私語って何

日本語の分かるタイ人と話していて「私語」という言葉がでてきた。これをタイ語で何というか。そういえば考えたこともなかった。変だと分かりながら「私の語」とそのまま訳してみたがもちろん違う。その彼は自分で説明することなく、私の持っていた辞書を開いて欲しいみたいな様子だったのでそうしてみた。ふたつの語句がのっていた。一つ目をそのまま訳すと「他の人に聞えないように小さな声で話すこと」で、もう一つが「話している内容」とでも訳せばいいんだろうか。いずれにしろさっぱりピンとこないことには違いないが、まあ、話すという状況だけをみればそう言えないこともない。

でも私にとって私語と聞いて即刻浮かんでくる状況は、私的な話しをする場でない公共性の高い場で私的な話しをすること。教室で授業中に関係ない話しをコソコソ話すとか、会議中に無関係な話しをコソコソ話すとか。このタイ語の辞書だと、このコソコソだけを取り上げていて、前提条件が欠如しているように感じられた。それでふと思ったのだが、タイ人にとって私語は厳格に禁止されているのかどうかということだ。多分私語が良いことでないことは感覚としてはあると思われるが、かといってその現象を特別な言葉で表すほどの重要性はないのかもしれない、と、今の日常から感じてしまう。そういうわけで、タイ人に「これを日本語で何と言うか」と聞かれて困る場面もたくさんある。それは人の性格とか動作とかを表す言葉に多い印象だ。つまり私が言葉を知らないという以前に、そんなことに特別な言葉があるの?って感じ。あるいはあるのかもしれないけど、普段使わないよな、って感じ。私語はその逆バージョンだろう。まだ、これ以上に調べる前段階の感想だけど。

# by kienlen | 2017-09-28 10:35 | 言葉 | Comments(0)

何かをつけないと舌がすまない

旅先ではよくミニトマトを食べる。ヨーロッパに行った時も一番重宝したのがこれだった。手軽でそのまま食べられて美味しくて高いわけでもなく、かなりたくさん食べていた。日本にいてもおやつ代わりにとっても重宝。で、今の生活の野菜不足を補うのにミニトマトがあればなと思うが、そのまま食べる用のがなかなか見つからないのと、あっても妙に高くて、そこまでして食べるものでもあるまい、ということで今日に至っているのだが、この間何か買うアテがあったわけでもなく立ち寄ったスーパーに求めていたミニトマトがあった。そのまま食べれるように容器に入っている。
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これっぽっちで100円近くするので安くはない。かといって高いわけでもないし2個買った。という何ということもない話しではあるが、しかしトマトにまで塩と砂糖と唐辛子をまぜたのが付いてくるというのがタイである。フルーツにはこれをたっぷり付けて食べるし、大好きなものだからいつも買っているとうもろこしにも何も言わないと付けるので、不要といってもらってないが、何にでもついてくる。それは、タイ人にとって何もつけないで食べるものがあるのだろうかっていう勢い。これはどういう味覚なんでしょう。ちょっと私には分かりかねる。ミニトマトには、何と呼んでいいのだろう、これが容器の中に入っていたので断ることができなかった。


# by kienlen | 2017-09-23 22:32 | その他雑感 | Comments(2)

またやらかしてしまった

仕事中に、ずっと会ってないタイ在住の友人からメッセージがあって、仕事でバンコクに行くので都合はどうかとのこと。今日は遅くならずに帰れそうな感じだったので、行く行くと答えた。こちらからバンコク中心地まで出かけて行かねばならない。明日も出勤ではあるが差し迫って大変なことがあるわけではないので気持ち的に余裕。出かけることにしたのだが、待ち合わせ場所も時間もはっきりしない。今日のことなのに遅いなと思って催促すると場所と時間の連絡があった。

わくわくしながらスカイトレインに乗る。それにしても変だなあ。彼女が連絡してきた時間は、すでにもう過ぎているではないか。ふっと不安になってメールをよく読むと、日曜日の都合はどうかという打診だった。それを本日と勘違いしたのだった。途中の駅で降りて、情けなく友人に電話する。「歳のせいじゃないの、昔からなの」「そういえば昔もこういうことあったよね」。ありました。この友人と一緒に参加する予定だったツアーの待ちあわせのホテルを間違えて行かれなかったのだ。他にも何度もある。「夕飯の約束くらいだからいいけど仕事だと大変じゃない」「それは大丈夫、スケジュール帳で確認するから」と答えたが、実は仕事上でもある。日時と場所の感覚が欠如している。改めて「お恥ずかしい」と連絡すると「あなたらしい」という返事がきた。

