『創作の極意と掟』
2015年 10月 25日
小説の書き方本の2冊目が本日の読書。図書館なので中身を見ずに借りてきた。筒井康隆だからというだけで。いつのかなと思ったら2014年の刊行、新しい。昨日のと違ってこちらは「色気」とか「凄み」とか、小説の味わいというんだろうか、そういう分類項目を立てて説明している。古今東西の小説の様式を分析紹介しながら、どんどん実験的な表現スタイルを追い求める著者の姿勢がど迫力。
筒井康隆を読んだのは若い頃。何を読んだかも覚えていないが、好きな作家と思っていた。でも、この本を読んで、ほとんどまったく何も読んでないことが分かった。勝手に好きだと思っていただけ。最近読んだのは、読書会の課題だったからの『旅のラゴス』。この本では、ちょこっと触れられていた。ファンに向けて先鋭化していく感じのスピード感みたいなのが面白かった。素人向けの実用書ではなくて高度。それでも読んでしまった。

私も読んだのは若い頃、中学か高校。『俗物図鑑』が面白くて『七瀬ふたたび』シリーズを読んだ記憶があります。でも、このコメント前にも書いたような気が、、。駄目だ、ラスコーリニコフの様に記憶が混濁している。
赤ひげは見たので映画は同日『マイ・インターン』を観ました。評判通り良かったです。妻に先立たれた70歳の再就職先が、ネットアパレルで急成長の若き女社長に仕える物語。設定が設定なのに若い女性も多かったです。
娘さんの急成長も凄いですね。
赤ひげは見たので映画は同日『マイ・インターン』を観ました。評判通り良かったです。妻に先立たれた70歳の再就職先が、ネットアパレルで急成長の若き女社長に仕える物語。設定が設定なのに若い女性も多かったです。
娘さんの急成長も凄いですね。
junさん、毎度ありがとうございます。マイ・インターン、ちょっと面白そうと思ってポスター見てました。若い女性が多いなんて、へえ、あんまりそういう場面見たことないです。
by kienlen
| 2015-10-25 23:15
| 読み物類
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Comments(2)