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ナビがないから楽しい

某社のモデルハウスに行かなければならなかった。地図で当りをつけたが、分かりにくことが予想されたので早目に出た。やはりひじょうに分かりにくい場所のようだ。それでもこの辺かと思われる付近で、家の庭に出ている女性がいたので車を止めて聞いてみたら「もっとあっちじゃないかしら」と言われてそっちの方に行ってみたら、道路工事で通行止めになっていた。えー、と思ったら車の通りを止めている交通整理の男性が近づいてきて「どこ行くの」と聞くから「迷っているんです」と告げた。それでも「だからどこ行くのか」と言うから一応言ってみたら「それはウチの現場だな。すぐそこだけどこっちから行けないから反対側から行って」と具体的に教えてくれた。何ってラッキー。くれぐれもお礼を言って反対側に回り込んだ。

すると反対も通行止めになっていて同じように止められた。ただし止めた男性は別の人。そこで「あっちの人にこっちから入れと言われました」と言うと「ダメダメ、あっちの人は地元民じゃないから何も知らないんだから」と言う。えー、何それ。それで今回のこの人はまた全然違う場所を教えるのである。昔昔ラオスに行った時、道を聞くたびに違う方向を示されて、暗くなるしすごく心細かったことを思い出した。あの時、一体どうしたんだっけ…。まあ、今無事でいるから無事だったのだ。ここは日本だし車だし、ともかく行ってみることにした。それに、自分の勘ではこの人の言い分が正しいように感じられる。で、結局そこは最初に自分が行こうとした付近だったのだった。

by kienlen | 2014-10-31 14:40 | その他雑感 | Comments(0)

暖房入れる

外は寒いようだ。老化現象のひとつと言われているが、暑さ寒さに鈍感になっているせいか、暖房なしでいたが、それも寂しいなと思って今朝床暖房のスイッチを入れてみた。灯油の配達も始まったことだし、また経費のかかる冬がやってくる。タイヤを昨年新しくしたので今年は心配なし。それにしても日本って、時候の話題だけでもってしまうのだから楽だ。昨夜も夕食食べる時にテレビ付けてみたらそればっかり。うんざりしてチャンネル変えたら同じく。うんざりしてまた変えても同じく。それとお涙ちょうだい的な話題と。うんざりして消した。受信料払いたくない。

四季の変化が大きくて起伏にとんだ地形で自然災害が多い所は、何かあったらそれを連日、終わったら検証らしきものを連日、何もなければ予防を連日。そこに自然災害でないことも人為災害もいっしょくたに滑り込ませればいいんだな。私にもできそうな気分になってきた報道。それでマスコミの信用が安易に失われていただきたくないのだが、でもなあ、やっぱり見るとな、見ないのがいいな。しかし、そういう美しい秋の日にもかかわらず在宅毎日、ってほどでもないか。昨日1日こもっただけで一生ひとりでこもっているような、希望のない気持ちに襲われている。

by kienlen | 2014-10-30 09:24 | その他雑感 | Comments(0)

仕事ついでに秋の散歩

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お城のお堀の水がやけに緑できれいで、さざ波加減もちょうど良かった秋の午後。空は真っ青だった。内勤ばかりの仕事だとどうなんだろうと、出掛けるたびに思う。電車の中で本も読めた。でも片道だけだったからたいして進まなかった。読み続けたいけど。
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by kienlen | 2014-10-29 00:07 | | Comments(0)

古本カフェ

出先でランチだったので現地の知人にいい店を予め質問してみたら、候補を教えてくれた。ひとつが最近できた古本屋兼カフェだった。ネットの情報を見る限りひじょうに興味深い。先日別の地で行き着けなかったので今日こそは、である。まあ今日の場合はしょっちゅう行く所なので場所は分かる。早めに家を出て、まずラーメンを食べてからその店に行ってみた。いいなあ、大学のある町は。これは先生方の蔵書ではないでしょうか、みたいな感じのセレクション。それで、亡くなった恩師を思い出した。この一角もしや、と本気で思った。コーヒーを頼んで長居したが、とてもいい店だった。

こういう店、近くにあったらいいのにと思った。お酒もあるのだ。これだけ重厚な古本に囲まれて飲むのは楽しいだろうなあ。人をアテにせず自分でやればいいのだな。そういう気にさせてくれる店だった。本の選択でこんなに共感を覚えた店は初めてだった。戻ったら夜になっていた。とてもそのまま仕事に入る元気なく、ネットで集客する方法を学ぶ勉強会へ行ってみた。別に集客もしてないのに。知り合いが何人かいた。講師は若い人。がんばっているんだなあって感じはしたけど、基本、答えはひとつ的な感じがどうも苦手だった。もっと自由でいいんじゃないかなあ。最初からネットだと、比較対照物がなくて意外に自由度を下げていたりして、みたいな感じをもった。おかしなものだなあ。ちょっと不思議だった。
by kienlen | 2014-10-28 22:20 | その他雑感 | Comments(0)

