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ふるさとの味満喫と最近のビル

「ふるさと自慢」というイベントに行った。県内各地の農産物のブースが並んで、食べたり飲んだり買ったりできるのが楽しくて毎年行っている。今日は娘と行こうと思っていたら友人も加わって3人。息子も誘ったのだが、友達とバスケットで遊ぶ方を迷いなく選んでいた。彼はいろいろと問題を起してきたから現在小遣いなし状態が続いていて「おにぎり作って」というからランチ用に持たせる。イベント会場は大変な人出だった。ソバを食べようと思ったが屋台は行列で、娘が空腹を我慢できないというのでおやきを買ってやる。それから自家牧場の豚から作るソーセージを食べる。1本200円でこの味と大きさはまことに良心的。高原の牧場の乳牛から絞った乳で作った飲むヨーグルトを購入。飲むヨーグルトは息子の好物なのでおみやげ用。ピーマンを袋に詰め放題で100円という店の前で娘の目は釘付け。ウチにもピーマンはたくさんあるが、それも買う。大きいのを14個詰めて100円。友人もやって、ちょうど同じ数だった。

それからソバの行列が少し減ったので並ぶ。かけそば500円。これは儲かるよねえ、と友人と話す。あのソーセージの手間を考えると逆でもいいような気がするのだが、価格が何によって決まるかは、そうシンプルなものではないのだろう。若いセロリ大束100円、大きなキャベツ150円等を購入。農家の人が直接売るので講釈を聞くのも楽しい。昨年は、かまどで作る自家製味噌で出店しているおばあさんがいて、今年も会えることを楽しみにしていたのにいなかったのが残念。美味しい味噌だったんだけど。その後、娘はいとこの家に遊びに行き、友人と、紅葉が進んでいる高原をドライブした。秋晴れの1日はこうして過ぎた。

活性化が行政の目的でもあるらしい中心市街地に、最近、市の施設と放送メディアが一体のような建物ができて、私などは、これでいいのかと仰天しているのだが、世間は歓迎なのか、とりあえず賑わいが見られる…らしい。しかし、何の個性もないつまらないビルの前を通るたびに、この施設のテナントが撤退したらどうなるんだろう、と想像してしまう。もっとオープンな市場のような場所だったら…今日のイベントのようなブースが毎日あったら楽しいだろうに、と夢想してしまう。タイのマーケットや屋台のような。人や野菜や生き物の存在を感じられる所。それが中心市街地にあってもいいと思うのだが。
by kienlen | 2006-10-14 23:52 | 地域 | Comments(0)

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