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公演とアジサイ

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水色とか青とか好きな色と言えないが、自然の色だとどれもこれもきれい。この間、中野市で伊那にある歌舞劇団「田楽座」の公演を見た。チケットをいただいたので行ったというだけだったのに、なかなか良くてびっくり。こんなご縁をいただきありがたいことです。結成から50周年だそうだが、継続するのはご苦労だろうなと感じ入った。がんばって下さい。その後、友人の案内で中野市の高台でアジサイ見学となったわけだった。夕方で誰もいなくて風情抜群。
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花はちょうど見ごろだった。アジサイが好きというわけでもなかったのに、何でもかんでも好きになっている。この微妙な色づき、感動。その後、カフェに寄って公演を見た4人で雑談。コーヒー屋だったのに遅い時間のコーヒーは飲みたくなくてチーズケーキをいただいた。


by kienlen | 2016-06-29 17:44 | その他雑感 | Comments(0)
この映画はどちらも試写会で観たもの。海よりも…はもうずいぶん前で、団地は昨夜。ふたつに関係はないけど、ただ、偶然どちらも団地が舞台なのだ。海…の試写会会場に友だちがいて、後日、ばったりその友だちに会ったら「あれ、ツボにはまっちゃった」と、わざわざこちらに近づいてきてベタ褒めしていた。ふうむ、私は正直苦手な映画だったので、そう言った。それはもう感性ですよね、みたいなところで手をうった。で、たいがいの人たちが良かったという感想だったので、再び、ふうむ。で、そのことを思いながらタイトルがそのまんま団地の映画を、期待もせずに観たのだった。

こちらは結構好みだった。団地が舞台であるのは重要だけど、ストーリーを追ってもあまり意味がないように思う。主役の藤原直美が、はあ、素晴らしい。岸部一徳も。この人たちでなかったら別物になるだろうな、役者ってまったくすごい。ものすごく現実的な内容なのに逆にとってもシュール。まあつまり現実ってこうなんだな、と感じられる。海…の方は、多分描き方のそのまんま感が苦手だったのだと思う。何をどう面白く感じて何をどう面白く感じられないかを考えるのが面白い。本だと感性だけで読めないけど、映画だと、受動的でも観れるというのがありがたい。



by kienlen | 2016-06-28 21:04 | 映画類 | Comments(0)

タイ人だらけ

この間、京橋の映画館に行くため銀座線に乗ったとたんに、タイ人かなと思われる女性が目に入った。皆さん美しく、それに化粧が濃い。会話があると分かるのになし。地元でも出先でもタイ人を見かけるのはもはや全然珍しいことでもなく、北海道新幹線では車両内ほとんどタイ人だったし、市場を歩けばタイ人いるし、ベトナムもタイ人だらけでチェコのプラハ城にもいたしインドでは寄付していたし、松本行き電車に乗っても見かけるし上高地にも松本城にもいるのだが、在住者らしき人はおいておいて、旅行者風情を見かけると行き先などを聞いてみたくなる。そんなことを考えながらしばらく立っていたら席が空いたので娘と一緒に腰掛けた。タイ人らしき女性たちの向かいという位置。すると思いがけず隣の席からタイ語らしき声が聞こえてきた。いかにもタイ人という容姿の男性といかにもタイ美人な若い女性が小声で話している。

男性は同年代くらいだったので「タイ人ですか」と小さい声でつぶやいてみた。もしタイ人でなければ気付かないし、そしたらなかったことにすればいいので外国語は便利。すると驚いたようにこちらを見て、親しみやすい雰囲気で「そうですよ」。浅草と築地という、いかにもな観光地に向かうそうだった。日本にビザなしで来れるようになったし航空券は安いし、夫婦と娘3人の家族旅行で東京見物とのこと。向かいの美人たちは妻と娘だった。お隣で話していたのも娘。女優かモデルか、みたいな感じだった。どうしてタイ語ができるんだ、は必ず聞かれる質問なのでバンコクに住んでたと言う。相手が庶民だったら夫がタイ人だといい、お金持ちそうだと言わない。この日は後者だったので言わず、娘がバンコク生まれだと紹介するに留めた。タイ語できる?と、なぜか英語で聞かれていた。首を横に振るだけの娘だった。顔は充分タイっぽいんだけど。

by kienlen | 2016-06-26 10:28 | タイ人・外国人 | Comments(0)

