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シェルブールの雨傘

無料映画のサイトを久々に見たらシェルブールの雨傘をやっていた。午前10時の映画祭のを、娘が見に行ったと言っていた。見たことがあるような気もするが覚えてないし、他のことする元気はないし、気分は落ち込むわで、とりあえず時間つぶしで見ることにした。この間のライアンの娘もそうだけど、筋だけだったら一歩間違うとつまんない不倫ものみたいな感じだが、まさかそうなっていない。何が違うんだろうか。時間つぶしと思ったけど、見終わったら気分が良くなっていた。心の温まる映画だった。セリフが全部歌って、こういうのミュージカルっていうんでしょうか。知らないや。こんな風にして日々が過ぎていく。
by kienlen | 2015-06-25 23:36 | 映画類 | Comments(0)

ブックカバー作り

布がたくさんある。かといって服にするような品質のはなく、せいぜいカーテンとか布団カバー。端切れでかわいいのがあり、捨てるには惜しいと思い、細いのをはぎ合わせてブックカバーを作ってみることにした。普段使ってないので参考にする既製品なし。問題は厚さの調整をどうするか。趣味でやるものなんて規制がないので何でもいいのだ、楽しければ。それでとりあえず作りながら考えることにした。ハードカバーのサイズで作っていたら大きさが足りなくなり、ほどいて文庫用に変更。無計画。調整は紐を通してリボンみたいなアクセントにすることにした。
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うまく収まってひじょうにいい感じに完成。この写真を友人に送ったら既製品の写真を送り返してくれたので、次はその方法で作ってみるかな。目的が今ある布の処分なので、このために布を買ったら本末転倒。それだけ気をつけないと。ブックカフェやりながらブックカバー販売という将来像目指して修行しますか。
by kienlen | 2015-06-24 13:46 | 手芸 | Comments(2)

ライアンの娘

9時半の約束があったので出た。到着してから今日ではなくて明日だと分かった。時間と空間の認識に大きな問題があることは分っているので毎日スケジュール帳を確認することにしているのに、またこれだ。忙しい時の方がこういうことは起きない。暇な証拠。別に遠くまで行ったわけじゃないし、時間もちょうどいいので午前10時の映画祭に行くことにした。ライアンの娘だ。見たことないし内容も知らない。アメリカの西部劇かなと思いながら期待もなく入った。その前に、長く会ってない友人に電話。これから映画見てランチ時に終わるので一緒にどうかと言うといいよいいよ、ということになった。朝食を抜いて出て来てしまったので空腹のまま映画に突入。舞台がアイルランドではないか。良かった、結構面白い、と思っていたら途中で休憩。ふと時計をみると12時に近い。スタッフに終了時間を聞いたら1時半と言われた。友人に事情を話してキャンセル。そのまま見続けた。

何も知らずに行った自分がバカだった。恋愛映画っぽいけど、色々な要素があるし、英国将校がカッコいいし、ヒロインは美しいし、それに、撮影の迫力がすごく、一体当時、CGあったんでしょうか。って、何も知らない。カソリック教会を中心にした保守的な田舎の村の様子が生々しくて息苦しくなる。そんな村に馴染めない才色兼備で冒険心もいっぱいのヒロインが、随分年上の学校教師に言い寄って結婚。でもそのとたんにうんざり。このあたりの身勝手さは、でもよく分かる感じ。で、英国軍の将校と大胆な不倫。こんな保守的な村の中で。という恋愛物語かと思うと、英国の占領に抵抗する組織のハラハラする展開があったり、前線でのトラウマがあったり、シリアスあり娯楽的要素ありの、そして骨太っぽい、なんか諸々てんこもりで3時間半の長丁場だけど全く飽きなかった。監督はアラビアのロレンスの人だそうだ。なるほど、そういえば雰囲気が似ている感じでもある。長さも似ている。間違えて出かけたおかげで見られて良かった。その後、ランチがてら知り合いのやっているカフェへ。そんなんで1日の大半おしまい。
by kienlen | 2015-06-23 16:43 | 映画類 | Comments(0)

