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シダと光

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中学生のころだったか、火星探検みたいな本が好きでよく読んでいて、火星はシダ類で覆われているようなイメージを持ったのは多分自分の誤解だと思うが、幻想の中ではこんな感じになっているはずなのだ。しかしこれだと生命に満ちあふれてしまう。きれいな色だな。
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濁った用水路で戯れる光の粒が面白いと思ったけど、蜂がバタバタと主人公になりたいみたいだ。今年もあと半年でおしまいか。ウチの庭のラベンダーも少しずつ増えている。これはウチのじゃなくて近所の。
by kienlen | 2013-06-30 23:47 | その他雑感 | Comments(0)

逃げ場

毎日つまらんこと書いているなあ。自分で言ってちゃあいけませんが、こんなこと言うということは、もっと別のことを書きたいという意味があるということに違いない、と他人事のようにつぶやいてみる。ツイッターでもないのに。でもこういうつまらなさって、逃げ場なのだと思う。友達と話していても一様に、こういう状況になる理由が分からずにいる。それで、もう止めようということになる。例えば原発だって、解決していないのにしているかのよう。報道はうんざりであまり見ていないのもいけないかもしれないけど、右へ倣えばかりでニュースさえ見たくない、特に受信料を払っているヤツは頭くる。見たくないのに払わされている。それで原発事故の避難の方法とかいわれても、次の事故があっても日本は大丈夫で近隣にも世界の人々をも不安に陥れないということなんだろうか、そこが分からないと、いや実際のところ分かっているはずなんだけど、だから分かっている部分をなかったことにしてその先ばかり言うわけだが、しかも輸出して金儲けしたいとか。

政治家をたまにテレビで見かけると、理由の説明もなしに何か同じようなフレーズを繰り返している印象。それを流していればいいって楽そうなあ、偏差値高い人である必要あんのかなあ。しかも受信料取って。新聞はお子さま向けに徹する方針らしい今のは止めるつもりだが、その時は集金の方に、無意味でもいいから一言言おうと思っているが、受信料も集金にして欲しいなあ。そしたら毎月感想を言うんだけどなあ。そのために見るようになるかもしれないなあ。それともテレビ持つのをやめよかな。娘がいなくなったらそうしよう。外国でデモ起きると結構報道するのに日本でデモやっても報道しないから、国民みんなが沈黙しているかのようで、こんなこと感じるのは自分だけかという孤独感が募ってくる、それはいい手法なんだろうなあ。メディアの役割ってそういう感じを募らせることなんだ、それでどっかの国をよく笑えるよなあ。ということで、結局行き着くのは日常だ。小さい毎日がいい。選挙はうんざりだなあ。だって嘘つきまくりじゃないですか、で、それを批判もしないメディアに囲まれているとなると、どこに逃げたらいいのでしょうか。
by kienlen | 2013-06-29 17:55 | その他雑感 | Comments(0)

夕方温泉、夜ビール

今日は外で飲みたいなあと思っていたところに友人から電話。飛んで火に入るナントカではないか、ということでいつも行く近所の店に行ったが、ビール一杯と焼酎少々で充分。だいぶ運転したのと、性に合うとはいえない会議に出たことなどで切り替えをしたかった。行きは急ぎで高速を使ったが、帰りは山越えしたくなって下道を走った。途中で久々に温泉に寄った。といっても目的は髪を切ること。温泉施設で髪を切り、帰りかけたものの、日が長いから夜道にならないなと思って温泉に入ることにした。元々長風呂のタチでもなくすぐに出る。その帰路に友人から電話があったというわけだった。

昨日は梅雨明けのような空と空気だったのに、今日はまた雨。毎日、明日からやろうで色々と延ばし延ばしになっているすっきりしない感がある。そういうことなどなどを、このところ手帳につけるようになった。有名なほぼ日手帳を買ってから虜になってしまった。実に使いやすい。ただでさえ荷物が多いのに、その上厚いノートを持つのも嫌で今まで避けてきたが、買って良かった。何といっても開き方が素晴らしい。この間もバスの中でバッグを膝に載せてメモを取るなんていう時も便利でスラスラ、お見事だった。方眼の目の細かさもいい。書きたくなるノート。来年からは娘にもプレゼントする約束をしている。
by kienlen | 2013-06-28 22:30 | 出来事 | Comments(0)