梅雨

所属がないので居場所がない。相手先には早目に着くようにしているが、かといって早目に入るわけにもいかず、車なら車の中で本読んで時間つぶすけど歩きや自転車の場合はその都度考える。一昨日の現場付近は公園があったので、そこをブラブラしているうちに雨になった。
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こんなことして緊張をほぐそうとしていた。



by kienlen | 2016-06-25 20:26 | その他雑感 | Comments(0)

提督の艦隊

あっという間に時間が過ぎていく。ちょっと今月は苦しい、と言いながら映画の記録が多い。そのEUフィルムデーズの2本目がオランダのこの映画。平戸のオランダ商館に勤務しているというオランダ人男性が上映前に説明してくれたのがひじょうに良かった。なるほど、と思った豆知識は、オランダは現在王室があるが、実は共和制の方が先だったという珍しい国なのだそうだ。ふーん、なるほどー。フランス革命の思い込みがあるから、自分の中では、共和制は革命で勝ち取るものみたいなイメージになってしまっているが、逆もあるのだ。で、なぜそうなったかがこの映画で分かるようになっている。とっても面白かった。それにハリウッド映画のような大作なのにびっくりした。

というところまで書いてからパンフレットを見たら、監督さんはハリウッドで小規模アクション映画を多数手がけているのだそうだ。なるほどー。綿密な歴史考証がなされているとのこと。変化に富んでドキドキのストーリーも面白くて、海戦の映像は大規模で、レッドクリフのような印象。舞台が17世紀なので衣装も豪華で素晴らしい。それにしても、ここで負けていたらイギリスとフランスに割譲されていたのかとか、ここはまるで神風みたいとか、海戦というのは自然を見方につけることができる。闘いは嫌いなので戦闘シーンも嫌いだが、遠隔操作で自分は傷つかずに誰を殺しているかも分からないような戦いを思うと、人間味があると思えてしまうのだから、それってどうなのってところ。海兵隊が出てくるけど、オランダが発祥なのか。午前中のが静かで午後はこの大作で、堪能しました。歴史物は本当に面白い。

by kienlen | 2016-06-23 16:13 | 映画類 | Comments(0)

日本からの贈り物

東京に行ったついでに娘と一緒に見た映画。その日がちょうどEUフィルムデイズという企画の初日に当たる日だったのと、何しろ大人520円で娘は無料なので2本見ようということになり、午前中にこれを見た。ルーマニア映画。多分こういう国のを見る機会はそうそうないと思われる。ルーマニアの田舎の村が舞台で、すごく静かに展開する。音楽もなくて鳥のさえずりとか鍛冶屋の音みたいなのとか、ひじょうに牧歌的、しかし嫌いじゃなかった。タイの農村みたいで暑そうで、都市がどこも似ているように田舎だって似ているのだと思った。人間の営みがそうそう変わるわけじゃないし。

主人公は洪水で家も妻も失った初老の男性。頑固な性格らしいことが、近所や行政や民間企業とのやり取りから感じられる。家が流されたので小学校の校舎が仮住まい。ここに日本で日本人女性と結婚して子どもがひとりいる息子家族が一時帰省。孫とのやり取りが結構泣かせるというか。ちょっとこの状況、ウチと同じというわけではないが、結構身につまされ、特に娘なんかは感情移入しやすいかもなと思った。自分ももっと若かったら違う感情がこみ上げるかもしれない。さすがにもう…。それにしても言語コミュニケーションのありようがストレートじゃなくて日本人として外国映画と感じられないものだった。日本向けを意識しているってことなんだろうか。でも、後ろにいた男性たちが「分からねえ映画だな」とささやいていた。え、どこが?

by kienlen | 2016-06-21 17:06 | 映画類 | Comments(0)