小さき声のカノン

あー、日付け変わってしまった。昨日のうちに書こうと思っていたのにな。つまり見たのは日曜日の鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー。友人がチケットを扱っていたのでお付き合いのつもりで購入。同じ経緯でこれまでも見ているので、あの重さに耐えきれるかなという不安がちょっとあった。原発については自分は反対、だから改めて見なくても、みたいな気持ちもあった。上映期間は長くない。今日は雨の中を山にドライブして友人とランチして、今日見るしかないなと思って行った。普段あまり行く機会のない映画館の最も小さい会場での上映だった。

さすが、というか何というか、以上のような気持ちを見透かされているような、辛さの質の異なる内容だった。子どもの被曝を恐れる母親の選択を描いたもの。自分があの立場だったらどうするだろうかと終始考えながら見た。留まる決心をした人の苦悩、逃げた人の苦悩、誰もが思わず涙を流す。こちらも涙。チェルノブイリ関係でもかなりの時間を割いているが、「日本人が考えたシステムでやってきたのに、どうして日本人から取材を受けるのか分からない」みたいな発言が重たかった。スクリーンの小さいのが残念だったけどいい映画だった。
by kienlen | 2015-06-22 00:23 | 映画類 | Comments(0)

『うらおもて人生録』

色川武大のエッセイ。いやあ、面白かった。エッセイってあんまり読まないけど、素晴らしい。一応なのか本気なのか、若い人向けに語りかけるというスタイルになっている。著者は50代当時のようだ。しかし若者をとうの昔に過ぎた者が読んだらもっともっと味わい深い。すっごくよく分かると感じる内容。本の良さって何といってもこれだな。一瞬孤独感が薄らぐもの。本など全く読まない息子が阿佐田哲也は麻雀の関係で少し読んだと聞いたような気がする。いいセンスですね。書いてあることは、当たり前というかしごくまっとうなことばかり。これを抽象論だったり説教調で書かれたら絶対うんざりだが、博打打ちの経験と視点に徹しているおかげでとっても面白くなっていて嫌味がない。

勝ち負け論は単純化すると腹が立つが、ここで述べている勝ち負けには心底納得。子どもらに口癖のように言ってきている言葉があるが、それがそのまんまでてくる。わーい、子育て成功と喜びたいが、そういう著者は子どもを持たなかったのだった…。面白かったからこの著者のをさらに読みたいかというと、そういうのとも違う。これひとつで充分満足って感じだ。大事なことはすべて語っていただいている。私は博打は全然やらないが、周囲はそういう傾向ありの人が結構いるので親近感はあり。プロとアマの違いの描き方が切羽詰っていて面白かった。プロといえば思い出すのは森巣博くらいだな。そうそう、若い頃に勤めていた会社の社長が博打で生きていたっけ。あれはプロに近かったんだろうか。会社やっていたらプロじゃないか。でも博打の間は出社しなかったけど。
by kienlen | 2015-06-20 08:56 | 読み物類 | Comments(0)

情報

今さらなのかもしれないが、しかし、それにしても。北海道に行ってないのが父の心残りらしいので、この夏に連れて行くことにした。娘も行きたいという。となると夏休みのハイシーズン。旅行というものをあまりしてない自分は、ハイシーズンに価格が高くなるのを考慮せずに一緒に行こうと言った。それから色々見たらえらく高価である。そして計画性のない自分が旅の計画を立てるというのは、本当に苦手であることにも改めて気づいた。旅行会社に相談に行って、なんかしっくり来なくて別の所に行ってやはりしっくりこなくて、どうしてこんな誰でも思い付くようなニーズに応えてくれないんだろうとすごく不思議になる。その後、もしや自分にとってのニーズがマイナーなものかもしれないと思い直した。

