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新聞購読に伴うサービス

日本語新聞なしで10日が過ぎた。どっかの営業が来ないかと半分期待しているが来ない。4月はきっと忙しいシーズンなのだろう。社会の二極化が問題になっているが、周囲を見ていてもひどく忙しい人と暇な人の差が大きいような印象だ。個々内のバランスは悪いが全体のバランスはとれていると見れば、一部の社会学理論的には安定した社会だったりして…。ちなみに今の自分は後者。ところで新聞販売にまつわるエピソードには「転勤だからキャンセルしたのに文句を言われた」とか「ドアに足を挟まれて怖かった」など、今だに発生しているらしいが、私も不思議な経験をしたことがある。

新聞の営業には珍しく、エアホステスみたいな制服の若い女性が来たので3か月とりましょう、ということになって申し込んだ。そのまま1年間契約更新もなしに過ぎた。で、集金の男性に「あの、契約更新してないんですけど…」と言ったら「じゃあ、洗剤でも持ってくるよ」と言う。契約更新=オマケおねだり、と受け取ったらしい。これも一種の業界用語なのだろう。それに、私にも実はそういう気持ちはあったのでコミュニケーションは成立といえる。でも、洗剤は要らないので「合成洗剤は使っていませんから、代わりにQOカードでもいただけませんか」と言った。彼は応答しないまま無言で帰っていった。ところが、私の留守中に洗剤が届いていたのである。次に同一人物が集金に来た際に「洗剤は要らないって申し上げたはずですが」と言うと、これには答えず「今日は契約に来たんだ」と契約書を出した。即刻お引き取り願ったのだが、今考えても理解できない一件である。QOカードが無理なら「そんな高級品が欲しいなら5年契約にしろ」とか「ウチでは洗剤しか扱ってない」とか言えば済むことではないだろうか。まっとうなコミュニケーションを恐れているとしか思えない事態に遭遇することは、その逆より多いくらいなので、これもその1つとやり過ごせばいいのかもしれないが、私はこういうことが気になってしょうがないので今後も考え続けるつもりだ。それを察知して営業の人が来ないのだろうか。
by kienlen | 2006-04-11 15:15 | 読み物類 | Comments(0)

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