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連日お蕎麦

本日は軽井沢の手前の御代田町へ。景色が良くて好きな所。でも、運転手付きで後部座席に乗って景色を見ていただけで自由な行動できず悲しかった。昨日のような晴れなら浅間山もきれいだったろうけど、今日の空は重たい雲が山頂を覆いつくしていた。貧乏性人間は自分で運転して寄り道自由にした方がいいのだった。自分で行ったらあのパン屋に寄って買いだめし、あそこに集金に寄って、ついでにお茶飲んで…となったはず。たまたま友達が佐久にいるとのことで「帰りピックアップするか」という連絡がきたのも運転手付きです、残念、とお断り。以上、自慢。ついでに豪華ランチの自慢。サービスエリアで舞茸野沢菜蕎麦。680円だったか、何と運転手だけでなくランチ付であった。この程度で自慢するということは、つまりいつもどういうことかということだ。
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それはともかく、これ、意外に美味しかった。ちゃんと舞茸の香りがした。さすがは農業地帯キノコ地帯の東御。ネギもたくさんのっていた。野沢菜は生かと思ったら漬け物だった。しかしこの組み合わせは気に入ったので自分でも作ってみよう。で、昨日のランチも蕎麦だった。
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本日も気味が悪いくらいな暖かさだったが、昨日も寒くないし天気はいいしで気分が上ずっていてちょっとドライブしたくなり、父に電話して蕎麦食べようと誘うと、お昼ご飯にジンギスカンを焼く寸前だったのを止めるということで、道の駅で待ち合わせて天ぷら蕎麦を。ここのはタレに甘味なくしょっぱ目。自分には馴染みのある味。天ぷらは自分で作る方が好きかな。人気店で混んでいた。寒い冬に陽気がいい日があると出かけたくなるのは人間の性なのかもしれないと、それを見て感じた。夜は夜で夫の店でビール飲みながらカオマンガイを食べた。図書館で借りた本を読んでいたら、こんな所で本を読むなと文句をいう人がいて気分が悪くなって帰った。こういう人って前にもいた。大声出すとか暴れるのが気になるのはともかく、黙って本読んでて何がいけないのかさっぱり分からない。




by kienlen | 2016-12-22 19:49 | | Comments(0)

『脂肪の塊』

図書館に行こうかと思いながら、やはり仕事しないとと思い直して家に戻ったら図書館から返却の催促メールがきていた。それで出直して図書館へ。4冊借りて戻ろうとして、ふと脂肪の塊を思い出した。読みたいと思って読んでない必読本。家にあったような気がして探さなくちゃと思って延び延びになっている。図書館でいいじゃないか。古い全集のモーパッサンに入っていた。と、社会人用の机にいた2人が去ったのでちょっと椅子にかけて読んでいくかと開いたら、もうあまりの面白さに読みふけってしまった。人間の本性も戦争の本質もくっきり。すごく短くてすごい濃厚。

普仏戦争中、馬車に乗り合わせた中・上流3カップルと修道女2人と共和主義者1人と娼婦1人。もうこれだけで何が起こりそうかイメージできるが、そして期待を裏切るわけではないが、ストレートに引き込まれる。状況が浮かんでくるリアルな描写。この中でバカをみるのはもちろん最下層の娼婦に決まっている。食べ物を分け与え体を分け与え、それなのに最後の涙までがさげすみの対象に。1880年の小説。若い時、読むべき名作というのを読んでなかったのが幸いで今になって感動できて良かった。もっとも、読み直しだったらもっと良かったかもしれないが。はあ、素晴らしい。素晴らしすぎて仕事は全くできなかった。

by kienlen | 2016-12-21 21:32 | 読み物類 | Comments(0)