すぐそこの高原へ

高原のお仕事。誰か同行してもいいようなものなので友人に打診したら行くということで合流。せっかくだから高原のランチをということで友人のお勧めの店に行く。仕事の前でなければもっとリラックスできたのだが、美味しかった、生パスタのトマトソース味。春野菜とエビというメニューだったので、春野菜って何が入っているかと思ったらタケノコとワラビだった。これはいけてました。自分でも作ってみよ。タケノコとワラビがあるうちに。
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雨上がりの景色も最高で気持ちの良い空気。こういう高原がすぐ近所というのは、やはりありがたい。そうなると、やはりバンコク暮らしは難しそうだな。チェンマイかチェンライか。なんてことはともかく、庭も美しいレストランだった。窓枠が木製だったらもっといいけど断熱の問題があるからな。
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お気に入りのパン屋で今日は2種類購入。このパン屋さんが楽しみで高原へ行く用事を作っているという感もあり。里へ降りて直売所で小規模生産の豆腐と、同じく卵を買い帰宅。外にいたい気分だったから、繁殖し過ぎて隣家まで伸びたタラの木をノコギリとハサミで切った。こういう憎らしいまでの繁殖力を見ると、草も木もウザイと思う人間が出てくるのは分かる気がする。もっとも敷地が広ければ隣を気にすることもないからそうでもないか。ついでに山椒も切る。昔、父が庭木の剪定をしていて切りすぎて枯らすことが結構あった。切れば切るほど切りたくなる気持ちも分からなくもない。夕食はそのタラの葉先の天ぷらと、高原で採取したワラビのお浸しと豆腐とキムチとサケとタケノコの味噌汁と別の高原産のカマンベールチーズとレタス。ごちそうさまでした。
by kienlen | 2013-06-27 22:38 | その他雑感 | Comments(0)

『追想』

娘が学校の先生からDVDを借りてきた。当人がまず見て、私も借りていたがなかなか見る時間がなく、そう長くなってもいけないし返却かな、残念だな、と思っていたもの。先生がなぜこれを貸したかというと、娘がカサブランカが好きだと言ったからで、だったらこれも好きだろうと持ってきてくれたそうで、そうなると私も好きなはずなのだ。娘は面白かったと言っていた。見るように勧められた。そんなに長くないしと。で今日の午後、ランチを友人と食べて戻り、ノートパソコン見に行くか、図書館か迷った。家で本読んでいたら眠ってしまいそうだった。そしてDVDを見ることを思いついた。

昨夜にやってしまうべきことを、ビール飲んで酔っ払ってできなくなり、なんとか今朝5時前に起きて片付けた。よって、途中で睡魔に襲われたところはあったが、大変面白く見た。日本公開が1957年という映画。移動範囲の狭いこじんまりした内容だけど、分からなさ加減が絶妙だったな、イングリット・バーグマン。終わり方もなるほどって感じ。しかしやはり映画館で見たいものだ、映画は。何しろ画面の小さい再生専用機だから。ま、贅沢ばかりも言ってられない。見たいのに見逃したのが多い。これを返却すると別のを貸してくれるのじゃないかと期待していよう。リクエストしてしまおうかな。
by kienlen | 2013-06-26 16:28 | 映画類 | Comments(0)

バスの中で『夢幻花』

友人と行ったレストランで抽選をやっていて日帰り旅行が当たった。同様の企画では、書店のものに何度か当たったことがあり2回参加して確か3、4回は仕事と重なり放棄してしまった。この年代の女性ばかりが当たるという説もある。買い物がセットになっているからだ。今回も中高年女性率がごくごく高かった。というかほとんど。行き先は横浜の中華街。好きでもない場所。そもそもは別の行き先だったのに、希望した日は参加者が少なくて成立しないからと別のツアーに移動させられたという経緯がある。で、本日のはドラッグストアでの抽選だったようで、私は全く利用しない店なのでアンケートを配布されても答えようがなかった。面白い場所でもないのにどうして参加したのかと娘から怪訝そうに聞かれた。一番は本が読めるから。暇でもないのに仕事場でもある家で本を読んでいると落ち着かない。さぼっている気分になる。さぼっているんだけど。

