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今日の食べ物

昨日やっと片付けに着手。片付けモードにしてから最低1か月はかかると思われる。で、本日は朝一件、午後一件。午後は上田なので車にしようか考えたが、道がツルツルだったので電車にした。あと、本が読めるメリットもとても大きい。午前の予定を早めに切り上げ早目に上田へ。現地の友人とランチしようと電話したら仕事でダメと言われ一人でお気に入りのパン屋のカフェへ。前菜とパスタとパンというボリュームたっぷりのランチとコーヒー。パンも買いだめし、本日の報酬の大部がこれで終わった。でも美味しかった。
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小島信夫の短編を読みながらの電車旅から戻り、駅前のデパートで本日用のワインを物色していたら声をかけられた。知り合いのミャンマー人だった。ブドウジュースですねと言われてハイと答えたら彼も2本買っていた。それからタイ料理を食べに行く。いつものお客さんがカウンターにいて日本酒をごちそうになる。私の大好きな豚軟骨の揚げ物があったので注文。美味しくて一皿たいらげる。その後、友人の店でタイ人の誕生パーティーをやっていて料理がたくさんあるとのことで、それもいただく。北部料理だ。ジャックフルーツの辛い和え物、タム・カヌンとカノムチーン・ナームミャオ。
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写真は悪いがすごく美味しかった。たくさん食べてびっくりされた。美味しいものはたくさん食べられる。それに合計すると2時間くらいは歩いたので気分がいい。娘から新宿御苑の梅の写真が送られてきた。別世界だ。




by kienlen | 2017-01-31 21:31 | その他雑感 | Comments(0)

世界遺産航路というネーミング

厳島神社見学のため宮島に渡るのに往復のフェリーチケットを購入。
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こんな感じの大型フェリーで15分位で到着する。で、カキうどんを食べに入った食堂で観光パンフレットを見ていたら「世界遺産航路」というフェリーがあるではないか。下調べ皆無だったので何も知らずにいたが、列車も大好きだがフェリーも大好きなので乗ってみたくなる。2000円は安くないけど、平和公園に到着というのも便利だし、観光フェリーなら観光案内なんかもあって観光気分に浸れるのかと思い、厳島神社見学をしてからそちら用の港に行ってみた。
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これ、大陸風であるなあと思いながら見学した世界文化遺産の厳島神社。参拝料は300円。この後ちょっと海岸線を散歩。しかし冬はさすがに寒かった。風も強いし。夏なら快適そう。いよいよ世界遺産航路であるが、こういう小さいフェリーなので外が広く見えるわけではなく、解説あるわけでもなく、ガガガと海渡るのに20分で、あとは川をゆっくり上るのに20分であっという間。このネーミングが秀逸ですね、と感じた。ただ平和公園近くの船着き場はストラスブールの運河の旅の出発口みたいで、一緒に行った友人に写真を送ったが同意は得られなかった。
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到着するとカフェがあって外にお客さんがいたから、この真冬にすごいと思ったら電気ストーブで暖めて外。これもヨーロッパの街角みたいであった。それを含めて似ている、というか似せているというかに感じたわけですが。
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宮島には鹿がいて、食べ物を持っている人を追いかけていた。この方はずーっとポーズを取ってくれたので、ついでにベンチに座ってくれと頼んだけど聞いてくれなかった。
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キャスター付のカバンを引っ張っていたので、いちいちファスナーを開けるのが面倒な観光パンフをすぐに引っ張りだせるようポケットから少し出して歩いていたら「鹿が紙食べてる」と言われ、見るとそのパンフレットを引っ張り出して食べていたのは鹿だった。紙食べてはいけないでしょうと、観光客が何とか取り上げてくれた。失礼しました、礼を述べてボロボロになったパンフを鞄にちゃんとしまった。







by kienlen | 2017-01-30 14:47 | | Comments(0)

バベッドの晩餐会

このデンマーク映画はずっと前に友人がDVDを貸してくれていて、見ようと思ったが、パソコンのせいなのか何なのか見れなかった。そういうことが良くあるのでパソコンがいけないと思われる。そうして何年も気になっていたところ、映画館でやっているのを知り、今日の仕事の終わる時間と映画の始まり時間がぴったりだったのでご縁かと思って行ってみた。観客は自分ひとりだった。DVDを貸してくれた友だちからは、いいよ、と聞いてはいたが確かに実に良かった。公開は1987年とのこと。物語の舞台はデンマークの寒村。敬虔で美しい2人の娘を自分の手足として布教に務める清貧の牧師を中心にその村は動いているらしい。コミューンみたいな感じ。そこに紛れ込んで来るのが士官だったりパリの歌手だったり。

