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ベトナムでタイ料理が懐かしくなって

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仕事先に行くとお茶とお菓子を出されることが時々ある。きっと甘党の人なんだろうと想像する。進められるままにお菓子をいただき、甘すぎて閉口することも時々ある。一度それで懲りたので次の時に「せっかくで申しわけないですが、甘いものは苦手でして」と言うと「こっちかい?」とおちょこを持ち上げる振りをするから「はあ、まあそうです」と言うと、なんとその次の時に「じゃあ、これをやろう」とワインをいただいた。こんなことが時々あるわけはなくてそれ一度だけ。で、そのワインをクリスマスだしな、というわけじゃなくて毎度ではあるが開けた。普段は赤だけどこれは白。あの甘いお菓子を思い出すと少々不安。そしたら、大変な甘口ワインだった。味覚って不思議だ。はあ、辛いものが食べたい。夕食はキムチ鍋だった。しかしキムチも甘みが結構強いのである。辛いものが食べたい。今日はタイ人の子の支援ということで中学に行き、タイ料理をあげては、あれ食べたい、これ食べたいと2人で気が合っていた。近くにいたタイ料理が口に合わないという先生が恐ろしそうに顔をしかめていた。

ちょっと必要があって写真を見ていたらソーセージがあった。この間バンコクの市場で撮ったもの。これは北部スタイルのソーセージで、ハーブがたっぷり入って辛口でひじょうに美味しい。サイウアと言う。東北地方の米を入れて発酵させた酸味のあるソーセージも大変に美味だが、こちらも違った意味で美味。できれば写真じゃなくて本物があったらこういう甘口ワインも美味しく飲めるのにな、と思う。あの時の市場でも見たら欲しくなって買ってしまったのだった。買ったからには食べなくてはならない。その夜は茹で野菜等も買い込んでホテルの部屋で夕食にしたんだった。ここまでタイ料理が好きだと、やっぱりタイに住みたいなと、実はベトナムでつくずく感じてしまったのだった。困ったもんである。悠々自適な老後が待っているわけじゃないんだから。とりあえずチェンマイのソーセージ食べたい。
by kienlen | 2010-12-24 20:36 | タイの事と料理 | Comments(0)

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