すれ違いのダイアリーズ

昨日と今日で、映画館で3本見た。そういえば日本語は映画を数えるのに「本」を使うのはなぜだろう。タイ語だと3話เรื่องで、その方がしっくりくる感じがあるけど。で、今日見たのがタイの映画のこれ。予告編でイメージしていたのは単純な青春恋愛映画で、タイ映画なので観ようとは思っていたけど、それほど期待していなかった。でも、とても良かった。きれいだし、楽しい恋愛ものという以上のものがあるし、いやあ、侮れません、タイ映画。この間の光の墓は表面的にも複雑だったけど、これはあんな複雑さはなくて、面白くて、でも結構考えさせられる。最後がどうなるかの予想パターン、はずれてしまった…。観客3人だけ、長野の皆さんもう1週間あるのでぜひご覧下さい、と言いたい。鑑賞後のすっきり感保証。楽しかった。男の主人公、どっかで見たような顔だと思ったけど、インド映画のきっとうまくいくの主人公に似てた気がする。で、全体のタッチもちょっと何か共通するものを感じた。

原題はคิดถึงวิทยา カタカナ表記するとキトゥンウィッタヤーかな。キトゥンというのは、日本語だとぴったりくるのがないと思うが、タイ人はしょっちゅう使う言葉。英語のI miss 何とかかんとかに相当、多分。こういう言葉、どうして日本語にないのだろう。恋しいと訳すのが一般的と思うが、かといって日本人にとって「恋しい」なんて言葉が普段使いかというと、少なくとも私は言わない。で、ウィッタヤーは、辞書引くと知識、学。大学は大いなる知識だし、この映画に出てくる学校の名前も何とかウィッタヤーだった。よって、知識が恋しいとか学校が恋しいとか、そんな感じだろうか。で、それは多分、映画の内容からいくと先生が恋しいをかけていると思われる。学校が舞台で、それが水上学校というのが、いかにもタイ。遺体が浮いていたりヘビがでたり、それもいかにもタイ。女の主人公の最後の選択が、いかにもタイかというと、うーむ、どうだろう。これだったらいいけど、というファンタジーにも感じられる。でも、いい映画だった。日本語タイトルも原題と全然違って意訳で秀逸と思う。


by kienlen | 2016-06-19 23:05 | 映画類 | Comments(0)

『地方消滅』

すっごく話題になったこの本を、娘が持っていて貸してくれたので今ごろになってやっと読んだ。経済推測なんかよりよほど精度が大変高い人口推計から、日本の将来がどうなるかを予測したまっとうな内容。ただフィールドワークしているわけではないらしく、本を読む楽しみの物語性みたいなのはなくて報告文書という感じ。まあ、目的からいってそれでいいんでしょうけど。地方にいるのでここで指摘されなくても危機は肌で感じるけど、東京に人口が集中することの問題点を詳しく説明していたのは、なるほどと思った。しかし、いずれにしろ人口は減るのだから、それを前提にした制度設計をすべきという方向の話が欲しかったけど、それよりも人口減少を食い止めろという主張が中心だった。後ろの方の対談と鼎談が面白かった。外出が多くて読みたい本が全然読めない。
by kienlen | 2016-06-16 22:39 | 読み物類 | Comments(2)

