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書きたいが時間ない

店をやっている夫は昼夜逆転生活になりがち。それが嫌で文句を言う自分が今はそうなっている…ならまだいいが、昼に外では寝られないから逆転もできずに睡眠不足だ。私の場合はこういうことが日頃はないから珍しい。若い時なら珍しいことをしてみるのもいいが今さらなあって感じがする。昨日、客観的には一昨日はお葬式に行って諸々感じることがあったし、いろいろ書きたいことはあるが余裕がない。明日、客観的には今日は名古屋だ。ますます余裕がない。でも日曜日で終わる。終わると困るという面もあるが、今の状態は1週間で終わるから耐えられるというものであって、それ以上は多分ムリかもしれない。今月は飛び飛びの記録になってしまった。
by kienlen | 2008-08-30 03:04 | 仕事関係 | Comments(0)
多分ブログを書いている場合じゃない状況にあると思うのだが、まとまった仕事時間が取れなくて集中できないのが辛い。外出したくないがしないわけにいかない日々が続く。出ていると在宅仕事ができない。当たり前だ。この間知人から「頼んでいた人が逃げ出したから代わりにやってくれないか」という電話があったけど、その逃げ出したい気持ちは分かる。しかし自分の場合はそこまでの勇気がないのと、そこまでの仕事量はない。で、承知して打ち合わせに行こうという段になったら「出てきたからいいです」と断られた。この人も逃げ切る勇気はなかったんだな。そこまでやるんなら逃げちゃえばいいのにな。

昨夜は店番でお客さんが1人もなかったのでソファに寝転んで読書をしていたら、入りかけたお客さん、もっとも友人であるが…が誰もいないと勘違いして帰りかけたので追いかけていって引き込んだ。その後で別々に数人友人が来てカウンターがいっぱいになった。映画を観た帰りの人、久々に会った人、若い人、いつも会ってる人。辛味を抑えて作ったつもりの料理が辛すぎたということで友人であるから作り直しした。コックさんはこれのどこが辛いのかとびっくりしている。辛味の感覚というのはとっても難しい。はあ、しばらくちょっと辛い日々かも…。
by kienlen | 2008-08-27 10:59 | 仕事関係 | Comments(2)
岩波現代文庫で読んだ。読んでから、元になっているのが1985年の著作であることを知り、その後も別の出版社から出ていてこの文庫に至っていることを知った。しかもこれでも2005年の発行。こんな貴重な本をここまで知らなかったとは全くもって片落ちであった。山谷さんについては、雑誌で読んでいただけで、フィリピン人じゃぱゆきさんの第一人者という認識で、それ以上知らなかったなんて、なんとなってない自分。これは85年時点で読むべきだったのに、当時の自分は内側にばかり向いていて社会的関心乏しく、そのままなんとなくタイに行ってしまって、ますます日本社会から遠ざかってしまっていたのだった。この分野に関心のある人には必読書、なんて、今さらここで言うまでもないか…。いろんな意味でとっても面白かった。私はこういうノンフィクションは好きだ。つまり、内省的なところがあって、つまりそれは高みの見物的じゃなくて、世界の現象は悉く関連しているのであるという視点が感じられるもの。