結局自分でネットでホテルを予約することにした。パックの方が安いのかもしれないけどなと思いつつ、希望のがありそうにないし、自由の方がいいし。それには高くなるのもしょうがない。などと考えている自分のせこいこと。で、昨夜予約したのだけど、これがまた結構面倒ではありませんか。仕事で泊まるのとは違うから、場所が便利でリーズナブルならいいやっていうのとも違う。選ぶのが面倒。そして希望の日は多くのホテルで満室。これ、ほんとかなあ。何とか予約を完了したらえらい遅い時間になっていた。で、問題はその後で、どこのページを開けても、北海道のホテルの広告が追いかけてくる。その場で情報がいっているわけですね。腹がたつ。で、このサイトでは何年も前にバンコクのホテルを予約しかけたせいか、下の方にはタイのホテルの広告。ますます腹がたつ。がおー。
by kienlen | 2015-06-18 21:58 | その他雑感 | Comments(0)

『黒い迷宮』

副題は「ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実」。500ページを超す大著で値段も2300円+税という、シンプルにいってよくある本の2倍のボリューム。あまりの面白さに止められなくて昨日はこれを読むのでほとんど1日費やしてしまった。2000年に起きたルーシー事件というのは、ぼんやりとしか知らない。当時すごく興味を持ったという記憶もない。子どもが小さかったし、テレビを見なかったし、欠落が大きいせいかもしれない。しかし知らないことばかりで、一体何をどうやって生きているのかと自分に対して感じる。もっともニュースを見ていたところで真相は分からないわけで、だから本の素晴らしさを毎回感じるわけだけど。膨大な資料と膨大なインタビュー、それぞれに出典を明らかにして細部まで逃げずに描いている。すごい。そして最もいいのは、人間の物語であること。それと、著者がイギリス人なので日本の慣習や制度を外から見るとどうかというのがとても興味深い。日本の警察の動きというのは、犯罪関係のノンフィクションを何冊も読んでいる限り、同じ問題的が指摘されている。

水商売(とは何かについての考察もかなり詳細)の外国人女性が客と出て行っていなくなった。一歩間違ったらそのまま埋もれてしまう出来事で、多分そういう例は少なくないはず。それを大事件にしたのは、被害者の父と妹で、その手法は参考になる。イギリスならではなのかどうか、タイにいた時に、若いイギリス人女性が麻薬を持っていたということで逮捕されたのに、イギリス政府の圧力で国に戻された事件を思い出した。何が真相なのか分からないけど、日本政府がそれをしてはくれないだろう、と強く感じた記憶はある。で、ルーシーさんの、離婚している父母、きょうだいの人となりが冷静に細かく描かれる。イギリスの階級社会がどんなかの紹介にもなっている。とにかく細部はすべて関係しあっているわけなので、何でこうなるのっていうストレスがない。加害者の成育歴等にも極力迫っているが、そのおかげで特異さが際立っている。そして結局判決も異様なものとなった。異様という言葉が頻出していた。それにしても本っていいなあ。感動した。
by kienlen | 2015-06-17 08:39 | 読み物類 | Comments(0)

ひまわり

昨日、久々に午前10時の映画祭へ。ひまわりの最終日だった。これはテレビで見たような記憶があるがあまり覚えていない。すごく見たかったというわけでもなく、でも一応見たいな程度の気持ちで行った。混んでいた。隣の女性が直前まで携帯いじりながら独り言を言っていたのが気になって気分が悪かった。全体に女性が多く、しかも連れのある方々が多いようで、話し声がとてもうるさかった。毛色の違う場所に来るとこういうことになる。というわけで始まる前の5分足らずで気分が悪くなっていたのは痛かった。上映中もうるさかったらどうしよう、という心配は杞憂だった。ひまわり畑に切ない音楽。この音楽だけで泣ける。

