人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ちょっとキツイ朝だったな

昨夜は子供達に会わなかったわけだ。方や高校に入ったばかり、方や進級して新学期と、あまり放置しておけない時期であることは承知している。今朝は、昨日配達だった生活クラブ生協の食材をピックアップするのを忘れていたことに気付いて私は慌てて取りに行った。娘がちょっとした事で泣いていてブスっと登校、息子は極度に不機嫌で何もしゃべらないまま出て行った。こういう事をいちいち気にしているわけにはいかないが、かといって気にならないというわけにもいかない。機嫌なんて毎日変わるわけで大きな流れを見つめる事だ、と自分に言い聞かせる。しかし、大きな流れって何だ、とも思う。小さな毎日の積み重ねであるから、大きい方に飛ぶのは逃げじゃないかと思ったりもする。ちょうど、4年前の今頃、家の建設が終了する前に仕事を受注して電話とパソコンを備えた事務所がすぐに必要になり、古い家と未完の家の間を子供やら布団やら乗せて行き来していた。家庭訪問も未完の家で床の上に座ってもらってやった。その間に電話は入るは何だで先生から「おおお、お忙しそうですね…」と言われて、いえいえ、とは言ったけど結構大変だったんだ。暇な今となっては懐かしいが…。

その時はまだ2人とも小学生だったからまだ親が子を連れ回すことができる段階だった。夫は店だけで余裕なく、私は新しい仕事で余裕なし、という状況。ところが後から先生に、息子も娘もちょっとヘンになっていたような事を言われた。気付かなかった自分が情けないが、気付かないからできるってこともあるわけで難しいところだ。今は、多分あの時に似ている。違うのは、子供の年齢だ。高校生なので行動は自由になるし、体は大きいし、親の決断に従わざるを得ないという時期を越えてしまっている。見方によっては楽だが、家出だって破壊行為だって自滅行為だって何だって可能なのである。ウチの場合自滅行為はしそうにないが他は何でもしそうだ。しかも体のサイズも大きいから衝撃も大きくなることだろう。ここまでは親として誰もが似たような悩みを抱えているのだと思う。きっとこの先の対応が家庭運営や子育ての方針という形でそれぞれ違ってくるんだろうな。と、考えていたら夫が「今日は店の手伝い頼む」と言って出て行った。分かってる、店をつぶすわけにいかない。仕事か家庭かとか、子供より大切なものがあるかとか、対比的な話しは多いが、生きているってことは何かと何かを比べる事じゃなくて包括的なものだ。まあ落ち着こう。
by kienlen | 2007-04-18 10:32 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

信州で読んだり書いたりタイに住んだり戻ったり旅したり


by kienlen