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店舗探しを始める

今日はちょっと朗報があった。夫が電話をかけてくるなんてことはめったにないのに、気づいたら着信記録があったので電話してみたら「コックさんのビザがおりた」ということ。以前から、タイから料理人を呼びたいと思っていたのだが、かといってそう簡単ではない。腕はどうか、性格はどうか、信用できる人かどうかを考えると、リスクが大きい。そしたらたまたま夫も面識があって、日本のタイ料理店で働いた経験もある人が、再来日したいということで連絡があって、決断したもの(らしい)。ビザ申請のための書類に自分で記入しようと試みたようだが、さすがに難しくて私がいったん預かったのだが、定型文書が極度に苦手で、もう見ただけで体も頭も拒否反応。でも、がんばろう、と思ったがダメだ。「行政書士に頼むのがいいよ」と言って夫に返したら、友人の手を借りつつも自分でやったようだ。子供と外国人の自立促進には手助けしないに限る…?

そうなると、前のオーナーからそのまま引継ぎ、店名もそのまま、用具類も古いままの今の店では物足りなく感じる。ここらで再スタートの機にはいいかもと思って、さっそく商工会議所に相談に行ってみた。今まで無縁だった、中心市街地活性化の助成金等も視野に入れようと思ったのだ。が、突然いい物件があるはずもなく、それに家賃はどこも思ったより高いことが分かってがっくりして帰る。今の店のやり方で、タイから来るコックさんにまっとうな給料を支払ってやっていくことは相当に困難だろうと思われる。かといって広い場所を借りて家賃が上がったら、経営面に腐心することになる。それは避けたい。売り上げを伸ばすために回転を良くするような方向にはしたくない。ちゃんとした美味しいタイ料理をリーズナブルな値段で、ゆっくりし楽しんでもらいたいという方針は夫も私も同じ。一皿一皿、お好みをリクエストできる不合理なタイ式を変更したら、夫にとっても私にとってもタイ料理とは呼べない。次から次へとブログのネタは新登場してくれるが、もうちょっとは安定が欲しいと思うのは贅沢なんだろうか。
by kienlen | 2006-09-07 22:59 | 仕事関係 | Comments(0)

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