
そこに春っぽい日差し。気温は低い、3月の典型。
起伏があって散歩するのにちょうどいい。春になったら。
こんな小さいのに蕾になっているのは、大きくなるリスクを避けているのかもしれない。父がヨボヨボしながら風呂から出てきてヨボヨボ食堂に行き、娘は食べることしか考えず、私は苔やら土の様子やらを見ている。それで肉食。
運転手はビールも飲めず、こちらは娘のもの。私が気に入っているのはサフォークのワイン煮で3回も続けて食べてしまった。次回もそれでいい。熊のいないところでハイキングしたい。となると、九州か。スイスを歩こうというお誘いもあるが、歩けるうちなら行くと答えてある。
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『ヤン・フスの宗教改革ー中世の終わりと近代の始まり』
http://kienlen.exblog.jp/33886896/
2024-03-10T08:55:00+09:00
2024-03-10T08:55:32+09:00
2024-03-10T08:55:32+09:00
kienlen
読み物類
出だしはタイトル通りでそのまま行くのかと思ったらヤン・フスがその後も中心になるわけではなくて、後半は確か著者の専門だったと思うフロマートカという方の本の引用と解説が主になる。「宗教改革から明日へ」という本の引用部分がすごく多く、ただこれを見ると、面白そうな本ではあるなという感じはある。それにしても、目の前で佐藤優のように宗教について解説されるたら入信しますとなりそうな気がすると終始感じながら読んだ。一神教は嫌だとか、知りもしないくせに言っている自分が恥ずかしくなる。ということはともかく、相変わらず、偉大なる知性と呼びたくなるものだった。この間、書店で村上春樹を神学から読み解くみたいな本を発見して読みたいなと思ったが、その前に騎士団長殺しなど、読んでおかないとならないと思って保留にしてあるが、やはり読んでみようという気になった。昨日これ読んで、次にポーランドの歴史を読み始めているが、冒頭からすっごく暗くなる話で、どうしよう。かといってガイドブック読む気になれないし。
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家族の中における地位
http://kienlen.exblog.jp/33885906/
2024-03-09T09:10:00+09:00
2024-03-09T09:10:02+09:00
2024-03-09T09:10:02+09:00
kienlen
家族と子供の話題
それで思ったのだが、家族の中における地位というのは厄介なのかもしれない。会社だったら社長が交代したら役割も交代するわけで、少なくとも公式にはそういうことになり、責任の所在もそういうことになる。家族だってかつては、隠居とか言って主人の交代が行われていたのだ。うちのように下層庶民のうちはそんな大それたことはなかったと思うが、上層の真似をするのが下層であるから、そうだったかもしれない。父と弟の関係では、誰が首座に就くかについても、一瞬は躊躇がある。弟が就かざるを得ないのであるが。私は楽である。こういう環境において女のやることはお茶くみとかの雑事である。ただこれも男が「後継」という田舎において男がいたからまあスムーズというか、慣習と現実に齟齬がないが、そうでない場合は、色々あるのかもしれない。父はもう自分がダメになっていることを自覚したようではあるが、お坊さんにも「介護認定してもらおうと思ってもまだダメだな、よくて要支援1だ」と言われていた。年寄りばかりの土地を歩いている坊さんはそういえば一番詳しいかも。盲点だった。坊さんは事情に詳しくて頭がいい、と父が感心するから「だってそれ、仕事でしょ」などと私が言うと白けるのであった。珍しく弟と話す機会があり、父がいかに自分勝手な人であるかについての見解で、双方「自分も勝手だが、あの勝手さは異次元だ」で一致した。もうあれでは温泉も外食も無理だと思っていたら夜「もう頭おかしくなったと思っていたら、この重荷が済んだら回復した、温泉行きたい」と電話があった。
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『チェコとスロバキアを知るための56章』
http://kienlen.exblog.jp/33884396/
2024-03-08T16:17:00+09:00
2024-03-08T16:17:13+09:00
2024-03-08T16:17:13+09:00
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読み物類
間違いだらけの日々
