国王誕生日から中国正月までの電飾
2006年 12月 24日
バンコクのクリスマス電飾は私がいた頃から華やかだった。今回は夜の外出の機会がなくてよく見ることができなかったけど、インターネットカフェを探している時に通りがかったデパートの前はこんな具合だった。仏教徒がほとんどなのにデパートはクリスマスソングばかりだし、サンタの人形がはっていたり、どこもかしこも同じかとうんざりだった。タイの事情としては、12月5日が国王誕生日で父の日(そして王妃誕生日は母の日)で、この頃から祝賀の装飾であふれ、そのままクリスマスから新年、そして1月中旬から2月にかけてその年によって異なる陰暦で祝う中国正月までお祭り気分は続く。で、4月にはタイの新年で公式に連休となる水かけ祭りがあるしで、1月から4月までに新年が3回もあるのだ。
経済を牛耳っているのが中国系の方々なので、いつもの渋滞が消えて公休ではないのに多くの会社が休みになってボーナスがでるのは中国正月の時期である。私はこの時期にマレーシアのペナン島に旅してさんざんな目にあったことがある。いつものように宿の予約などせずに安いゲストハウスに泊まるつもりだった。ところが、どこもいっぱい。ゲストハウスなんかいくらでもあるから、最初はあせらなかったが、そのうちに夜も遅くなって断られ続けてひどく不安になった。中国正月でみんなが移動している時だったのだ。やっと1部屋空いている宿が見つかって、ともかくほっとしたことを覚えている。あれ以来、あまり無謀なことはやめようと思った。今回だって、旅行社がチェンマイのホテルがどこも混んでいて取りにくいといったって、現地に行けばなんどかなる、という気持ちがあったのを抑えて日本から予約したのもあの経験があったせいでもある。
by kienlen
| 2006-12-24 23:27
| 旅
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