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子供以来の命名思案

ずっと名前を考えていた。グループあるいはネットワークの名前。組織が苦手だし、協調性もないしで、特に属しているところはないが、やってみたいなと思っていることはいろいろとある。共生社会を考えるとか、そんなようなこと。身近にこれだけいろいろな国の人が暮らしていることだし、国際交流だとか支援だとかの団体はもちろん多い。でも、何か物足りない。個人が国を背負ってきているわけじゃないから、どこの国の出身であれ、個人として当たり前に接するような方向になってもいいのに、という思いがある。ただ、これは人の問題だけでなくて、社会の仕組みが暗黙知によって支配されているという大きな問題もある。例えば学校のPTAや地区役員などもその典型だ。日本人の自分でさえ、何が何だから分からないことだらけ。自分の経験でも、地区内で「○○さんが役員やってないけど、やってもらっていいんでしょうか」と上層部の人に相談している場面を見たことがある。「外国人だからって特別扱いもヘンだからやってもらった方が…」とか言っていた。

PTA役員ももちろん外国人も平等。しかし文書の日本語も分かりにくいし、会議も意味不明の言葉だらけだ。労働市場一部開放か、なんて議論があるなら生活の場も少し見直した方がいいと思うことが多い。それで、何かできることをしていくべきじゃないか、と思ったりはしょっちゅうだが、それより本でも読んでいる方が好きだし日銭稼ぎをしなくちゃならないし手が回らない、に引っ張られている。それが先日、長いこと日本語を教えたりのボランティア活動をしてきた友人から、新しく教室を開きたいが諸事情あって、形だけの代表になってくれないかと頼まれた。結構強引。代表より参謀の方が好みだが、でも、ひとつのきっかけかも。それでとりあえず名前を付けようかと思った。やっぱタイ語から取りたい。「あるん」はどうだろう。暁という意味で娘のタイ語の名前もこれに近い。でも3文字はすわりが悪いな。「るんあるん」にしようかな。意味は同じ。ネットで検索してみるとチェンマイの温泉がこれだ。「くるんあるん」はどうだ。「来るん在るん」って語呂もいいじゃないか。造語だからきっと他にはないだろう。クルンは都という意味だから一応意味も通る、ような気もする。名前を考えるくらいなら楽しいだけだけど、それ以上は…どうだろう。
by kienlen | 2006-09-22 23:28 | タイ人・外国人 | Comments(0)

信州で読んだり書いたりタイに住んだり戻ったり旅したり


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