http://kienlen.exblog.jp/33854730/
2024-02-26T08:46:00+09:00
2024-02-26T08:46:34+09:00
2024-02-26T08:46:34+09:00
kienlen
その他雑感
歳のせいであるということになった。今回は仕事じゃないので謝って済むが、つい先頃も、とんでもない失敗をしてしまった。娘とランチしていたら電話があって、翌日の仕事先のはずの人が「何時にいらっしゃるんですか」と多少不機嫌そう。「早めに伺う予定にしています」と言ったら「もう11時45分ですよ!」。ここまで話して気づいた。明日でなく今日だったのだ。ものすごく焦った。どうしたらいいですかと聞くと、どれくらいで来れるかと聞かれたのでメドを言うと「お待ちしてます」と言うから飛び出して自転車漕いで、車に乗り換えて駆けつけた。といっても、事故の方がまずいので急ぎはしないが。で、これが歳のせいで最近のことかというと、同様の勘違いは何度も経験している。それで毎日スケジュール帳を確認するようにしていたのに、このところは現役気分が減少していて、それなのにスケジュール構成がなんだか複雑になっていて、仕事と遊びの区別もつかず、父も娘もスケジュールに入るようになっている。そしたらついこの間はまた別の友達から「ダブルブッキングしちゃったから、一つ引き受けてくれないか」という打診。説明を聞いて、自分だけではないのだと知り、それに、できることだったので引き受けた。代理人が間違えたらさらに問題だろうから、気合い入れる。
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『アジア発酵紀行』
http://kienlen.exblog.jp/33849771/
2024-02-23T14:44:00+09:00
2024-02-23T14:44:58+09:00
2024-02-23T14:44:58+09:00
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読み物類
『カフカはなぜ自殺しなかったのかー弱いからこそわかること』
http://kienlen.exblog.jp/33844699/
2024-02-21T08:27:00+09:00
2024-02-21T08:27:57+09:00
2024-02-21T08:27:57+09:00
kienlen
読み物類
カフカについては知らない。小説を一つ二つ読んだだけ。プラハに行った時に、まさにカフカの街であると感じたのと、お城の近くにあった部屋を見学したのと、カフカ館に行ってみたのと、娘が、ドイツ語を専攻している友達にプレゼントするといってカフカのドイツ語本を買おうとして店員さんにドイツ語で話しかけられて両者全く分からずにいたら英語で、これドイツ語ですよと言われてドイツ語できる人へのプレゼントなんですと答えたという思い出はある。で、その執筆に借りていた部屋は宮殿の近くに、として、この本に出てくるのだ。ジメジメしていて日当たりが悪くて、それが結核という病の原因だったようだ。で、この本がどういう内容かというと、2回も婚約したのに結婚までに至らなかった恋人とのやり取りを手紙中心に構成して、そこからカフカの人となりを浮かび上がらせるという感じ。当然周辺の人間関係も入ってくる。家族関係も。で、本の意義としてはカフカは現代的であるから参考になりそうだという含みがあるが、全くその通りだと思う。分かるわあと感じて涙がじわっとなる人が膨大にいるんじゃなかと思う。読み終えて思い出すだけで胸が痛くなる。しかし自分が現代人に入る年齢かというと違うのだが。変身以外にちゃんと読んでない気がするが本棚にはあるから、読みたいと思うがそういう本だらけという大問題もあって、いくつまで生きたら読み終えられるのだろうか。それにしても自殺しなかった理由っていっても40歳で亡くなっているのだから、時間が足りなかったともいえるかも。今みてみたら今年が没後100年なのだ、その年にプラハに行けるのも何かのご縁かもしれない。
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父からたくあん漬けをもらう
http://kienlen.exblog.jp/33842304/
2024-02-19T08:09:00+09:00
2024-02-19T08:09:36+09:00
2024-02-19T08:09:36+09:00
kienlen
家族と子供の話題