『日本の黒い霧(下)』

のろのろと読んでいる。松本清張みたいな作家に匹敵する作家って今だと誰になるんだろう。事実部分の描写の分かりやすさと的確さ、推理部分の面白さ。背景が複雑で自分の理解力が及んでいるのかどうかという点は心もとないが、それ以外は実に実に面白い。推理作家がノンフィクションを書く面白さって独特だなあ。戦前のことはよくああだこうだと言われるが、終戦直後の占領時代のことってあまり日頃の話題にならないように感じて、歴史で教えるんだろうかと娘に電話して聞いたら一応はやるとのことだった。下山事件などは先生によっては諸説話したりするらしい。(下)ではダイヤモンドの話、もう全然知らなかった。なるほどー。帝銀事件の推理もなるほどー。こういうのを読むと、今起きていることで気になることもやっぱ、結構あるよなー。半藤利一の解説があって分かりやすかった。改めてすごいなー、松本清張。
by kienlen | 2014-10-27 21:15 | 読み物類 | Comments(0)

行き着けなかったカフェ

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昨日は軽井沢の近くが現場で、そう緊張するような内容ではなかったのでついでに遊ぼうと思って、話題になっているらしいカフェに行ってみようと朝起きてすぐに出た。時間の余裕はある。せっかくだから軽井沢という有名な観光地の紅葉もよかろうと町に入りかけたら渋滞していた。そうか、日曜日か。そこまでして行きたくもないので細い山道に逸れて引き返すことにしたが、記念に車の窓をあけて黄色い紅葉を撮ってみたら黄色くならなかった。

そして目的のカフェを探した。見つからない。ホームページには住所をナビに入力せよとの案内というか不案内というかで地図ひとつなし。そういうつまらない時代になっているのだと感じる自分は時代遅れなのだ。犬の散歩をしている人に聞いてみたら「喫茶店か何か?じゃあ、もっと軽井沢寄りよね。でもあなた、この辺にそんな美味しい店があるって聞かないから、そこのツルヤでお寿司でもパンでも買って食べる方がいいわよ、そうしなさい」と諭された。その提案を尊重してそうした。花屋にかわいくて珍しい花が並んでいたのをラインで娘に送ったら「欲しい」と、予想外の返事。切花を届けるわけにもいかないので、ウインターコスモスという名前の花を庭に植えることにした。コスモスなんて雑草並だろうと思ったら普通のコスモスより弱いそうで冬越えられるかなということだった。そういう誠実な対応をする店員さんがいるだけで印象のいい花屋だった。

by kienlen | 2014-10-27 10:19 | | Comments(0)
予告で見たくなって、でも見に行った友人がかなり面白くなかったような感想をくれたのでやめようかなと思い、でもその友人とは趣味が違うのでどうしようか迷い、でも時間を見たら今日明日だけの夜の上映があったので行ってみた。これは映画に詳しい人なら、何かのカテゴリーに入れることができるんじゃないかなと思ったが自分には分からない。小説だったら懐かしい若い頃に流行ったヌーボーロマンみたいな、あんな感じだろうか。ストーリーがどうのこうのというよりもコラージュ的なアート作品のように感じられた。きれい。ローマに行ったことがあったら良かったのに実に残念。ローマでなくてもせめてイタリアに行ったことがあったら全然違った目で見られると思った。

プルースト、フローベル、それに若い頃に好きだった記憶はあるが覚えているわけでもないモラヴィアとか、有名な小説家の名前がたくさん出てくる。だからこういう分野に詳しければもっと楽しめたとも思う。ああ、それに、こんな次元の会話が分かるくらいにイタリア語ができたらなあ。ストーリーはよく分からなかった。名前を覚えられないので、どれがどの人でどういう関係なのかを理解できている自信がない。それでも映像がとにかくきれいでひとつひとつの言葉が、退廃的で虚無的で懐かしく、今時こんな映画をつくるって狙いはこの年代なのかなって思いながら、分かってないのにそんなところで分かったようなつもりの自分にうんざりって感じの、何というか懐かしいタッチだった。しかし、こんな映画を上映してくれる映画館、がんばって欲しい。観客は自分含めて3人だった。ああ、美しかった。

by kienlen | 2014-10-26 00:37 | 映画類 | Comments(0)
しばらく前になるが、ある学校のある儀式に行く用事があって出かけた。何度か訪れている所だし、いつものように正門を入ろうとしたら、すかさず「来賓の方以外はこちらです」と、そういう担当らしい生徒から声をかけられた。自分が相手にとってどういう立場になるのか分からないが、来賓じゃないというカテゴリーに心当たりがあるとすれば、駐車場に入れる時に「来賓ですか」と聞かれて、来賓ですとは言えなかったことから、情報が共有されているんだろうか、だとしたらすごい情報網であるなと思いつつ、来賓じゃない気楽さの方がいいやと思って遠回りして会場に入った。それにしてもこっちから入る人って生徒ばかりだなと思いながら。