人間の値打ち

外仕事の予定がキャンセルになり、それだけだといいけど、気分の悪くなる出来事も。まったくなあ、である。夫の車のキーはなくすし、冴えない気分を転換しようと映画に行くことにして、時間の関係からこの映画にした。予告ですごく見たいと思ったわけではなく、いつもながら事前情報は皆無で、ただちょっとどんなかなという程度の気持ち。観客は自分含め4人。始まりは軽いテレビドラマみたいな感じだなと思って、期待もなかったのでまあいいかと見ていたけど、途中から結構面白いと思うようになった。どのあたりかというと、だんだんそれぞれの抱えている不全感とか孤独感が現れるようになってから。

富豪だが心満たされない妻、その富豪にあこがれる男は娘を通じてアプローチして危険な投資、富豪の息子も典型的なお坊ちゃんで、中流の娘はそれなりの傷をもち、それから貧しい青年は理不尽さに耐えて健気ではあるが満足しているわけではない、というありがちな人物たちが登場して物語も、いかにもな高リスクな投資が失敗したり浮気したりと、やっぱりありがち。でも、つまらなく感じなかったのは、それなりに感情移入できたから。娯楽というのではないが、かといってシリアスでもなく、ふざけた感じもある奇妙な味わい。これを半端で嫌とみるか不思議な面白さと感じるかは分かれそう。私は後者。孤独と暴力性についてちょうど友達と話していたところだったのもあり、分かるなと感じた部分多々あり。

by kienlen | 2016-12-20 21:32 | 映画類 | Comments(2)

今日もお外へ

どうして仕事がはかどらないのかと考えると、外出が多いからだ。どうして外出が多いかというと、このところ教える系のボリュームが大きくなっていて、つまり現場に行かねばならないからだ。ボリュームといっても単に時間的ボリュームなので、まあ、ありがたいというわけでは全く全然なく、受けたからにはしょうがないという面の方が巨大。でも、そうでない人もいて、これは結構面白い。タイ人の大人が意志的に自分でお金払って日本語を学びたいという場合。彼女から助詞の「が」の使い方が分からないと言われ「調べてきます」と答え、幸い色々な関係の本だけはあるので、かつてAmazonのワンクリックで二重に注文してしまったお高い悔しい日本語を教えるための文法書をひっぱりだしてきた。あるある有名な「は」と「が」の違い。これさえあれば何でも…と思い、何ならここをこのままタイ語に訳せばいいや、くらいなつもりでいたら、そんな簡単なもんじゃない。

そもそも文法を解説するための用語ですでに全く分からない。で、これを仮に分かったとしても、それをタイ人に話して何になるのか、ということだ。とにかく彼女が学びたいのは実践的な日本語なので、実践の中に入れ込まないと。もうひとつは解説で日本語と比較しているのが英語であってタイ語ではない。ここでもうダメ、日タイ比較が欲しい、やはりどうしたって大人になると母語との比較で考えてしまうんだから。この間、荒川洋治の講演会で紹介されていた本居宣長の息子が、日本語の文法を発見した経緯を追ったノンフィクションを娘経由で注文しているのだが、これを読むと日本語の文法って何なのかがもしかしてちょっと分かるんじゃないかという期待がある。この場合「期待はある」としてもいいのに、なぜ「が」なんだ、という程度であればこの文法書で大丈夫そうなので本日はその程度にしておこう。それにしても知らないことだらけでただ歳だけくっていく…。



by kienlen | 2016-12-20 09:12 | 言葉 | Comments(0)

年末というのに何もしてない

部屋は散らかりっぱなし、髪は伸びっぱなし、全然余裕がない。今日は午前の予定がキャンセルになり、父と久々にお昼でも食べるかと思って電話したら出なかった。朝風呂に入ってもう1度電話しようと思ったら、仕事関係の人から電話があり、本日やるべき事が発生した。父が電話に出なかったのは幸いだったと思っていたら、別件で超特急の案件が入ってきた。ますますラッキーだったと思っていたら友達からラーメンを食べに行こうと誘われた。1人でラーメン屋に入れないのだそうだ。