しかし外だとさぼっている気分にならない。まあ気分だけの問題ですが。で、ちょうど読み始めていた東野圭吾の新作が面白くて読み続けたかった。それで参加した。長距離の車中は読書に最適。面白かった。植物の話しが重要なミステリー、ということで、読みながら、若い頃に好きだった中井英夫を思い出していた。内容は忘れているけど、確か花の話しはあったと思う。現代のこちらの本は、江戸時代にはあった黄色いアサガオをめぐるミステリー。私が今まで読んだ東野圭吾のは、心理描写がネバネバしていた印象だが、これはかなりさっぱり系の謎解き中心系というか、ひじょうに読みやすかった。テーマも心理描写も大きく出ていない、大げさでない。面白かったけど、それはさておき、月曜日に旅行を入れるべきではないと学んだ。電話がいくつかきた。ま、あせってもしょうがないなと思いながら帰宅すると娘が、テストの出来が良くなかったと言っていた。それもそれだ。昨夜は夫と、タイ人女性経営のスナックで飲んだ。そういえば今日の中華街でタイ語が聞こえたので何かなつかしくなって話しかけた。びっくりされた。
by kienlen | 2013-06-24 23:18 | 読み物類 | Comments(0)

『舟を編む』

大変人気の高い小説をやっと読んだ。そもそも三浦しをん、初めて。友人にファンがいるし、娘の友達にもいる。だから名前はよく聞いている。この間、映画が公開された時も、評判は良かったようだ。それなのに、見逃してしまった。かなり余裕のない中で何を選ぶかという時に後回しになったな。この本は、娘の友達が学校図書館から借りたものを娘が間違って持ち帰り、テスト中だからと積んであったのを私が借りた。旅先の1泊で読めるかと思ったら疲れてすぐに寝てしまい本日まで持ち越し。これは映画で見たら面白かったかも。ちょうど「横道世之介」の印象と重なった。つまりいい人ばかりで、あったかくて、見る人読む人を、世の中ってまんざら悪くないよな、と感じさせる。そういうのが求められているってことなんだろうか。横道世之介を見た、もうちょっと年配の友人が「物足りない」と言っていて、自分はあれはあれで良かったと思うが、と言ったのだが、この本を読んでいて、その友人の物足りなさをなんとなく想像できるような気分になった。

面白いことは面白いけど、斜め読みしようと思えばできるというか、いつもそこにあって欲しいというほどの存在感でもないというか、まあ、そこまでの重みに応えようというものでは最初からないに違いないけど。やはりこういう本を読むには年ってことか、みたいな感じになった。娘も三浦しをんは読んだことがないようだけど、どうなんだろうか、読ませて感想を聞いてみたいものだ。ま、いずれにしろ好みの問題。映画を見逃したのが残念ってことで。でもでも、辞書作りの話しをこういう風に描くのってそれはすごいなと思った。辞書に対する関心が高まったことは確か。こういう部署がなくならずに馬締さんのような方にはずっと活躍の場があるように願いたい。スピードとか合理性を追求したくない者からのお願い。同じ作家の別の作品を読みたいかというと、微妙だなあ。なんか、横道世之介もそうだったけど、って、比べるもんでもないんだろうけど、主人公がちょっとした変人扱いというのが、なんかちょっと解せないな。そういうのって結構苦手。もっと淡々と描く方が、自分としては好み、活字なら。
by kienlen | 2013-06-23 09:59 | 読み物類 | Comments(0)

泊まり仕事だった

更新が滞っていたら友達から、どうかしたのかメールがきた。とてもありがたいことです。2日間はあちこち周る仕事で外泊だった。狭いビジネスホテルで何かする気になれないのは分かっているので、娘が学校の図書館から借りてきた本の中から2冊借りて、車なのでダメ元で古いノートパソコンを持参してみたが、やはりもう使えないことを確認。ここまできたら買い換える気になる。でも何を買っていいか選ぶのが面倒だ。仕事はたいがい辛いが、今回の2日間は楽しかった。難易度はそう高くなく、後を引かずにその場で完結、お役にも立つ、知らない世界を知ることもできる。しかも連れられて行くという立場だったので自分で段取りも食事も宿泊地もスケジュールも何も考えなくていい。普段もこういう人っているんだろうか、いいなあ。一生に一度かもしれないと思うととっても貴重だった。このところ家に閉じこもり気味で遠出もなく、何か閉鎖的な気分になっていたのでいい刺激だった。残念だったのは両日ともに雨で景色を楽しむことができなかったこと。いい場所だったのに。

