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暗い

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昨日は久しぶりに遠出した。前夜が寝不足だし若くもないしで眠くなって、帰りは高速にしようと思いかけてふと帰り道にある友人に連絡したら、いるよということで、その友人宅に寄った。お茶と栗の渋皮煮をいただき、栗は生が好きなんだよねと言うと、生で食べられるのと驚いていた。他の友人からも言われたけど。アルプスの見える絶景の場所だがもう暗くなっていた。
by kienlen | 2014-09-30 23:40 | | Comments(0)

めぐり逢わせのお弁当

見たい映画が3本あり、どれを先にするかでこれにした、昨日。候補3本の中で一番早く終わると思われたのと、時間も夜の7時過ぎでちょうど良かった。ダレダレの仕事にキリをつけて散歩がてら早目に出て夫の店でしばらく時間をつぶしていたら、偶然にも何人か知り合いが来た。コックさんのひとりが長期間の帰省から戻って来ていた。タイにしばらく行っているとみんな黒くなって帰って来る。そしてしばらく味が濃くなる。夫にそれを注意するよう言ってあったせいか、注文を通す時に「しょっぱくするな」と言っていた。こういう時、タイ語は便利である。大多数の日本人に分からないから。

それから映画に行った。いつも3,4人なのになんと20人くらいいた。おお、期待感。いやいや良い映画でした。インドではどこにでもあるのかどうか知らないが、夫の職場に妻が作った弁当を届ける配達人がいるらしい、映画の中では。ってことはインドって専業主婦多いんでしょうか、それだけで東南アジアからしたら異文化だな。で、よくある夫婦、つまり男は妻なんか眼中になくて、でも家にいる妻の関心事は夫でという夫婦の妻が一所懸命弁当を作るのだが、誤配で別の男の元へ。この男というのが妻に先立たれて退職を目前にした男で…。よくありそうな物語だが、そう片付けられない魅力がいっぱいだった。社会的にはインドよ、お前もかって感じがあったし、細かい部分がひじょうに丁寧でリアル。父の死に駆け付けた娘が見た母の様子なんて、もう叫びたくなるくらいだった。職場にパソコンが1台もなかったり、時代設定が現代じゃないのかと思ったりもしたが、そのへんはインドの現実を知らないので何とも。旅行に1度行っただけとはいえ行ったことのない国よりも親近感あった。大変良かったです。

by kienlen | 2014-09-28 15:48 | 映画類 | Comments(0)

『クマムシ博士の「最強生物」学講座』

堀川大樹著。この方を知ったのは、納豆菌のことを検索しているときだった。納豆菌がいかに強力で、そして恐ろしいものであるかを述べていた。その記述スタイルがとっても面白かったので、アマゾンでこの本を注文してみた。有料メルマガに加筆して本にしたそうだ。タイトルからしてクマムシのことが中心になっているのかと思ったらそうではなく、色々な生物と、それと理系の研究者の生態についてと、まあ、これも生物の一種ということだろうが、描いている。大変面白かった。それによく見るとタイトルも、クマムシ博士というだけで、クマムシについてとは言ってないのだった。

私は特別虫好きではないが、でもたぶん嫌いというのでもないと思うし、虫の世界のことを知るのは楽しい。前に福岡伸一の本でも雌しかいない虫について知って面白いなと思ったけど、この本にも出てくる。クマムシというのは、どうもここに出てくるビジュアルから、米の中にいるカブトムシをうんと小さくしたようなあの虫が浮かんできて邪魔をする。水分を失っても生き、水分を得ると復活するのだそうだ。これを人間に応用したらすごいことになるだろうということで研究しているのが筆者。フランス在住。というような内容もさることながら、研究資金を得るためにキャラクターグッズを作って販売したりメルマガをしたりという点も面白かった。寄付金を集めるよりも性に合うそうだが、私もそういう方が好き。自分としてはメルマガよりも本の方が今のところやりやすい。研究者が一般に分かりやすく伝えるというのは本当に大事なことだと思う。こんなに楽しく最強生物についてかじれてラッキー。

by kienlen | 2014-09-27 15:09 | 読み物類 | Comments(0)

異業種の仕事人間友だち

午前中のお昼に近い時間帯に電話があった。仕事でこちらに来るとよく連絡をくれる友人。お昼の誘いならいいなと思って出たら、自分の仕事の予定を言って、それが終わったらお茶飲もうという。私が、ランチだったらどうせ食べるからひとりでも誰かと一緒でもいいから仕事の前に食べるのはどうか、お茶は無理だ、と言うと、なーにカッコつけちゃって、と言うから、カッコつける気は全然ないけど、しかしこの友人とはいつもいつも同じようなやり取りをしているではないか。それでシナリオでもあるかのように、そんなに忙しいの、と聞かれた。こういう質問に対して人はどういうシナリオを用意しているんだろうか。

