『聖女の救済』

今日東野圭吾の本を読み終えて、そういえばこの間読んだこの本をメモってなかったと思い出した。日本語勉強中のタイ人が持っていて、読んでみるというので音読を聞いていたのだが、さすがに小説は難しそうで何ページかで挫折。で、面白そうだったので貸してもらって読んだのだった。で、面白かった。日本語だったらすぐ。これも翻訳があったら読んでみようかな。来週の土曜日にこの間の本屋に行くので見てみよう。
# by kienlen | 2017-11-26 22:27 | 読み物類 | Comments(2)

『容疑者Xの献身』

東野圭吾のこの小説を、タイ語の翻訳で読んでみた。表紙がカッコいいし、娘と素敵なブックカフェにいる時に見つけたもので気分も影響して買ってしまったもので、実際に読めると思っていなかった。今までも難しくなさそうなものを読み始めては挫折していたので。しかし、これはもう出だしから引き込まれて面白くて止められなくなり、辞書を引き引きものすごいスローペースではあるが読み進めることができた。日本語なら多分2時間か3時間と思うが、多分その50倍以上はかかったと思う。つまりそういう時間があるということであり、通常の状況であれば挫折していたかもしれない。ただ思ったのはミステリーは先が読みたくなるので意外にいけるということと、表現が文学的過ぎると分からなくなるが、平易だし翻訳が分かりやすいし、それと、日本の本なので固有名詞が分かるのと、社会や心理状態も想像しやすいというのがある。これを感じられたのは意外な収穫だった。

筋が読めるので、実は分からない言葉も飛ばしてしまおうかと思えるほど先が読みたくなったが、それじゃあ意味がないなと思って想像できるのも辞書で確認しながら読んでいたのだが、最後のクライマックスは、それもせずに多少飛ばし読み気味だった。天才的な数学の才能があるのに高校の先生にならざるを得なかった男性と、大学の同期で物理が専門で大学教員になった男性が、ある事件をきっかけに再会するのだが、この大学の先生というのが警察官から頼りにされている存在で、いつも警察の出入りがある。そして実はこの数学オタクの先生は事件の首謀者というか主人公でもあり、動機が勝手に惚れているだけの女性とその娘を助けるため、という、こんな風に説明するとおかしな話しだが、ああ、ここでこう思うのは分かるなって人物設定なので違和感はなく、いきなり種明かしが出て来るじゃんと思ったけど、話しが進むにつれて様相は複雑化し、もう、最後の方は虚しくなって、これ読んで自殺者でるんじゃないかと思ったくらい。でもちょっと涙が出てしまう人間味のある話しだった。面白かった。東野圭吾は何冊もタイ語になっているので別のも読んでみるか、いやあまりに疲れるし時間かかり過ぎだ、の間にいる。


# by kienlen | 2017-11-26 16:58 | 読み物類 | Comments(0)

日本語の語彙

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日本語って不便だなと思う時がある。特に、人を呼ぶ時。知らない人に「あなた」とか「きみ」とか「あんた」とか、いきなり呼ぶのははばかられるし、例えば小さな子どもに呼びかける時に「そこのお嬢ちゃん」とか「坊ちゃん」とか「そこの子ども」とか言いにくい。という続きで「恋人」という言葉があっても使いにくいし、その続きで、婚外恋人を呼ぶ言葉も気軽なのを思いつかない。などと、考えてしまうのは、やはりタイ語が便利だからだ。いやもう、この手の言葉が豊富にある。性的な傾向の不明な人がものすごく多いせいもあるのか、元々ジェンダー意識が日本人と違うのか、彼氏とか彼女に当たる性別不問の便利な言葉があり、それは結婚していようがいまいが使えるのでひじょうに便利。この看板にある上の言葉がそうで、アルファベットだとFANとなってて、これを日本人が発音しても絶対通じないと思うが、つまりここでは「彼(あるいは彼女、あるいは夫、あるいは妻)に会いにお家に帰ろう」と書いてある。で、下の文句だが、反対方向を示して「寄り道して浮気」とでもいえばいいのだろうか、つまり二番目、三番目の彼だか彼女だか、つまりここではGIGとなっていて、これは発音したら通じる可能性が高そう、に、会いに行こうよというもので、今回来て、こういうタイプが増えているのねと感じた娯楽場の中にあったもの。つまり、大から小から色々な種類の食堂があり、屋台もあり、しゃれたパブもあり、昔ながらの市場を清潔にした感じで何でも売っていて、みたいな一カ所で飽きない便利な場所。この看板は日本語だとかなり表現しにくいように感じる。

# by kienlen | 2017-11-24 16:29 | 言葉 | Comments(0)

パイナップル割り

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ひと月ほど前に友人と、日本人街の日本の居酒屋で飲み食いした時に、その友人お勧めのパイナップル割り焼酎を飲んだ。こうしてパイナップルをその場で搾ってくれる。パイナップルはタイでは年中あるフルーツなので、タイ人にしたら、多分、これで喜ぶのって感じなのかもしれないが、日本人的にはなんか贅沢な感じになったりする。長野だったら、りんごをその場で搾って割ったらいいのじゃないかと思った。この間来た知人に、土産としてりんごを頼んだ。今の時期は生理的にりんごを欲する。そしたら、たまたま友人がりんご農家だということで、ちょっと早目のフジを入手して持って来てくれた。ありがたくいただいている。美味しい。


