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ブラック・クランズマン

この間、この映画を見た。町に出たついでに何かと思って映画館の前に行ったらちょうど知り合いがいて、何を見るんですかと聞いたら、顎でこれを指した。ちょうど始まり時間まで10分か15分でいいタイミング。全く何も知らずに見てみることにした。観客は4人ほどいたから結構入っていたといえる。非常にいい映画だと思った。これ、結果がハッピーなのかアンハッピーなのか知っておいてみた方がいいと思う。そうでないとハラハラし過ぎで、途中で何度もスマホに目を落としてしまった。安心して見ていいのだと知っていればそんな残念なことをしなかった。実話だというクレジットが出たが、まあ、大胆なお話だった。ストーリーはとにかく面白いし、役者もとっても素敵。そして人間の恐ろしさも優しさも感じられて、アメリカ映画ってこういうのもいいのね、という感じ。というか、まあ、日本では現時点ではあり得そうにないもの。黒人とユダヤ人差別がテーマなので。

人間って役割を与えられるのが一番嬉しいのじゃないかと日ごろから思っているが、前にナチスの関連の本を読んでいて、女性が活躍できるということで入隊したというくだりがあった。なるほど、あり得ると思った。この映画でもそういう描き方があり、共感できた。内容に共感というんじゃなくて、そういう観点に。内容はおぞましいもので、よくぞここまでと思うが、差別、いやもう抹殺までしたいと思うに至る心情というのは、案外こんな具合なのかもしれないと思った。そして世界にはこのおぞましさがあふれている。うーん、もう一度見てもいいけど、時間がないな。もうちょっと一所懸命見れば良かった、非常にいい映画なのだ。警察ってとってもいい組織なのね、という気にさえなってくる。

by kienlen | 2019-05-13 21:28 | 映画類 | Comments(0)

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