# by kienlen | 2017-09-21 23:21 | その他雑感 | Comments(0)

『茶の本』

こちらに来る前に友人よりいただいた岡倉天心のこの本は、ずっと、読まないと思いながらその機会がなかったもの。色々な版があるようだが、講談社文庫の昭和46年発行の宮川寅雄訳の昭和62年発行26版。いやあ、素晴らしい本だった。しばらく前に読みかけて、1ページ目から、はあ、すごいと思って先に進まず、今回また最初から読み直すことになった。薄い本だが、濃厚。古い本は前に読んだ人が赤線を引いてあって、それで自分は青線を引いた。結構だぶらないものだな、と思いながら。もちろんだぶった部分も多いがその一部を引用。

もののつりあいを保ち、自分の地位を失うことなしに他人に譲ることが、浮世の芝居で成功をおさめる秘訣である。われわれが、自分たちの役を立派につとめるには、その劇の全体を知っていなければならぬ/虚はすべてを含むがゆえに万能である/禅の先験的洞察にとっては、言語は思想の邪魔者にすぎない/茶の湯は、茶と絵画を主題に織り込んだ即興劇であった/動作はすべて単純に自然におこなわれるべきこと/初めて花を活けたのは初期の仏教徒で、かれらは生きものに対する限りない思いやりから、嵐に吹きちらされた花を集めて、それを水差しにいれたということである/

# by kienlen | 2017-09-18 22:15 | 読み物類 | Comments(2)

トラックバス圏内の風景

この間の土曜日、街中で用事を足して帰りは時間の余裕があったのでバスにしてみようと思った。スカイトレインを使いまくっていると結構な交通費がかかるので実はバスを使いたいのだが、住んでいる所のバスの便が大変に悪く、物心共に余裕があって真っ昼間でないという条件を満たす時ならバスの集まる所までトラックバスで出ていくのだが、そういう条件下での移動はそれほど多くないのである。その日は帰路がちょうどその条件で乗ってみたわけだった。降りる場所に自信がないので車掌さんに、そこで教えてくれと言っておいた。こう頼んで反故にされたことは今まで一度もない。でもちょっと心配だったのでたまにまだかと話しかけて忘れられないようにしていたつもりだったのに教えてもらえず、まあ自分で気づいてひとつ先の停留所で降りた。
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タイ人は歩かないが、停留所ひとつ分などしれているし、カンカン照りでもなかったので散歩がてらに歩いて戻ることにした。歩道があるので危険度は低い。ブーゲンビリヤが南国の雰囲気。そして運河が、何度もいうが、きれいだったら本当に素敵な場所なのに。こういう汚染された場所での釣りの場面をよくみるので、魚をあまり食べたくないなと思う。まあ、それでも食べているが。ここから乗り合いのトラックバスに乗って帰る。トラックの運賃は20円くらい。こういうトラックの集まる場所はマーケットになっている。ご飯を買った。ジャスミンライスと普通のライスは値段が違って別々に売ってたのでジャスミンライスの方を。せめて電気釜を買って米だけ炊こうかと思いつつここまできてしまったのでこのままでいこうと思っている。
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# by kienlen | 2017-09-12 21:33 | その他雑感 | Comments(0)

予想通りの対応

アパートの部屋ではエアコンではなくて天井に設置された扇風機を使っている。いつものように入るなりすぐスイッチを入れた。部屋が妙な臭いに包まれた。隣の人がベランダで料理しているらしい気配を感じていたので、何か作っているのかと思ったが、それにしても臭いの質が違う。臭いの元になるようなものもないのでシャワーして、ふと気づくと、扇風機の動きがものすごく遅くて、スイッチから煙が出ていた。びっくりして管理人を呼びに行った。「火事」と言うと「そんなバカな、そんなこと今までなかった」と怖がって動こうとしないので「とにかく来い」と言って来させた。扇風機のスイッチから煙が出ている由を伝えると「隣の部屋の人が電気に詳しいから呼べばいいのに」と、さらに的外れなことを言っている。こういうところは全く私の思い描いていたタイである。

部屋に入れてもくもく煙の出ているスイッチを切ってくれと頼む。こちらは電圧が高くて感電死もよくあるので怖い。さすがに触れないわけにいかなくて彼女はスイッチを切った。修理はいつできるのか聞くと「あなたは一体いつ在宅なのか」「いつもいないじゃないか」と逆に文句を言われる。隣の人を彼女が呼び、ふたを開けて焦げている部分を説明。管理人は「電気屋は忙しいからなかなか来てくれない」と言っている。翌日は管理人が休んでいて打ち合わせできず、昨夜友人と食事して戻ったら管理人がいたので「いつ来てくれるんですか」と聞くと「日曜日にいるって言ったから電気屋が来たのにいなかったじゃないか」と言う。とても本当とは思えない。多分ウソである。前にもテレビの調子見るといって来たのにいなかったと文句を続ける。こういう対応も常套手段だ。時間聞こうと思ったのにあなたがいなかったでしょ、とこちらも言いながら、こういうストレートな言い方じゃないよな、タイスタイルだとと思って、しかしどういう言い方していいのか分からない。とにかく月曜日に電気屋が来たら電話をくれれば来るからと何度も確認した。それと、本当に来るかどうかは別問題であるし、どんな言い訳するかもまだ分からない。電話のスイッチを切っているじゃないか、という文句には、さすがに当方も呆れた。携帯電話番号違うと言われるのを防ぐため、当人に書かせた。どうなることか。

# by kienlen | 2017-09-11 08:47 | その他雑感 | Comments(0)

仕事したいと思いながらまた食べ物

友達が来ている。私の休みは週末だけであるのでなるべく土日を入れてくれといってあったのに土曜日が入らないプランで来たのであまり付き合っていないが、せっかくだからタイの教育について話しを聞いてみたいということで身近の何人かを紹介した。当人を連れて行ったり現地に案内したりなので私もすべてに同席。そして思った、はあ、仕事したい、と。そんなことを切実に思っている時にメールで仕事の打診があり、日本にいたら喜んで引き受ける内容だったのに、残念ながらバンコク在住につきご縁がありましたら、来年お願いしますと返事するしかなかった。
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それで、その来バンコク中の友人に何度かご飯をごちそうになっていて、昨夜は本格的なカツの店で定食を。釜炊きのご飯がとっても美味しくてたっぷりの量を全部いただいた。味噌汁も美味しかったし、サービスもなかなかだった。そして今日は保留になっていたビザをもらいに入管へ。付き添いで行ってくれたタイ人にランチをおごる。こういう葉っぱ系が大好きなのでとっても美味しかった。ただやはり甘めであるのはやはり気になる。
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職場も日本人が来ていたりでちょっとイレギュラーな日々だったが明日でそれが終わるし、友達も明日の夜に会って帰国となる。来月は長期休みがあり、その間に娘が来るのが楽しみ。一緒に地方に行こうかと思っていたが、バンコクのちょっといいホテルに滞在しながらボートや汽車やバスでミニトリップの方が面白いかなと思ったりで決めかねている。その後も友達の来タイ予定は何組かあり。


# by kienlen | 2017-09-06 22:47 | その他雑感 | Comments(2)

パスタ食べてコーヒー飲んで

この間、北斎漫画のセミナーを聞いて、ギャラリーでの展示を見る予定が夜遅くなるのがイヤで展示見学を後回しにしていた。で、今日時間があるので友達を誘って見に行くことにしていた。結構遠いし交通費もかかる。最寄り駅で待ち合わせ、食事を先にするかギャラリー先かで一瞬迷って、ギャラリー先にした。大学の中にあるギャラリーに着くと、妙に静か。休館は月曜日のはずなのにイヤな予感。そこに若い男性が来てしずしずとドアを開けて入ろうとしていたから聞くと「今日休み。係の人がいないから」と言う。そんな。「わざわざ来たんですけど」「ちょっとでいいから見せてくれませんか」と食い下がると、しょうがないなあって感じで入れてくれた。食事を先にしていたら、もうちょっと時間がずれていたら、と思うと、何事も一期一会である。

ザザザと北斎と漫画を見て食事に。暑い中を歩いていると結局ショッピングセンターの中のレストランに入りたくなる。混んでいる店を避けていたら洋食屋が比較的空いていた。まあねえ、お値段もそれなり以上にしますから。
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パスタを注文。麺がすごく柔らかかった。まあ、目的はお話の方なのでゆっくりできる店であればいいというところはある。で、次にコーヒーショップへ。とっても感じのいい店ね、と案内してくれた友達に言うと「シンガポールの店だから」とのこと。世界中の資本の餌食なんて人聞きが悪いとすれば、投資を集めている感のあるタイ。そっか、シンガポールもASEANの仲間でした。
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これが店の名前なのだそうだ。チュ。
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隅っこにある座り心地の良い椅子でおしゃべりしていた。それで1日が終わった。こういう暮らしだと、庶民の一食代の10倍以上を一回で使うのである。夕食は市場で買い込んで来た。で、こちらのお花は北斎漫画展の入り口のもの。おしゃれでした。
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# by kienlen | 2017-09-02 23:12 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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