戻っても雨だった。娘は夫の店で食事ということになっていたから私も行くことにした。知り合いのスナックのタイ人ママの誕生会だということでそっちで食べろと言われる。これもお付き合いである。支払いは夫に回してなお且つビールを飲んでいいかと聞くといいというので行った。狭い店が一杯の勢いで落ち着かない。そこに娘も来た。居合わせた男性が「こういう所に出入りしていると結局水商売やるようになるんだ。お父さんもそうだし」と注意している。テストの最終日とかで疲れたということで食欲なかった娘。いつも大量に食べるので皆から驚かれている。国語のテストで三島由紀夫の金閣寺が載っていてすごく良くて読んでみたいというから、ウチにあるけど仮面の告白を最初に読めば、と、特に的確であるとも思えないアドバイス。茶色くなった文庫本を何冊か自室に持ち込んでいたが読むのだろうか。学校図書館の本は、娘が、友人の借りたものも間違えて持参してしまったそうで、私が借りているのはそれだそうで早く読まないとならないが時間ないなあ。
by kienlen | 2013-06-22 08:01 | 出来事 | Comments(0)

『小さな建築』

隈研吾著。私にとっては大変に面白かった。岩波新書というのはどっちかというとこのところあまりピンとこなくて、買おうという気にならないのだが、図書館で見つけたので借りた。買っても良かったな。買うかも。付箋をつけながら読んでいたら付箋だらけになってしまって、結局引用するのも面倒になるという、いつものパターン。実例豊富、建築物の構造的な解説も簡単に触れていて、建築史の流れも簡単に触れていて、へえって思う知識が頻出し、大変に盛りだくさんなのに、思想がピンと張られているせいもあり、大変に読みやすくて面白くて止められなかった。まるでミステリーを読むようなのは、受注した建築物をどう実現するかの過程がとってもスリリングで、妥協しなくて、クリエイティブってこういうことだよな、とワクワクさせてくれる。このところ我ながら元気がないが、この本を読んだ直後は元気が出たくらいだ。手元に置いておけば恒常的に元気がでるんじゃないかという錯覚くらいはさせてくれそう。

このところ面白い本に当たらない、というか、当たると困るので微妙に無意識に避けているのかも。本読んでいると仕事しなくなってしまうからだ。でも面白い本を読んで元気が出た方が仕事もやる気になるかも、しれない。はあ、何をバカ言っているのだ。こういう時間的な区別のなさが良くもあり悪くもあり。しかし建築というのはやはり面白いな。芸術の要素はあるにしても実用でもあるし、人間にとってなくてはならないものなのに、衣食住の中で、やはり衣食よりも難しくて大きな分野。日本文化を礼賛したい保守の方が読むにもいいのじゃないだろうか。細い柱何本もで支える構造とか、この協調性、ハーモニー、支え合いの精神、いいよな。職人の技に応用可能性を見出したり、ひじょうに柔軟なのだ、思考が。そして広がりがある。あ、柔軟だから広がりがあるという関係なのか。他の建築家の本をそんなに読んでないので知らないけど、隈さんみたいな考えの人に、このあたりのハコモノも頼んでくれないかなあ、そしたら楽しそう。とっても面白かったです。
by kienlen | 2013-06-17 16:11 | 読み物類 | Comments(0)

場違いな宴会

仕事の関係のパーティーに出た。昔は大嫌いだった宴会だが、こうしてひとりぼっちで仕事していると、どっかから声がかかるだけで嬉しくなるのだから変われば変わるものだ。もっとも本質が変わるわけないのでお酌も何もできず、ずっと席にいるだけなんだが。それはともかく、毎度毎度、日本ってすごいなあという感じを持たざるを得ない。それともこの地域が特殊なんだろうか。とにかく男ばっかりである、上層部。これが当たり前の風景だと思えばそれまでだが、やはり極端じゃないだろうか。タイがまた逆の意味で極端かもしれないけど、地位の高い人が男ばっかりって、歪んでるよな。特にこのギョーカイでこれなわけだから、ま、社会はこうなるわけだ、と納得するには充分な迫力でした、毎度のことながら。

世の中について行けない感が高まる一方であるが、こういう現場を見ると別の意味で付いて行けない感が生まれ、日頃の付いて行けない感は薄らぐ。ま、そういう世の中で賢く立ち回らなかった者の末路を感じるパーティーの場であった。だったら出席しなくちゃいいのに、そこが怖いモノ見たさでこういうことになる。自分が落ち込むだけなのにな。バカである。そんなビジュアル的にも冴えない場は忘れることにして、今日は男子バレーボールの観戦へ。県大会を勝ち抜いたチームばかりの準決勝と決勝を見た。昨年から見ているチームだが、上手になっていて驚いた。高校生だから成長するのだ。感動した。
by kienlen | 2013-06-16 20:27 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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