ラーメン食べるのはやぶさかではないのでOKして近所の店で。それから本日発生したやるべき事である近所のモデルハウスの見学に行った。その友達も行くというので一緒に。モデルハウスを見たのは久々だ。家を見るのは好きなので面白かったし、どんどん進化して住みやすそうになっている。バリアフリーのシニア向けというのがあり、これ大変良かった。覆面調査というのではないが、おふざけ半分で客を装ってくれと言われていて、最後に種明かししてくれと言われていたが、種明かししてもびっくりされなかった。携帯がもう限界でショップに行ったら混んでて待つのも嫌で明日に。それから超特急案件をやった。映画見たい。明日行ってしまおうか。

by kienlen | 2016-12-19 21:05 | その他雑感 | Comments(2)

大勢の人のいる所

昼間は在宅仕事をまあまあがんばった。夕方にネパール支援の関係のイベントに行くことになったので、その前にどうしても片付けてしまわなければならなくて。これがなかったら案外ずるずるしていたかもしれないので良かった。会場には思った通り知り合いが何人かいて、中には久々に会う人もいた。ネパール料理はおいしかった。少し早目に失礼して夫の店に立ち寄るとお客さんはミャンマー人とタイ人ばかりだった。ネパール人の続きがこれ。ビール一杯飲んで疲労感あり。身体が疲れたというより、大勢の人がいる場に行った後の独特の疲労感。寒い日だったな。床暖の温度を上げた。
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by kienlen | 2016-12-17 21:04 | その他雑感 | Comments(0)

本日の日記もどき

今日の予定としては、正しい日本語を教えてもらいたいというタイ人からのリクエストに応えてのレッスンの4回目だけが外仕事で入っていた。私の日本語、正しいのかどうか分からないが、まあ楽しくやりましょうってことで。これ以外は在宅仕事をせっせとやらねば、と思っていたところに、急遽友達と会うことになり、飛び入り歓迎でついつい出かけて在宅仕事は延期に、というわけにもいかず夜少しがんばってメドをつけた。その間に娘と結構久々の電話。そうそう、こういう場合の「結構」がタイ語で何に相当するかが、タイ人との話題になったのだった。とりあえず本日の時点ではจังかな、ということになった。もっと検討したいが時間がない。うう。
by kienlen | 2016-12-16 23:29 | その他雑感 | Comments(0)

『日本1852-ペリー遠征計画の基礎資料』

草思社文庫900円+税。娘に割引価格での購入を頼み、この間東京へ行った時に受理。すぐに読み始めたが途中で他を入れたり時間がなかったりでやっと読み終えた。この本を知ったきっかけは偶然書店で見つけただけだが、結果的にすごーく面白かった。著者は1858年没というイギリス人のマックファーレンという方。全然知りません。イギリス有数の歴史・地誌学者なのだそうだ。訳者は渡辺惣樹さんという方でやはり知りません。で、この訳者が自分の著書を書いた後に、参考にした文献のひとつであるこれを訳したということのようだ。原著は1852年にニューヨークで刊行され、その後日本に来た西洋人が参考にした文献なのだそうで、ペリー提督もその中のひとりということ。となると、もっと別の内容だったら別のアプローチをされたんじゃないか、強引に植民地化されていたんじゃないか、みたいなことを考えてしまう。ここに出て来る日本はものすごく魅力的だ。政治は別にして。

豊富な資源と美しく豊かな自然環境と、誇り高く盗まず偽らず誠実で勤勉であると同時に娯楽も楽しむ人々。女性は美しく、男性もジェントルマンでどこに出しても恥ずかしくない。何かと比較対照されているのは隣国の支那なのだが、全体的に日本への評価が大変高い。あと、トルコとよく比べていて、言語から日本と近いのは中国ではなくトルコという点も納得って感じ。あとは、まえがきにも書いてあるけど、帝と将軍の権力の二重構造の説明に納得。これが開国交渉に影響しているのではないかと訳者は述べている。漁民があちこちに漂流してそこに住みついたり捕虜になって交渉事に使われる様子が詳述されているのも実に興味深かった。ロシアは漁民を助けてはロシア語を教えて交渉に役立てていた。こういうのは、山の民には想像が及びにくい話。著者は日本には一度も来たことがないそうだ。貿易が許されていたのは中国を別にするとオランダだけだった時代、オランダ人に化けて実は色々な国の人が来ていて、彼らが伝えたものや資料からの分析なのだそうだ。ヨーロッパの国々の中の関係性も大変面白かった。薄っぺらい自画自賛や愛国心云々教育より、こういうのを読んだ方がいいんじゃないかな。権力者がどうすべきかのヒントもあるし。



by kienlen | 2016-12-15 16:44 | 読み物類 | Comments(0)