# by kienlen | 2017-11-22 23:20 | その他雑感 | Comments(0)

ゆらゆら

こうしていると、やはり自分の状況というのは、少数派に入るという思いが強まるばかりだ。日本に完全に軸足をおいていたら、こんなことにはならない。親しくしている中国人は、毎日毎日家族と長く話し、何かあったといっては知らせ、紐帯は故郷にある。故郷が恋しいですか、と聞くと速攻でうなづく。言葉もできないし、料理は口に合わないし、色々不自由そうで、とにかく自分のキャリアのためにいるということがはっきりしている。若いので、当然のことながら将来に向かって生きているわけで、今の経験はその中のひとつでしかなく、タイへの思い入れというのもなく、言葉を始め、何かを学ぼうという姿勢もない。

翻って自分。深入りしていることは外形的事実からも、意識しないレベルからも、明らかである。そして、仕事がないんだったら日本に住む理由もないじゃないかと思ってしまう。暑い国はとにかくモノが要らなくて、暮らしが楽だし、体も楽。言葉が分かれば日常生活に不自由することもないわけで、もう、ゆらゆらというかガタガタというか、アイデンティティのゆらぎみたいなものの中にいる。娘がこの間、死ぬ時は自分の国がいい、と言っていたのにすごくドキッとした。彼女にとってそれは日本なのである。私はそんな風には今まで思ったことがないし、今も思っていないが、そもそもそれが苦しさの一因かもしれない。ということは、もともとそういうことか。いかにもゆらぎの日記となった。情けない。つまり何を言いたいのか、自分にも分からない。

# by kienlen | 2017-11-22 19:26 | その他雑感 | Comments(0)

火葬場見学

日本から知人が訪れていた週末だった。土曜日と日曜日のランチまでおつきあい。王宮と暁の寺とワットポーを見たいというリクエストがあり、それだけというわけにもいかないので、私の好きなローカルな船旅をしてから、寺に行くことにした。そこでふと思ったのは、そうだ、この間のラマ9世王の火葬場の一般公開に行く方がいいかも、ということ。これは今月までの限定公開で、それが終わると撤去することになっているのだそうだ。寺院はいつでも見れるが、これこそ一生に一度のチャンス。というわけで事情を話すと、行きたいというので案内することにした。
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こんな祖末な写真じゃあ迫力が伝わらないが、とにかく規模は大きいし壮大だし美しいしで圧倒された。見る価値はあった。四方から見て、どこも完璧な作りになっていた。バスを降りて人の波に任せて進むと入り口にたどり着くので問題はない。といいたいが、パスポートを持っていなかった。だいたい持ち歩いているのに、必要な時に限って持って来なかった。その知人が先に立って入ろうとしたら止められた。素直に列を出る日本人。彼らでは言葉が通じないのでどうしようもない。もうこうなると正攻法でいくしかない。外国人の入り口はどこかと、少し離れた所のガードマンに聞くと、外国人はダメ、いや、担当に聞いてくれと面倒なことに関わりたくないご様子。とにかく元の列に戻るとまた止められた上に当方パスポートなし。でも一緒の日本人が持っていると言うと、じゃああっちで聞いてくれと言われて入ることができた。良かった。
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こういう巨大なテントみたいな所でしばらく待たされるが、たいした時間ではない。あまりのスケールと豪華な作りにため息ばかりでた。船旅してこの火葬場を見て、それから暁の寺に行き、それからアジアティークに行って遅くまでいた。なかなかハードな日でしたので今日は眠い。早く寝よ。雨季が終わったと思っていたのに、今はまた雨と雷だ。恐ろしいほどのことはないが、かなりの勢い。夕飯を外にしようかと思ったが行かなくて良かった。





# by kienlen | 2017-11-20 20:21 | | Comments(0)

アラブ料理

毎日ネタはありすぎるほどあるが、書くまでには何ステップか必要で、その消化がしきれない日々。それでまたもや逃げの食べ物とする。もうずっと前に行ったアラブ料理。バンコクの繁華街にて。
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アラブ料理は初めて食べたので名前も何も分からないが、美味しかった。




# by kienlen | 2017-11-18 01:21 | その他雑感 | Comments(0)

意外に不器用だった

手先は器用な方だと思ってきた。でも、自己認識が間違っていると別件について友人たちに言われる通り、この件についても間違っていたと思うようになった。しかしこの歳まで間違ったままこれたことを、どなたに感謝していいのか分からない。ありがとうございます。
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などと、改めて感じ入ったのは餃子から。親しくなった中国人にこの間ごちそうになったので、別の友人から紹介された中国料理の店に連れて行こうと思って誘ったら、それよりウチに来て餃子を食べないかと提案された。もちろん、オーケー。すると、一緒に作りたいか、というので、作りたいと答えた。迷いに迷って彼女のアパートに到着。待ちきれなくて作り始めていたようで、このような状態だった。それで、この餃子の形を見たことがなかったので、教えてもらうことにした。ところが、ちゃんとした形にならない。彼女は料理人だった祖母から教わったそうで、もっと簡単なのを教えるとレベルを落としてくれたのに、それでもできない。結局、4歳児でもできるような簡単なのを教えてもらって、もっぱらそれを作っていた。食べる時、3種類の餃子の形を見ながら彼女が、私の作ったのについては「この形はあまりない」と言っていた。今後、器用とは言わないことに決めた。


# by kienlen | 2017-11-14 23:11 | その他雑感 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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