どちらも美しい娘に求愛するが許されるわけがない。このあたりは父の意向を察してストイックになるのかただ神に心身を捧げているのか、きっと両方なのか、ちょっと微妙な気配を感じたりする。そういう前振りがあって、次にやってくるよそ者が、家族を殺されたパリコミューンを逃げ延びたフランス人女性。紹介者は歌手で、家政婦として住み込むというか居候というか無賃労働者というかになって救われることになる。14年後、フランスとの関係は宝くじを買うことだけだったが、なんと当たって1万フランが入り、これで牧師の生誕100周年の晩餐会をさせて欲しいといい実行する。タイトルにもなっているくらいだから晩餐会がメインなんだろうし、長々と続くその場面と料理はもちろん素晴らしい。料理で堕落しちゃいけないと誓っていた信者たちも極上料理とワインに心がほぐれ、いがみ合いもなくなり親愛の情が増し神の下に連帯を深め、和気あいあいとなる。静かで美しい人間讃歌という感じ。人のつながりとか老いる魅力とかもあり、じわっと涙が出た。大変良かった。DVDでここまで感動できるかは疑問。

by kienlen | 2017-01-29 21:26 | 映画類 | Comments(0)

カキうどん

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たぶん多くの人々が旅行しているような時期にインドア好みだったので、行ったことない所だらけ。特に関西はほとんど未踏の地。どうも自分なりの暗いイメージの方面に足が向く傾向があり、すると北陸とか東北なのである。それで今回、初めて広島に行くことになって大喜び。朝8時半にバス乗り場で同行者と落ち合うことになっていたので前泊する必要ありで、だったら早く行って観光しようと決めた。行きつくまでに半日たっぷりかかるので残りは半日。平和公園以外にどうしよう、やはり厳島神社である、と決めた。

広島駅のJR線構内に案内所があるのは、行き当たりばったり派には非常に便利だった。ここで行き方を聞いて電車を乗り継ぐ。フェリーのある宮島口で清算すればいい。駅伝の日で通りはそれ一色という感じ。号外で長野県勢の名簿を見て、がんばれと思うと同時に駅伝興味の友人にメールすると「実況中継するので安心して観光を」というありがたい返事がきたのでJRのフェリーで宮島へ。往復チケット360円。皆が皆往復を買っているようでもなく不思議だったが、後悔することになった。まあ、180円くらいだから後悔というほどでもないが。この件は後ほどとする。テーマはカキうどんなのだから。

宮島に着いた時間が1時過ぎていて、朝5時半に出ておにぎりしか食べていない身にはものすごく空腹だった。何でもいいから食堂に入りたくて、神社近くの、いかにも観光客相手という立地の食堂に入った。カキうどんという看板に惹かれたからだ。客はなく静かな店内。ショーケースもいかにもレトロ。店内も古いがきれいでいい感じ。そして美味しかった。途中で男性3人連れの観光客が入って来た。外に出てから、カキ丼の看板もあるのに気付き、知っていたら迷ったなあと思う。海なし県人にとって魚介はやはり魅力。駅伝は優勝だった、やった。友人が「上野、行け―」などなどの実況メールを送ってくれてリアルタイムで知ることができた。縁起の良いカキうどんだった。680円。善光寺付近でこの値段で信州そば食べられるんだろうか。


by kienlen | 2017-01-29 11:13 | | Comments(0)

さて

昨夜は友だちの家で飲み食いしながらおしゃべりし、泊まって来た。これまでも夜遅くなって泊まってしまうことはあったが昨日は最初からちゃんとそのつもりで行き、寝心地の良い部屋で大変ぐっすり眠ることができた。ワインも美味しかったし話も楽しかったしもあり。持参したのは広島で買った牡蠣のオリーブオイルとバジル漬け、広島のレモンやらユズやらのスナック菓子、土産に広島のレモン汁、夫に作ってもらったヤムウンセンとラープ、上田でいつも買いだめしているパン屋のパン、瓶ビールを2本。タイ料理を作ってくれる人がいるって本当にありがたい=自分の料理の腕はまったく絶望的に上がらない。