ブルーベリー摘みの練習

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いよいよブルーベリーの季節。初めて収穫を手伝うのでピッキングの練習を昨日した。これから朝取りとなるが、昨日は練習なので何時でもと言われていて夕方から。農業に関係するという出版社の若い社員も来てブルーベリー講義を受けていた。なぜ練習するかというと、熟し具合を知るためで、これが結構難しい。お尻の部分で判断するのだが、ビッシリ房になっているものなどお尻が見えないのだ。かといって少し早目に収穫したところで酸味が少々強いかな、程度で食べられないわけじゃあるまいし、ひじょうに微妙なフルーツに比べると手入れも収穫も楽ということで友人、つまり栽培農家はブルーベリーを増やすそうだ。
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私もブルーベリー大好きなので、傷物はその場で食べながらの収穫。それにしても収穫の手間はたいへんかかる。田んぼとか網張とか一緒にやった人が来ないのでなぜかなと思っていたら「彼女はこういう細かい作業はしたくないんだよ」とのことだった。それでリンゴを手伝うそうだ。確かに粒の大きさが比較にならない。「人の性格って面白いよね。一円でもぴったり金勘定には細かいのにブルーベリーは細かくて嫌だっていうんだから」とは友人評だが、私は一円よりブルーベリーの方がいい。毎年、この友人から購入しているが今年は販売側として販促に努める。さっそく娘が食べたいと大騒ぎしている。
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父が栽培を始めた、というか私が苗を買って渡したのは今のところ無事に育っているようだが、2年間は実をつけないで木を丈夫にしないといけないとのことで花のうちに摘んでくれと言っておいたが、この間見たら少し実を残していた。「どんな味か知りたい」という当然の希望。86歳で2年後というと…。そりゃあ食べて下さい。農業をやっていた人が高齢化であちこちで土地が荒れていく。この友人も隣の畑の世話を任されていて、私が「プラム食べたい」と言ったら「自分で植えてくれ、いくらでも」と言われた。草刈りはしてくれるそうだ。ブルーベリーは菓子屋の需要があるとのこと。木苺も求められているそうだが、あれはあまりに繊細で収穫が難しく割りに合わないというのは、私も庭に植えているのでひじょうによく分かる。色々勘案してブルーベリーに落ち着くようだ。なるほど。今日の朝食はブルーベリー、とっても美味しかった。



by kienlen | 2016-06-15 09:14 | その他雑感 | Comments(0)

移動の日

このところ外出ばかりで落ち着かない。外出と在宅のバランスがとれるといいけど思い通りにいくわけない。昨日東京から戻り、今日は上田で一仕事して和田峠を越えて岡谷へ。ランチの時間が全く取れないと思われたので朝おにぎりを作って出た。少し前、高齢者ばかりの村に住む父が「梅、好きにとってくれと言われたから」と近所の家の小梅を収穫してあり、ちょうど立ち寄った私がもらってきて漬けてみることにして大変上手にカリカリに漬かった梅があったので、それのおにぎり。大変旨かった。で、これを運転しながら食べてもギリギリだと思っていたのにえらく早く岡谷に到着してしまい、新しいシルク博物館に寄ってみた。工場を併設していて、この工場見学がなかなか楽しかった。実際に糸を繰っている様子を、手作業と機械作業の両方で見ることができた。そこでサナギが大量に出るわけで、これ食べないのかなと思っていたらミュージアムショップにあり、思わず買ってしまった。それにシルクの石鹸まで。単なる興味本位。こうして出かけるたびに散財多い、収入ないのに、ハア、という毎日だ。しょうがない。

さらに地元の人から下諏訪のあの菓子屋のあの菓子が美味しいと言われ、お菓子など全然好きでもないのに遠回りして購入。父をちゃんこ鍋食べに連れて行くと言いながらこういう状況で実現できず、詫びを兼ねてその菓子を持って立ち寄ると、ちょうど弟がカツ丼を持ってきてくれたから食べていけとのことで食べる。出来合いの煮カツ丼。自分には甘すぎたがしょうがない。父は甘いもの好きなので菓子を喜ぶと思ったらさすがに歳のせいか食べきれないというので半分持ち帰るハメに。今日の食事は朝がパンで昼がおにぎりを両方車中でとり、夜が出来合いの甘いカツ丼とお菓子。ほとんど糖質のみの日だった。走行距離は約250キロ。ガソリン炊いて何しているかというと何とも…。家に戻ったら友だちからのDVDが届いていた。渋い日本映画ばかり。見たいけどしばらくムリだな。一番楽しみなのは市川崑の「東京オリンピック」。あのアート感覚でドキュメンタリー撮ったらどうなるのか、すっごい楽しみと言ったら「その期待を裏切らないと思いますよ」とのことだった。今週また上京するのでお礼にタイ料理を運べるといいけど。



by kienlen | 2016-06-13 22:45 | | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen