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スリランカ

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スリランカより本日帰国。行きは飛行時間が長くてうんざりしたが、帰りは速かった。とりあえずヤシの林。それと、どこも良かったけど、ボロンナワルという世界遺産の町の巨大な石の壁に掘った3体の仏陀が素晴らしかった。大きすぎて写真に収まらず。北海道くらいのサイズの国に8つの世界遺産があるそうだ。スリランカに出かける日の前夜に帰省して一瞬顔を見た息子は本日すれ違いで東京に戻ったかどこかに遊びに行き、娘も明日の朝から旅に出るということで皆ですれ違い。
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by kienlen | 2015-02-28 23:18 | | Comments(0)
佐高信と佐藤優が本について語る本。しばらく前に買っておいてほとんど手つかずにいたものを、旅先に持参する本をどうしようかで数冊選んだ中にこれも入れた。長く辛い機内で読んだ。とても面白かった。読みたい本がたくさん登場するがとても読み切れそうにない。だいたい簡単な本ばかり読んでいるし。ただ、たまに読んだのも出てきた。今日はスリランカをほぼ横断して王朝と仏教の遺跡巡り。景色はタイにそっくり。人々はインド人に外見そっくりで、笑顔はタイ人並。スリランカのビールが美味しくてびっくりした。
by kienlen | 2015-02-25 01:26 | 読み物類 | Comments(2)

スリランカ

初めて来た。今日は泊まるだけ。ブログもこれだけ。
by kienlen | 2015-02-24 01:10 | | Comments(0)

マンゴー好き

この間、息子と食べ物の話をしていた。お互い、フルーツを買ってまで食べたいタイプではない。その点、娘はフルーツ大好きだけど、その場にはいなかった。私が、フルーツで好きなのは、りんごで、りんごは買ってでも食べたいけどね、というと、息子が「パイナップルは好きだよ」と言う。そして次に「マンゴーも好き」とも。小さい時に食べていたのはそういうものだった。パイナップルこそ、年中あって安い。マンゴーはそろそろ美味しい季節がやってくる。彼が4歳までバンコクで育ったことを思うと、そしてこんなフルーツを挙げるのを聞いたら、何とも言い難い気持ちになった。彼の内部は、見かけよりも案外複雑なのかもしれない。

来月は久々にタイに行くことにした。娘がとても行きたがるので、だったらみんなで行くかということになって、息子も誘ったが、案の定乗り気でなく、彼だけ行かないそうだ。マンゴーが美味しくなる頃なんだけどな。ちょっと早いか。3年間くらいも、いつも頭の隅にあって気の晴れることのなかった仕事が終わり、しばらく味わったことのない爽快感。基本、不機嫌だったように思う3年間だった。で、別のもほとんど終わり、突然一気に暇になった。こういう感じ、久々。ずっと忙しい人はこういうだらっとしたことなしにやり続けているんでしょうか。読みたい本がちょっと途切れている。ちょっと旅に出るので、その間の本の調達に行こう。





by kienlen | 2015-02-22 09:37 | 家族と子供の話題 | Comments(0)
佐村河内さんという人も新垣さんという人もみっくんという子も全然知らなかった。NHKスペシャルも見てないし、こんなに有名だったんだということを、この本で知った。途中で止められなくて仕事には悪影響を与えたと思う。しかし、ノンフィクションを読んでいるといつも思うのだが、ここまで時間と経費とエネルギー注いで、本は売れないしで、これからどうなるんだろうか。で、ノンフィクションがなくなったらとってもまずいことになると思うのでせいぜい買っていきたいとは思うが、微力にも届かない。出だしが良くて、あと佐村河内、新垣両氏のメールのやり取りでかなり分かるって感じ。なるほど、こういうことね、というのが単純な感想。テレビでの取り上げ方を全く知らないという前提で。ゴーストライターについては、一般的にどういう位置づけなんだろう。著者はゴーストでたくさん本を書いている人なのでその辺への言及はもちろんある。その際の態度も表明している。新垣氏がこんなに若くなければ違っていただろうな。という意味では人生って出会いのタイミングであることがよく見える。

著者も書いているけど、事件の全貌とはいいながら、それには遠いものではある。というのは、どうしてこういう人格ができたかがやはり興味あるが、そこはまだ今後の課題ということだ。映像メディアが完全に行きわたった時代に育った世代、その次世代が世の中の中枢になっているということは、前世代とは相当に違った様相になっているんだろうな。生きていることそのものが劇場的というか。それを突いてここまでのことができるってスゴイ。と思いつつ、世の中ってこういう風に動いているんだろうなという虚しさも感じてしまう。一番分からなかったのは、手話通訳が介在したようだけど、彼は手話を習得していたってことなんだろうか。知りたい。あるいは私の読み落としか。タイトル通りのひじょうに分かりやすい構図の上に、さらに人間関係の構図を描きながら説明しているのは分かりやすいような、それに縛られてしまうような。佐村河内という人、こういうことに使う力を他に活かしたらいいのに、どこかで大きな傷を負っているんだろうか。みっくん父母がもし少しでもぶれるような人達だったらどうなっていたか、というのが一番ハラハラした。親って大事だ。

by kienlen | 2015-02-18 10:23 | 読み物類 | Comments(2)

ひとりランチ

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出先で時間が空いた。よくあることだが、この日がいつもと違ったのは、ランチの時間が取れたらラッキーくらいの予想をしていたのに、突然3時間も4時間も空白ができてしまったことだった。最初から分っていれば良さそうなカフェでも調べておくのだが、といってもそれで行き着いたことは多分全くない。たまにこういうことを言ってみたくなる、計画性があると思ってみたくなる。そしてそれがいかに自分に向いていないかを毎度確認するだけのことで、その時も、じゃあスマホの小さい画面で検索するか、なんて気が起こる世代でもないということで、ずっと昔に行って以来の場所に行くことにした。森の中にいくつかのレストランがある。冬で景色は望めないが、悪くないことだけは知っていた。
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若いスタッフの接客の第一印象が良かった。安心して長居できそうな雰囲気。それでちょっとリッチなランチを注文。安心して食べられる味だった。和風のデザートが充実していて、せっかくこんな遠くにいるのだから食べるかと思って意を決したのに、注文する段になって口をついて出たのはコーヒー。値段はさして変わらないんだからお得なのは甘味と思うが、後のことを思うと、苦味の方のすっきり感を取ってしまう。年のせいだろか。外は雪が舞っていた。窓辺の花がそんな光景に似合っていた。


by kienlen | 2015-02-17 11:31 | | Comments(0)

寝坊

娘から「寝坊した」「自信なくした」とメールがあった。何でそんなことをわざわざ送ってくるのかと思ったら、バイトの研修の1日目という重要な日なのだった。それで昨夜は緊張する、とか言っていた。娘がそんなヘマをするとは珍しい。これが息子だったら全く驚かない。やっぱりね、と思うだけなのだが。上の子がそうだったものだから、下への期待は本当に小さくてすんでしまう。それがいいのか悪いのか知らない。結局娘は日程を変更してもらい、それからすでにやっているバイト先にも連絡して、そのための休みを取り事なきを得たそうだ。それは良かったとメールしついでに、うまくいっている時にこういう小さな警告があるのはいいことだよ、と意見を述べておいた。

昨年からの彼女はついていたようで、競争率の高い人気の授業に片っ端から当たり、希望したバイトに就くことができた。そこがとっても楽しくて充実している様子。さらにもうひとつ、好きな分野のバイトに応募し、希望者が多いので落ちることもあると言われての、1時間の面接を経て合格したと喜んでいたのだった。彼女は積極的なタイプでもないし、寝る間を惜しんで努力するタイプでもないし、部活やら習い事もしてこなかったので、睡眠はいつもたっぷり、色々やることに慣れていないせいもあって、幾分忙しくなったからといって、このところ少々はじけ気味なのが気になっていた。だからこういうアクシデントはクールダウンのためにもちょうどいいのじゃないかと思った。しばらく同居していた息子は、軽井沢でスノボしてから戻ると昨日出て行った。息子の言動をみていると、娘がこれしきのことで「反省した」というのをおかしく感じる。

by kienlen | 2015-02-16 21:35 | 家族と子供の話題 | Comments(0)
これも書店で目にしたもの。ネルケ無方さんというドイツ出身で禅宗のお坊さんになった人の著。今まで全然知らなかったけど、何冊も本を書いている方だった。外国人で日本のお坊さんになるというのは多分そんなに珍しくないんだろうけど、というか、それだけで興味を惹かれるというわけでもないのだけど、クリスチャンの目から仏教をみていること、比較して論じているところがとっても面白く分かりやすかった。基本中の基本的なことなので、知っている人にとっては今さら読むようなものでもないと思うけど、自分の体験を比喩にしながら基本を網羅的に解説してくれるというのは、結構貴重じゃないかと感じた。とにかく分かりやすい文章なのでストレスない。

世界三大宗教はキリスト教、イスラム教、仏教と日本では教わるが、欧米における三大宗教はユダヤ教、キリスト教、イスラム教だという、いきなり出てくるくだりにびっくり。知らなかった。これって今の日本では知られていることなんでしょうか。で、何で仏教じゃないのかというと、仏教はそもそも宗教といえるのか、というところから説明していくわけだ。となると宗教って何ということにもなるのだが。一神教の宗教の場合、信じるか、信じないかから議論が始まるのだそうだが、仏教はそういうことがないでしょ、と言われてみると、確かに。ドイツのちょっとした日常の一コマが体験談として出てきたり、小業が効いているって感じで、新書なのであっさり読めて楽しめた。それにしても同じ神さまで経典もほとんど同じという宗教間の争いが絶えないのもなあ…。帯の言葉は「やっぱり仏教。それが神を捨てた、ドイツ人禅僧の結論」。

by kienlen | 2015-02-15 09:18 | 読み物類 | Comments(0)

『私は親に殺された!』

書店でたまたま見つけて、これは読みたいと思って買った。サブタイトルは、東大卒女性医師の告白。なぜ読みたいと思ったのかというと、虐待の当事者がひじょうに率直に高度な言語力で極めて論理的に、かつ分かりやすく書いているから。しかも精神病院への入院歴8回、自殺未遂30回とか、すさまじい内容だ。あまりの記憶力にもびっくりするけど、そして多分この内容については読む人によって感じ方は大きく異なると思うが、説明が克明で筋が通っていて説得力がある、こんな貴重な本はなかなかないだろうと私は思ったし、泣けた。父母から抑圧的に育てられて境界性人格障害になったという著者が、幼年期から50代後半となる現在までのうつなど精神の病、仕事、日常、地獄のような日々を詳細に綴ったもの。親子関係はもちろんだけど、精神科の医師とのやり取りもとても興味深い。精神病院の話など映画の場面そのまんま、本当に怖い。それと、薬の依存についても大きなテーマ。強靭な意志で止めることができたからこそ書けた本だろう。著者自身が医師なので薬についてもとっても分かりやすい。

親子関係で葛藤がそんなになかった人にとっては、何コレって世界かもしれない。親ばっかりとことん責めるだけで、自分の反省はないんじゃないかとか、思う人もいるだろうなとは思う。自分はそうは思わない。ということは、つまり親になっている今は、子どもから恨まれる覚悟もしなくちゃいけないとは思ってはいる。そうならなかったらラッキーだが、もちろん分からない。自分のことはともかく、この本でゾクゾクした場面がある。薬依存でのあまりの苦しさから、腕に針を刺す自傷行為をするようになった場面。母が亡くなった時、検視した警察から「腕に尖ったもので刺した跡がある」と言われた。鉛筆のようなものかもしれないと。よくためらい傷という言い方を聞くので単純にそれかな、と思っていたが、しかし鉛筆刺して死ねないよなとひっかかりはあったが、この本を読んで、すごくハッとした。もしこういう状況だったとしたら…。やはり父に聞いてみたいことはある。思い切って聞いてみるか、という気になった。ここまで書くって、失うものの大きさと天秤にかけるような了見の狭さではとうていできないんじゃないだろうか。表現する力のある人がやるのは社会貢献というか、人の命を救うことだと思う。色々な意味ですさまじまった。

by kienlen | 2015-02-14 18:28 | 読み物類 | Comments(0)

『マドンナ』

続けて奥田英朗。大手企業のサラリーマンと専業主婦という家庭の、そのサラリーマンが主人公の短編小説集。ここまで類型的な人物をリアルに描いているのがすごい、相変わらず。都会でこういう職場で家族で、というのは自分のいる世界の正反対なわけでもあるし、さすがにちょっとこのパターンは飽きてきた。それで図書館に何か別のを借りに行こうかと思って出かけたけど、途中で本屋に寄ってブラブラしていたら図書館の閉館時間になったこともあり、予定変更。3冊買って帰った。奥田英朗を読んでいると池井戸が読みたくなるな、なんとなく。
by kienlen | 2015-02-07 19:45 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
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