12月半ばから1月の半ばまで厄介な仕事で気の晴れる時がなく、なんとか終わったのか疑問ではあるがとりあえず一段落させて細かいのを片づけ、これから家を片づけたり予防注射をしたりと、気分をタイにもっていきたいと思っている。予防注射はたくさんあり、具合悪くなるぞと脅かされてもいるので、1日くらい具合が悪くても差しさわりのない日にしなければ、となると、来週よりは再来週だろうか。そんなことを考える余裕ができた。そうそう、持参する本のリストも考えないと。田舎の悲しい書店事情ゆえ東京の書店でまとめ買いするしかない。まあ、タイ滞在中に読書を優先させるつもりはないのだけどクセだな。ということで、さて、と気合。

by kienlen | 2017-01-28 11:08 | その他雑感 | Comments(0)

『ボヴァリー夫人』

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この間映画を見て、やはり小説を読まねばと決意。何度目かの取りかかりでやっと読んだ。後半に差し掛かっていたので、今回の山陰への旅で終える予定だったがダメで、昨日の上田行き電車まで持ち越した。なるほど、映画を見た後にネットでの評判をみたら評価はかなり低めで、へえ、私は良かったが、思っていたのだが、小説を先に読んでいると自分もあんなに面白いと感じられなかったかもしれない、と小説を読んでみて思った。映画と小説が別物とはいえ、やはりこれだけの長大なのを映画にするのはどこかを取り出して強調せざるを得ないんだろうし、ああしてエッセンスをシンプルに表しているのかと思ったのだが、そんな単純ではないのだ、多分。ストーリーも違うし、主人公の性格も夫も周囲の男も、映画を見ていなければかなり異なる人物をイメージしたと思う。

映画にはない小説の楽しみは何といっても文体。これはすごく好みだった。生島遼一訳の、もちろん翻訳ですけど。それに「ろーそく」とか、今ではあまり使わないのではと思われるような表記も面白かったけど、全体的に直接的なのに婉曲というと矛盾していているけどインパクトはあるけどスッと溶けいる感じが心地良い。エマの性格については「芸術的であるより感傷的な気質で、景色をもとめず、情緒をもとめていた」。もうこれだけで分かります、って感じ。「ある一定量の楽音にしかたえられぬ人のように、もう微妙な魅力を聞きわけられなくなった」にはレオンの若さを感じられる。映画と最も印象が違ったのは商人だろうか。結局自殺のひきがねはこれなのだから重要であるに違いないが、存在感が小説よりだいぶ大きく表現されていたようだ。いやはや素晴らしい。こういう厚みのある古典を読んでいると、現代のが物足りなくなっていけない。そうそう、死に方が映画はまるで違ってびっくり。映像重視ですね。小説の文体の美しさを映像の美しさに変換という感じなんだろうか。はあ、小説って面白い、感動。



by kienlen | 2017-01-27 11:14 | 読み物類 | Comments(0)

一段落でタイ料理

上田の仕事を終えて戻ったのが夕方で、すごーく一段落気分だったのでゆっくりタイ料理を食べに行くことにした。その前にちょうどいい時間の映画があったらと思ったけどなくて6時頃店に着く。知り合いがカウンターにいて話ながら、何食べようかなあと言うと夫が、ソーセージを作ったばかりだと言うので注文。スパイスの効いた北部のソーセージ。手造りなのでいつも微妙に味が違うが今日のはまたいつもに増して美味だったので、タイ料理好きの友人に写真を送ったら来るということでワインと日本酒を飲みながら待つ。頼んでないのにパカナ―がきた。作り間違えたとのこと。
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その友だちが来てラープを食べていた。
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送ってもらって帰宅したら家が大変なことになっていた。トイレの水が出っぱなしでどうにもならない。今日は早朝から出ていたのでずっとこの状態だったのかと思うと水道代が怖い…。元栓を締めようとしたら雪が山になっていた。冷えて凍っているのでプラスチックの雪かきでは歯がたたず、クワで雪をどけてやっと掘り出した元栓を閉めた。明日からどうするかは明日考えよう。

by kienlen | 2017-01-26 23:23 | その他雑感 | Comments(2)