ボリュームはあるけど夢中で読んでしまった。フィリピン女性が多いが、タイ女性の話しも相当出てくる。しかし女性のひとりの私にとっては、やはりここまでして買春する男性の生理だか病理だか心理だかが分からないから、趣旨は違うとはいえ、そのへんを掘り下げて欲しかった。それから、これは著者ご自身が、今から振り返ってあとがきで記していることだが、女性たちを美化しているという点。ここは難しいところだと思う。圧倒的な被害者であることは確かだと思って、それを告発するのは必要だと思う。告発調でなくてここまで告発できるのはすごいなと思ったし好感だった。でもその女性たちの論理みたいなのも知りたいなって感じがした。それから、入管や警察の現場の話しの上にある、国の方針についても触れていただけたら、と欲張りすぎだが、思った。今も色褪せない貴重な報告の書、素晴らしい。
by kienlen | 2008-08-25 22:40 | 読み物類 | Comments(2)
友人が行けなくなったからとチケットをくれた。チラシもないし、どういうものか知らずに行った1日だけの自主上映。昨日はどうしようもなく怠惰に過ごして自己嫌悪になっていて、このまま一生こうなのかと絶望的にもなっていたが、今朝は目覚めの気分も悪くなくて、仕事の下ごしらえみたいなことにいきなり取り掛かることができた。同時に少し反省した。まず飲み過ぎである。次に夜更かしし過ぎである。この2点を改善したら私の生活の質は向上するに違いない。仕事の能率も格段に上がるに違いない、家族も円満になるに違いない、なんてことはないだろうが、とにかく気分は昨日よりは上向きで午後2時半からの文化ホールでの上映に行った。物語は、小さな地域にできた精神障害者施設をめぐって、治安面から反対運動をする住民たちと、施設側やその間に立つ人たちが登場して繰り広げる人情ドラマみたいな感じ。古い映画でもないのに誰一人携帯電話も使わず、家族揃っての食事風景、素直な会話等々、すごくレトロな雰囲気だった。

地域社会というものを戯画化したらこんな感じだろうなという点では納得。統合失調症で長期入院して退院した人たちの行き場がテーマであるから、よってこのタイトルであるから深刻なのだが、映画としては面白く作ってあって結構笑える場面もあって全体に楽しかった。「きょうされん(旧共同作業所全国連絡会)」の結成30周年を記念して作られたというだけあって、統合失調症に関する知識が入っていたり、一般の関心を喚起するような内容になっていると思う。排他的であると言っても、私のように地域社会というのに偏見を持っている者にとっては、羨ましいくらいにコミュニケーションの成立する地域社会であった。頑固でもいい、何でもいい、コミュニケーションさせ成立するならば…というのが私の地域に対する願いであるので、つまんない啓発ビデオを地域の勉強会で流したり、つまんない講演するより、この映画を、地域を考えるという意味で使ったらいいと思った。地域役員研修会なんかにお勧めしたい。PTA研修にもいいように思う。すでに使っているのかな。
by kienlen | 2008-08-24 22:17 | 映画類 | Comments(0)
冷たいくらいの風の日だった。孤独感の募る日でもあった。まずは娘が出かけた。水泳の個人レッスンをしているといういとこに付いて行って自分も泳いで来ようという魂胆。講師が知り合いだからそういうこともできるそうだ。その後すぐに母から電話。「お昼にお宅の店に行って生ビール飲む」という。今日は半端で仕事の気分でもないし、たまには付き合うかと思って「じゃあ私も行くから一緒に歩いて行こう」ということになる。娘と甥と父母が車で我が家まで来た。ここから一緒に歩いて行くことになっている。ところが娘と外に出たら誰もいない。周辺を見たがいない。打ち合わせ通りではなくて、その場の思いつきで行動するのは片っ端からB型のせいだろうか。娘と2人で歩いて行ったら店の手前で父母と甥っ子に追いついた。私と母はビールを頼む。父も飲むはずなのに我慢するというから理由を聞いたら、今日のうちに車で実家に帰宅するという。じゃあ、しょうがない。母は、あそこで飲んだビールが旨かった、あの時のが旨かったと楽しそうで、父は「俺はそれを指くわえて見ているんだ」と言っている。