どこに座っていいか分からずにウロウロしていると、同じ目的で訪れた人が入ってきた。あそこに座れと受付で言われたよ、と言うので、同じ用事なんだから一緒だよねと言いながら隣合わせて席に着いた。何か不思議だなと思って、自分が受付を通らなかった経緯を話した。すると彼は「それ、保護者と思われたんだよ。歳のころもそれくらいだから。ほら、女はいないでしょ」と周囲を見回して言う。本当だ。で、保護者はどこにいるかというとどこにもいない。別館でリアルタイム映像での見学らしい。となると、別館に入って行かなかった自分はどういうヤツだと思われたのか、逆におかしくなった。同じ目的のふたりの違いは当方女で先方男。そして同じカテゴリーの席を見ると見事に男ばかりだった。こういうこと日ごろあまり意識していないので言われるまで気付かなかった自分も自分であるが、なるほどねー。



by kienlen | 2014-10-25 08:36 | その他雑感 | Comments(0)

産業フェア

産業フェアというのに行ってみた。目当ては小泉武夫先生のアグリビジネスについての講演会だったが、それだけというのもなと思って、国のお役人による第六次産業に関する制度とか国際的な食市場とかの話も聞くことにして長時間会場にいた。お昼の前後だったのでラーメンをひとりでかきこんだ。キッチンカーを入れて1杯600円とか700円で売るのをひとりでやっているんだから儲かりそうだなあ。こういうの、やりたいなと昔から思っているうちにこの歳になってしまった。仕事って蓄積が大事だということが分かるにつれて新しいことをすることへの勇気はなくなる。歳とって新しいことができなくなるのって、つまりこういうことなんだろうか。

別のことを書こうと思ったのにどうもクライ方向に行きがちである。それで、講演内容はとても面白かった。小泉先生が舞台上を歩きながら熱弁をふるい、先生らしくホワイトボードに書こうとしたら、ボードはあるのにペンのインクが足りなかった。あのイライラはひじょうによく分かる。せっかくボードがあるのにこれではダメだね、と言っているのに誰も新らしいのを持っていく人がいなかった。スタッフがいなかったのか、ペンがなかったのか知らないけど、何度も必要としているのに誰もが無視ってとっても奇妙な光景だった。それに、笑い声がなかったのにも驚いた。ひとりで笑っていたんだろうか、自分、まさかね。出展者からワインとキノコとサバの糀漬けとサケのレモン糀を買ってきた。地元の小さな製造会社が開発した軽トラの荷台のフードが印象的だった。欲しい。でもその前に軽トラ欲しい。

by kienlen | 2014-10-24 20:20 | 出来事 | Comments(2)

時代屋の女房

夜の映画を見に行った。昨夜も一昨夜も見ようと思ったが飲んだら元気がなくなり諦めた、猿の惑星。それで今日は夕方からのにした。夏目雅子特集で時代屋の女房をやっていた。時間を間違えて早めに着いてしまい、どうしようと思ったところに友人が映画館前でタバコを吸っているのが見えたので、映画の話を聞くことにした。彼女はテノールを見て目を泣きはらしていた。テノールの方が10分早く始まる。どうしよう。どっちがいいかと聞いたら、どっちもいいと言われた。初志貫徹で時代屋にした。ロビーで読みかけの本を読もうとしたら週刊誌があったのでそっちを読んで上映時間を待っていたところに電話があった。仕事の話だったが映画の時間になったので失礼した。

渡瀬恒彦は好きだし、夏目雅子はとても美しかった。夏目雅子のための映画という感じだったけど、良かった。こういう時代だったよな。で、見ている最中にバッグをひとつ持っていないことに気づいた。パソコンやら図書館の本やら資料やら入っていて、失くしたらとんでもないことになる。映画館の中までは持って来たことが確かで、置き忘れたとしたらトイレかロビーのソファだ。電話で話している時に隣にあった気がする。小さな映画館だから大丈夫と思いつつも気が気ではなくて途中で出た。ロビーにあった。ホッ。ダメだなあ。やっぱバッグは大きいのをひとつにしないと自分の場合は危ない。前もノートパソコンを買ったばかりで置き忘れたことあるし。映画は良かった。大好きな「飢餓海峡」を午前10時の映画祭で明日までやってる。見たい。
by kienlen | 2014-10-23 21:35 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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