大雪の島根から戻ったら根雪だった

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山陰地方というのはあこがれだった。やっとのことで行く機会があり広島から島根という旅をしてきた。真ん中に仕事があって外側はせっかくだからついでの旅を。充実していて楽しかったが大雪に巻き込まれて大変なことになった。乗ったバス路線が2、3時間後は運休になり。JRは止まるしバスは来ないしタクシーは皆無だし道はメチャクチャだし、運休かと思われた電鉄がかろうじて動いていてかろうじて移動して、帰りは飛行機だったけどこれが運休だったらとずっとハラハラしていた。仕事がなければしばらく滞在しても良かったのだが、どうしても戻らなければならなかったのはちょっと残念でもあった。大変ラッキーなことに出雲縁結び空港から名古屋の空港まで飛ぶ時はいい天気で雲の間から、信州人にとってはあこがれの海岸線が見えた。日本の国内線は北海道と沖縄しか利用したことがなく本州では初めてだった。名古屋に着いたら晴れているし雪の気配皆無で、長野もこんな感じかと勘違いして、明日上田までノーマルタイヤで大丈夫かなと友達にメールで尋ねたら「危険だと思います」との返事。それで正気に戻った。駅から雪と氷でツルツルの道をとにかく戻った。明日は電車にする。安曇野の友達にも会いにいかないとならないのに車がないので身動きできない。


by kienlen | 2017-01-25 21:27 | | Comments(0)

『このミステリーがひどい!』

小谷野敦著。このところ続いている。図書館での借り物で一所懸命読んだとは言い難くざっと読んだ程度。著者がこの方でタイトルがこれなのでミステリーをめちゃめちゃけなしているのかと予想したら、そうでもなくて、意外な愛を感じてしまった。チャンドラー嫌いなんだ、ふーん、でも私好きだった昔、アガサ・クリスティ好きになれなかった、だったらクイーンの方がいい、とか、そうですよね、みたいな感じはあって、でも一番驚いたのは、何といっても樽。これがどういう評価なのか私は全然知らないのだが、忘れられない一冊ではある。というのは、ほとんど図書館の本ばかりだった子どもの時に、家にあった本を見ていたらその中にこれがあり、いくつの時か覚えてないが、文庫本など知らない年齢で、何やら難しいなあと思いつつ、でも何だか最後まで読んだ思い出だけはある。当時流行していたんだろうか、誰が買ったのかもしれない。そしたらこの樽をこの本では結構評価していた。意外な出会いというか再会というか。あと緑の館とか、そういう子どもの頃に読んだ記憶のあるようなタイトルやら作家やらがたくさん出てくるのが面白くて、ざっとではあるが最後まで読んだ。そうそう、昔大好きだったアイリッシュも懐かしい。図書館に評伝があるのを見つけて次に借りようと思っていたところ。松本清張もダメなんですか、ふーん。でも、博識ぶりは評価しているようだった。ですよね。横山秀夫の64が単行本で買って読んだのにうーん、ちょっといまいちと思っていたら、そのような評価だった。いつもと同じでさすがの登場冊数膨大なのがすごい。
by kienlen | 2017-01-21 16:45 | 読み物類 | Comments(2)

奇蹟がくれた数式

素晴らしい映画だった。最近の中で一番、と娘にメールしたら、これを勧めてくれた友だちから全く同じメールがきた。2回行きそびれて本日が最終日で、でももう予定が入っていたので諦めていたら、今日は友人とランチ以外の予定をすべて反故にされ、腹がたって読みかけの本を読みながら夜の予定を待っている間にふっと冷静になって時間を見ると間に合う。それで映画館へ。広い劇場に観客は3人だった。インド生まれの天才数学者の伝記の映画化で、最初のシーンからなぜか涙が出て、ここまで終始全篇涙が出るというのはあまりない。どうしてここまで感動したかというと、やはり天才というものの崇高さがまずある。それからその天才を見出した数学者の別の意味での純粋さと信念と崇高さ、それから、天才のひらめきを聞かれた時の答え、それから有神論者と無神論者の徹底ぶりにも深く深く感動しました。インド人だからこそで、英国人だからこそという感じ。それと数学というものの魅力、内容的には自分には全く分からない世界だが、森敦と小林秀雄の対談の人間の建設にすごく感動した、あの感じと似ている。そこに植民地と宗主国の関係とか、家族とか恋愛とか戦争とか、大学人事の政治性とかちょこちょこ入るが、骨格はしっかりしていたし、役者も良かったし、最高でした。今日の約束を連絡もなく反故にしたタイ人たちに感謝。
by kienlen | 2017-01-20 21:45 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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