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瞑想キャンプ中

金曜日の夕方から、近所のお寺の瞑想キャンプに参加している。瞑想は前々から興味があったけど、日本にあるタイのお寺でさわりだけ教わったことがあるだけで実践したことがない。それに日本にいると瞑想が日常的にも感じられない。タイの仏教では瞑想は大事で、タイ人たちはよく休日に寺にこもっている。これがどういうことかイメージしにくかったのもあって、この辺にいる各国からの留学生たちに混じって参加してみようと思ったのだった。受付で名前とか学歴とか住所とかを書く。そして当日夜7時から始まり。留学生たちが大幅遅刻のため加わった時にはもう始まっていた上に難しい言葉の多い話しだったので全部理解できたわけではないが、仏陀の話しをしていたのは分かった。スジャータの話しもでてきた。2人部屋と言われていたが遅刻して部屋がいっぱいなのでと、大部屋になった。部屋では自由でパソコンもスマホも禁止されていない。

翌日は5時から始まりで、瞑想の仕方の説明がある。姿勢はどうでもよくて、歩いても寝てもいいのだが場所が広くないので歩く、寝るは不便なので座ってとのこと。どうして瞑想するかについては、牛を比喩に使っていた。牛に紐をつけておかないとどこかに行ってしまう。そのように人の心が体を離れてどこかに行かないように紐の役割になるのだそうだ、理解間違いがなければ。身体と心の二元論の話しなのでこのあたりは分かりやすい。とにかく意識的であることと、フォーカスすべきは今この瞬間以外にないので、自分が瞑想している姿勢を目をつぶろうがつぶるまいが自由だが、描く。姿勢を変えたらまた描き直し。それによって今を意識できる。以上浅い理解。しかしお坊さんの話しは庶民に分からせるためなのでとても分かりやすい。くどくどした説明はなくて、とにかく実践って感じで2時間行い、分からないことがあったら聞けというやり方。7時に朝食。9時から11時まで瞑想して昼食。12時以降は固形物を取ってはいけない僧侶と同じく食事はここまでで夕食はなし。これを午後も夜も繰り返して夜9時におしまいとなる。瞑想は緊張してもいけないしゆるみ過ぎると眠くなったり気持ちがローイしたり、この感覚は日本語で何といえばいいのか、漂うか。気持ち、という日常的に使う言葉にも深い意味のあることを知り調べることが増えた。月曜日までだが、そこまでいられないので本日お寺を出る。

by kienlen | 2017-08-13 10:10 | その他雑感 | Comments(0)

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