『クワイ河捕虜墓地捜索行ーもうひとつの「戦場にかける橋」』

たまたま通りがかった古本屋で見つけて、古いけど安くないなと思いながらも読んでみたくて買った。1988年6月発行の社会思想社の教養文庫。私はこの年の11月の終わりころにタイに行ったのでだいたいすれ違いな感じだが、その頃はまだ著者で訳者の永瀬隆氏のことは知らなかったし、タイに行かなければあるいはずっと知らなかったかもしれない。泰緬鉄道建設に従事させられた捕虜が大勢亡くなったのはよく知られた話だが、そこで日本軍の通訳を務めていた人がこの永瀬さんで、彼が贖罪のために色々な活動をしているというのをタイで知ったのだった。かといって会ったことがあるわけではない。ただ、どんな人なんだろうと興味をもった記憶はある。カンチャナブリーにある連合軍の兵士の墓を見た時は衝撃だった。名前と共に書いてあった年齢を見て涙が止まらなかった。

その墓地はブーゲンビリアが咲き乱れ、きれいに手入れされていたが、この本に収められた日記を読んで、熱帯のジャングルの中で亡くなった人を葬るってどういうことかを考えさせられた。日記は日本の敗戦直後から始まっている。まずは永瀬さんで、昭和20年の9月22日から。亡くなった捕虜の墓地を探し出して記録するという作業の通訳を命じられたのだ。舞台はもちろんタイ。終戦の安堵感と、捕虜虐待の罪に問われるかという不安感が混じった気持ちのまま任務につく。日記のタイトルが「虎と十字架」である通り、日本人がとにかく虎を恐れる様子がいくらかユーモラスに綴ってあり、そういう日本軍兵士と一緒に連合軍側が十字架を探し出していく様子が生々しい。ああ、ここは…と感じるところに折り目があったりして、どこの誰かも知らないこの本の持ち主だった人に連帯感みたいなのを覚えた。本との出会いもご縁だな。もうふたつの日記がオーストラリア軍中尉とイギリスの従軍牧師のもので永瀬訳。外務省と日本人会への怒りのあとがきで出版の理由が分かる。ここだけ読んでもいいかも。

by kienlen | 2016-12-14 21:29 | 読み物類 | Comments(0)

飯田へ

冷たい朝の道を駅まで歩き飯田行きのバスに乗った。
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車がないのと、ごくごく短時間の仕事先が町中でバス停から歩ける距離なのとでバスにしたもの。バス旅行気分。休憩のサービスエリアで、南信に多い虫類がたくさんあるのを見つけた。中信にも進出しているのか。がんばっている。
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天気が良く山がきれいだった。
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飯田駅の隣の観光案内所で道を聞けるので便利。小さくてアットホームな感じで、それに付近の食堂を聞くと教えてくれる。今日も尋ねたら定食屋を教えてくれたのでそこでアジフライ定食を。
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飯田の町中は普通の定食屋みたいなのが結構あるように感じる。そして混んでいる。肉屋も多い。手作りハムという看板のある肉屋に入り、そのハムを買うことにした。お惣菜にキムチがあって欲しくなるが、これを持ち歩いたら臭う。「ちょっと預かってもらえますか」と聞くといいですよ、ということだったのでキムチと手作りハムとチキンのモモと卵を購入。昨日豚肉をスーパーで買ってなければここで買ったのだが。帰りのバスの中はキムチの臭いがしたがガラガラだったので問題なかったと思われる。

by kienlen | 2016-12-12 21:03 | | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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