あそこまで生きれば怖いものなしで言いたい放題である。料理人でもある弟がマメに運ぶ料理に感謝するよりも「栄養がありすぎて殺されてしまう」と言い、まあ確かに鰻やカツや刺身や揚げ物をよくもここまでの高齢者にやるよなというのはあるが、殺すつもりなら別のものを与えるだろうから、そうは感じられない。食べきれないと私に回ってくるからありがたくいただいている。心身ともにガタがきているのはもちろんだが、できることを自分でやり、できないことは認め、毎日酒を飲み、温泉に行ったら昼間から飲み、それにもう将来を憂うこともなく問題が起きたって自分ではどうしようもないと観念できるし、羨ましい限りといっても、だから自分もそうなりたいかというとまた別問題。しかし一番思うのは料理を自分ですることは大切なんじゃないかということ。自家製たくあん漬けがうまくできたと前から言っているからくれと言ったら「もったいないからやらない」と前回言っていたのを今回くれたので、くれないと言っていたでしょうと言ったら、それも覚えていなかった。柿の皮など色々入れたということで大変美味だった。
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『家族と国家は共謀するーサバイバルからレジスタンスへ』
http://kienlen.exblog.jp/33840292/
2024-02-17T17:02:00+09:00
2024-02-17T17:02:00+09:00
2024-02-17T17:02:00+09:00
kienlen
読み物類
印象的だったのは、信田さんの話を聞いて「知らなければよかった」という人がいるという話。このことは当然考えることがある。フェミニズムもそうだしジェンダーもそうだし、その他色々がそうだと思うが、知らないでいるという選択もあるわけで、あるいは、そもそもそんな切羽詰まった状態にならなければ知らずにいられるのだ。ここの違いが何なのかが自分などは興味あるところ。同じ状況になったって受け止め方はそれぞれ違う。自分は親に対して相当の恨みを抱いているが、じゃあ他の人が自分の立場でも恨むかというと、全然そうは思わない。別に普通の人たちなので悪気もないのである。それなのに恨む自分がいけないのかというと、そうも思わなかったからなんとか生きてきた、という感じ。そんな中途半端な者にとってやはり救いだったのだと今も思っている。懐かしさを覚えた本だった。それにしても信田さんってまともと思っていたら業界では異端なのだというようなくだりがあった。業界人でないから分からないが、自分がまともと感じる人はどうも異端であることが多いらしいのもおかしなもんである。貸してくれた友達とちょっと語りたい気分。
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「パーフェクトデイズ」
http://kienlen.exblog.jp/33839048/
2024-02-16T14:44:00+09:00
2024-02-16T14:44:39+09:00
2024-02-16T14:44:39+09:00
kienlen
映画類
とにかく私は終始、なんで友達はこれを推奨したのか、私が好きそうだとまで言うのは何の理由があってのことなのかを考え続けていた。そこまで言うほどの面白さは、自分には感じられなかった。ただ、こういう映画こそ映画館でなければ絶対に見ない、出だしで飽きて別のをサーチしてしまう、と言う点で映画らしい映画なのであると娘に言われた。確かに。娘は好きだそうだ。日本映画っぽいのだそうだ。小津安二郎っぽいのだそうだ。と言いながらネットで検索してみて納得していた。この監督は小津が好きみたいよと。私は黒澤明の方が好きなのである。でもこれは年齢のせいもある、歳とると歴史小説好きになるみたいなもんだろうか。そんなわけで話題にするにはいい映画で、ハシゴして飲み歩いてしまったのだった。
それから何日も経って思うことは、インパクトはこういう映画の方があるのだなあということ。シーンを覚えているんだから。役所広司の表情が忘れられるわけないし。それにしてもなんでこんなに人気なのか知らずに検索したら何かの賞を取っているのだった。なるほどなと思った。トイレ、掃除、静かで受容的、実に日本らしさのオンパレード。友達になんでこれを私が好きそうと想定したのであるかと聞くと、自己完結的だからと言われた。そうじゃないと生きていかれないのであるという不幸を嘆くのが不幸なのかどうかは知らないが、まあ、あの感じは違和感なさすぎて、だから飽きたのだが、それよりも映像美とか景色とか見ればいいのである。東京っていい街だなとも思ったからプロモーション映画としてはいいんだろうなと思った。この間の熱源で本の良さを再発見し、この映画でやっぱり映画館へまた通おうと決意を新たにしました。
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