ソフィアローレンとマストロヤンニの魅力全開、それを見せるための映画みたい。ソフィアローレンの演じたキャラクターはとっても分かりやすい一直線型。自分の愛情にあそこまで自信が持てるというのはどこからくるんだろうか。若さか、宗教か、それとも性格か。ストーリーは、途中であやふやにしないで最後に落とし前つけてるのが良かった。こういう最後の記憶がないので、以前に見た時は途中で止めたのかもしれない。テレビだし。しかし、恋愛映画はどうも今一つ本気になれない自分が悲しい。ひまわりは大好きな花。葉っぱのしおれているのが、これまた悲しげだった。
by kienlen | 2015-06-13 12:55 | 映画類 | Comments(0)

日本酒ツアー

一昨日、知人の企画による酒蔵見学と酒宴という催しに誘われ参加した。全国的にもまだ珍しかった頃に女性杜氏になった人が案内してくれた。味噌蔵をいくつも見ていたので、発酵食品としての違いが面白かった。味噌は塩分が高いので腐らないが酒は菌にやられて全滅を3回やったら蔵が潰れるのだそうだ。酒の方が物語がありそう。で、この蔵でもかつて先々代の時代に腐造をやってしまったことがあるそうだ。見学後、お楽しみの試飲。25年ものというのもあり、琥珀色でウイスキーみたいな外観だった。味も極上。高級酒ばかり飲んで感じたのは、いいお酒は変な酔い方をしないということだった。友人に日本酒好きがいて、紙パックのを飲んでいるという話を聞いていたが、そういう酒との違いを聞くことができた。なるほどー。知らないことだらけだと見るもの聞くもの新鮮である。安い日本酒を飲んで悪酔いして日本酒嫌いになる人が多いそうだ、まさに自分。

その後、参加者のひとりのお宅におじゃまして飲食。豪邸だった。ウチが小さいので、どこに行っても大きく感じるがこちらは本物の豪邸。楽しかったけど、それだけに昨日は元気がでなかった。稼ぎのよい夫と、きれいで料理上手な妻。一緒に海外旅行、ボランティアにと仲良しなホストカップルに、家族そろって公務員とか、酒蔵経営は大変に違いないが、何といっても地元の名士という面子。どーして私がここに、みじめ―、みたいな激しい場違い感。もっともどこにいてもそうなんだけど…。そして一方、子どものいない人からするといていいなとか、仲良し夫婦からみたら1人で勝手に行動できて自由でいいなとか、豪邸がないと身軽でいいなとか、思われるかもしれない。いや、そんことないか…。物事って比べてみないと分からないけど、かといって簡単に比べられるものでもないと言いきかせてないと、お付き合いが辛くなったりして。しんみりしててもしょうがないからタイ料理食べに行ったら、そこはそこで別世界であった。
by kienlen | 2015-06-12 08:41 | 出来事 | Comments(0)

ドクダミ最盛期

友人のブログにドクダミ化粧水を作った話があり、それは焼酎で漬けるだけのものなので、だったら飲めるなと思って検索したらドクダミ酒も一般的なようだった。かゆみ止めにもいいらしいと書いている人もあった。自分的にも、酒ならまず間違いなく飲む。昨年は干してお茶用にしたがさほど飲まなかったので今年は酒にしようと思い、今朝引っこ抜いて洗って干した。これをビンに入れて焼酎を注ぐだけなので作るというほどの手間はなし。いかにも薬草酒という味になりそうで楽しみ。苦いだろうな、苦いの大好き。ビンとドクダミはたくさんあるので、たくさん仕込むことにしよう。で、ワインやビール代がなくなったらこれを飲んでしのごう。老後の準備万端。ドクダミ酒ではたくさんは飲めないだろうし。でも美味しくて飲み過ぎたらどうしよう、というのは半年経ってから考えよう。
by kienlen | 2015-06-10 23:14 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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