告白小説、その結末

明日は早朝4時半のバスで東京行くので眠りたいが眠くない。自覚としては暇なはずなのに、どうして時間がないのか分からない。今日も一日中運転していた。というような昨今だが昨日、この映画を見に行った。ゴーストライターのポランスキー監督作品とのこと。ゴーストライターも非常に面白かったが、これも非常に非常に面白かった。雰囲気はそっくり。後味もそっくり。人気作家のサイン会が始まりの場面。映像がほんと好み。サイン会もパーティーもうんざりな感じの作家のところに若くて素敵で謎めいた女性が近づいてきて、作家はすっかり気に入ってしまう、ああ、ちなみにこの作家も女なので男女の恋愛ものではないし同性愛ものというのでもない。作家は次作への意欲満々で夫も協力的なのだが、そう簡単に書けるものではなくて苦しんでいる。この苦しみ方が演劇的でシンプルでおかしい。で、この若い女性もゴーストライターなのだと名乗のり、作家の生活にすっかり入り込んでしまって色々な工作をするのだが、目的が何なのか分からない。彼女の言葉はことごとく嘘かほんとか分からない。分からない分からないと思っているうちに殺人か、というようなスリリングなシーンもあり、とにかく謎めいて不可解なのに面白い。最後まで不可解さと面白さは同じ。ああ、すごく好みだった、音楽も良かったし。喜劇であり悲劇であり人間的であり機械的でもあり。この間のビューティフルデイの不可解さで自分の理解力を激しく疑ってしまったが、これは違った。比べるものでもないが、こちらはとっても好きです。いいところ突いてる、心当たりありあり。映画の後は、久々の友人とイタリアンの店で豪勢な食事とワイン、美味しかった。
by kienlen | 2018-09-18 23:22 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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