暇な時は暇という答えをするまでもなく、お茶に行くので返答は不要で、忙しい、については困ったものだ。忙しいというと、次から次とやることが山積みで次々とこなさないと間に合わない的なニュアンスがあるんじゃないだろうか。自分にとってこういう状況というのはまずほとんどまったくない。人からは見えない幻想物とひとり孤独に葛藤しているだけで、ほんと情けないのだが、説明しようがない。で、この友人にも、忙しいとかじゃなくてただ仕事の種類が違うだけだからあああ、と何度も言っているのになあ。それでもいつも連絡くれて同じやり取ができることにはほんとありがたいので感謝の意を伝えた。彼女は彼女で仕事人間なので話していると大変に楽しいのだが、さすがに今日妥協ってわけにはいかない、がんばって断った。

by kienlen | 2014-09-25 12:51 | 仕事関係 | Comments(0)

面白いけど

自動車学校通い中の息子が諸事情あってしばらく東京滞在。諸事情の中にはまったく困ったものもあるし、一応おめでたいものも混じっているが、両者間の連関があるのでおめでたいことを素直に喜べるわけでもなく、親としては不機嫌なのであるが、夜のバスに乗る前に夕飯でも食べるかということになって、近所のソバ屋に行った。彼はバレーボールをやっていて、最近都内のチームに所属し、こっちに来てからもどっかからみつけてきたチームで練習している。

都内で所属しているチームはなかなか強いのだそうだ。そんな話しをした後、インターネットでチームを探す時に、最初に連絡したチームは、全員が○○のチームだったという話になった。電話したら「すぐにカミングアウトした」そうだ。息子はそれは気にならないので、別にいいです、と言ったら相手の方が困惑気味だったので「何か気をつけることありますか」と聞いたら「やっぱり××君には普通の男子チームの方がいいと思うよ」と言われ、行くのをやめて別を探したそうだ。この人、話していると面白いんだけど、面白いだけで大丈夫なのかというところが気になる。タイの映画にそういうバレーチームの話があって、あれは面白かったのを思い出した。

by kienlen | 2014-09-24 19:45 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

映画のつもりが劇

久々に映画を見ようかと思って夕方出掛けた。映画館の前が人だかり。何事かと思ったら、友達もその中にいた。恒例の唐ゼミの公演が、今回は映画館の前の広場で一幕をやり、移動して、いつものショッピングセンターの前の広場で二幕という趣向なのだそうだ。その友達は彼らと長年の付き合いの関係者で、ぜひ見て行きなよと言われた。映画のつもりだったのにと言うと、映画はいつでも見れるけど演劇は今日だけだよということ。そりゃあそうだが、時間がそんなにないので映画も、いつでも、というわけでもない。しかし劇を見るのって結構エネルギーがいりそうで、そういう気分じゃなくてしばらく迷う。いずれにしろここを乗り越えて映画を見るという感じでもない。これもご縁だしで、演劇にした。

これまで何年かはテントだったが、今年は原点に戻って放浪でノマド演劇ということで外でやるとのことだった。天気もちょうどいい。古い映画館前の広場は、それだけで風情があり椅子に座ると気分が盛り上がる。そして、とても楽しかった。うまいなあ。舞台の移動も劇中に納めてしまう演出で面白かった。観客も移動して二幕へ。軽トラ2台をお尻合わせにしたのが中心舞台。演劇はあまり見たことがないので、こういう舞台装置も珍しくて面白かった。生はいいなあと改めて感じる。最後は、そうだ前に見た時にわっと思った、ということを思い出した。素晴らしい。これは来年も見ようと思った。
by kienlen | 2014-09-23 21:13 | 映画類 | Comments(0)

こんな時間に

こんな時間になってしまった、2時過ぎ。いい歳して何、と独り言。自動車学校に通うために長期滞在中の息子は、東京でも社会人バレーボールチームで、社会人でもないくせに遊んでいるようだが、こちらに滞在中も早速バレーを始めてしょっちゅう行っている。楽しいだろうな、羨ましい。成人した息子と事実上の2人暮らしなどということは、もうこの先ないのだろうと思うと、貴重な時間なのかもしれない。共通の趣味もないし話題もないし、それに生活様式もまるで違うしで顔を合わせる時間はそんなにないが、唯一共通の興味というと食事だろうか。

かといって、毎日一緒に食事をとるというのでもない。ただ昨日は、夕食の準備前に風呂に入っていたら息子が何やらキッチンで作っていて、風呂から出たら、食べるかと聞くので一緒に食べることにした。彼は豚肉とニラと卵の炒め物を作ってあって、味噌汁は私が担当することにした。どれもこれも5分もかからないものばかり。でもひとりで食べるより美味しい。息子は東京で外食ばかりなので、こちらでは結構家で作って食べている。娘は日頃自炊をしているので、こちらに戻るとよく外食している。このところ家に閉じこもってばかり。どこかに行きたくなったな。

by kienlen | 2014-09-21 02:24 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

