タクシー運転手

バンコクの人と2時間以上も電話で話していたらこんな時間になってしまった。それで正確には昨日のことになってしまうが気持ち的には今日、この韓国映画を見に行った。昼間通りがかりに上映スケジュールを見るとこれやっていて、帰りがけに見ようかと思ったが、それにしては時間がありすぎたのでいったん家に戻って出直して見た。特小スクリーンが残念だったけど、却ってその方が良かったと思った。これを大画面で見たらあまりに辛すぎる。観客は思いがけずに多く、20人くらいいたかな。偶然友人を見かけて声かけたら家族4人で来ていたので、大人数のうちの4人は彼らなのである。これを見たのは予告で面白そうだと感じたから。実際に見た結果は、大変面白かったが大変辛かった。しかし見る価値のあるものだった。

光州事件という名前は知っているけど具体的なことは知らなかった。シンプルにいうと、軍が、つまり国家が国民を弾圧、つまり殺した事件で、その現場が光州という場所。事実を題材にしているとのことだが、かなりユーモラスな味付けをしつつ映画っぽいアクションシーンもてんこ盛りな映画らしい映画だった。内容はシリアスでとても見ていられない場面もあった。1980年の出来事なので、自分としてはつい最近なのに、しかしほんと何も知らない自分に唖然。少しでも知るきっかけとして映画は貴重。韓国人の人情とジャーナリストの役割が何かについてがビシビシ伝わってきた。タクシー運転手役の主演俳優は、私程度の観客でも韓国映画でよく見る人だけど、名前も知らないけど、実にうまい。それと悪役というか冷酷無比な軍か警察かの俳優も強烈で夢に出てきそう。アクションシーンが大げさだったけど、それくらいないと、表現まで深刻過ぎたらとても辛すぎるので、映画で見せるには素晴らしいのではないだろうかと感じた。つまり映画の役割。面白かった。

by kienlen | 2018-06-15 00:52 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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