3代

父が来て、いつのまにか年寄りになってしまったと言っていた。多分そんな感じなんだろうなというのが想像できる。このままいくと、あっという間に父の年齢に、生きていればなりそうだということを実感できそう。だって、一段落したら事務所を模様替えと決めてから多分3年。一段落したらやろうと思っていることがあれもこれもあるのに何もできないまま一体何年。そして毎日衰えていく。この間、さほど年齢の違わない友人が、この頃仕事来ないのよね、と言うから、だって発注先にしたら若い人を育てないとマズイでしょう、と言ったら、ずっと私に来ると思っていた、と言うのだった。それはまたおめでたい発想ですな、と言ったら、シニカルねと言われた。年齢は残酷ねと言うから、その通りだと、これは認めた。でもこれほど平等なものもない。

父は日記などの処分を始めているようだった。もうじき85歳だ。それで田舎で淡々と一人暮らしなのだから立派だと思う。90を超えた父の兄がとうとう施設に行くことになったと言っていた。夫婦でボケているのはさすがに見切れないからと、息子が、つまり私にしたらいとこが伝えに来たとのことで、それはそうだと言ったという。お昼を近所の店で食べることにして息子にも声をかけたら、自動車学校の送迎バスに乗らなければ時間があるというので、父が送ることにして一緒に食べた。こんな時間くらい仕事のことを忘れて機嫌良くしていたいと思うくらいには成長したようにも思うが、切迫感からの解放は難しい。戻ってメールを見たら仕事関係の方から、連休明けでいいですか、という返事がきていた。官的民の組織の人。はい、と答えてカレンダーを見たら、連休っていつのことだ。やっぱり平等なのは、みんな歳を取って死ぬってことだけだな。

by kienlen | 2014-09-19 23:16 | 家族と子供の話題 | Comments(2)

『にぎやかな天地』

若い頃、友だちになれるかなれないかの基準は、別に意識したわけではないが、本を読む人かそうでないかだった。待ち合わせ場所を本屋にしたら、長時間待つのもいいし、例えすっぽかされたところで気にならない。気が向いたら会おうという感じの待ち合わせもあった。話題も本なら尽きない。喫茶店で向き合ってお互いに読書で平気。逆に言うとそれ以外の話題がないのだから、当然友だちは少ないというよりもあまりいない、できるわけがない。年を取ると、相変わらず世情には疎くても日常生活の幅は広がるので本以外の話題もあるようになる、それでも狭いことは狭いけど。何が言いたいかというと、本のことを話せる友人などひじょうに少ないということ。そういえばこの間、今の時代などもっとそうだろうなと思って娘に聞いたら「本は好みが全然違うから話題にしない」ということだった。よって一般的な話題もカバーするそうだ。自分にはそういうセンスがない。

という中でたまたま好みに接点のある友人がいると感動する。そういう貴重な友人と宮本輝の話をしたことがなかった。自分も長いこと読んでなかったし、でも好きだったことがあったことは確かでこの本をその友人から借りて読んだ。小説の感動というのはノンフィクションだとか評論のような感動とは質が違って、岩の中の水脈みたいな感じで染み入ってくる。これは大変に良かった。金に糸目をつけない豪華本ばかりつくっている編集者兼ライターが主人公と聞いた時に「そんな理想的な設定だったらいいでしょうよ」と思ってそれほど興味をもったわけではないが、浅はかこの上ない直感を誰にともなく詫びたくなりました。涙を落とさせてしまうと溜まりが少なくなる感じがあるだろうけど、落ちないところで維持させることで内部の溜まりをそのままに感情の膨らみを大きくするんだな。いやはや、良かった。宮本輝の、別のも読もう、でも注文した本も積んである…。

by kienlen | 2014-09-18 08:56 | 読み物類 | Comments(0)

お外で1日

遠出したわけでもないのに1日中外にいた。ちょっと見たいものがあって図書館へ。そこで少し仕事しようと思っていたができずに雑誌を読んだ。面白かった。本を借りるのは我慢して午後から、イベントへ。大学の先生たちが珈琲をテーマにそれぞれの専門分野からトークするという企画。ちょっと仕事の区切りをつける意味で行ってみることにしたものだが、やはり、面白いというわけにはいかなかった。ま、当方の年齢のせいってことにしておこう。若い人はこれで楽しめたのだろう、きっと。途中退出もせず最後までいた。長かった。夫の店で夕食にしよう、でも少し早いかなと思ったら、タイ人達が宴会をしていたので店に入ることができた。

キノコの唐辛子和えが出て来た。これは傑作、すごく美味しかった。裏メニューでしかないようなのが残念。そこに若いお兄ちゃんがひとりで入ってきて、タイにも行ったことがあるとのことだし共通の知り合いなんかもいて、楽しくお話をしていたら、常連さんが来て一緒に話す。ここのところ店はかなり暇だったが、今日は繁盛していて、少し手伝った。といっても買い物くらいだが。帰宅すると息子がいた。夕食を食べた後のようだった。このところ一人だったからご飯の量なんてわずかだし、おかずもそんなに要らなかったので息子の量を忘れていたが、やはりすごい。ご飯も肉もどんどん終わる。たくさん食べられて羨ましい。さて、明日は仕事しないと。このところ油断している。

by kienlen | 2014-09-15 21:39 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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