つまみはエビと魚のさつまあげ、ヤム・ウンセン、春巻き、ゴーヤ炒め。食事はトムヤム・ラーメンとチャーハン。コックさんに炒めてもらうゴーヤは唐辛子とニンニクがたっぷり入って大変美味しくて、昨夜もゴーヤ、今朝もゴーヤ、お昼もゴーヤを、しかも大量に食べた。タイだったら年中あるのに日本じゃあ今の時期だけだから名残惜しくないように食べておかないと。ゴーヤはタイでもよく食べた。タイ語はมะระ=マラ、と言う。そういえばタイ語って食べ物の名前に「マ」の付くのが多いなとふと思って辞書を引いたら「マ」は「果実の名に冠して用いる」とあった。なるほど。パパイヤはマラコー、レモンはマナーオ、多様するハーブのこぶみかんの葉はマクルート、ココナツはマプラーオ等々。そうだ、私の大好きはフルーツにマファイというのもあった。ついでに辞書で見たら「ナツメほどの実が房状になるがあまり食べない」とある。好きなフルーツでこれを上げるとタイ人によく顔をしかめられるが、そうか、あまり人間が好むものじゃないのか。ちなみに味は強烈に酸っぱい。野性のものらしくて都市ではあんまり見かけない。しばらく前からタイ料理に関する話しは別のブログを作ってしまったのでこっちには出なくなった。お昼にビール飲んで帰ってそのまんま寝ていた堕落の日だった。でも昼に飲むと夜に飲みたくないから、今後そうしようかな…って、いや、危険か。
by kienlen | 2008-08-23 23:07 | 家族と子供の話題 | Comments(0)
友人のお勧めだったからこの映画を見た。金曜日が女性1000円になるから今日にしたのだが、安い日を待っていて見逃すこともあって、そんなケチくさいことを考えずに1800円払おうと迷いつつ最終日の今日にして良かったと思った。これは私ははっきり言って全くダメであった。何のかんの言いつつ映画ってそれなりに楽しみを見出すことはできる。役者がいいとか風景きれいとか何とか。でも、これは何も感じなかったなあ。なんでだろうか。横山秀夫の原作を読み損ねていたせいかもしれない。これは友人から借りていて通常なら必ず読むはずの本だった。横山秀夫は好きだし。ところがその時に子どもが2階の水道を出しっぱなしにして1階が洪水になるというとんでもないトラブルがあって落ち込みすぎて未読のまま返却してしまったのだった。それで映画である。なんか、作っている人の本気さを感じなかったのはなぜだろうか。だいたい何を描いているのか全然分からない。500人以上の死者を出した日航機墜落事故の報道合戦というには、それが何か?って感じで深みを感じなかった。組織内の権力争いか、だから?つまり私はこういうことに興味を感じないのだろうと思うが、それでも描き方によっては興味を感じるからなあ…。

事故の悲惨さを描いているんでもないみたいだし、航空業界と国の癒着とか暗部を描くんでもないし、一体何何何???山登りの部分の描き方も征服欲とか競争心にかなり欠如している私にはよく分からないし、分からなくても面白ければいいけど面白くもないし。感動も皆無。誰にも感情移入できない。なんかテレビドラマみたいだった。まあ、テレビドラマを本気で見たことないからイメージだけで決めてはいけないが。これが何で結構話題になっているのか最後の最後まで分からないどころか、最後のシーンなんて、ニュージーランドにロケに行きたくて付けたのかい、なんて思ってしまった。ああ、疲れた。まあ、感性が合わないんだろう。これを見ると「実録・連合赤軍」にはパワーがあったなあと思う。しかも全体に漂う人生を突き放した感じは逆にこちらをしみじみさせるが、今日のはそれも皆無。これを勧めた友人に何が良かったかうかがって視野を広めることにしよう。そういう意味はあった映画ってことにしておこ。
by kienlen | 2008-08-22 18:25 | 映画類 | Comments(2)
キッチンのテーブルの上に桃が1個置いてあった。桃はきょうだい喧嘩の火種になる食物。早く食べないとすぐダメになるよ、と言っておく。で、思い出して娘に、実家へのお中元代わりに持たせた桃について尋ねてみた。農家をやっている友人がメールで注文を取って希望すると届けてくれる。ブルーベリーと熟れる前の桃を注文した。私は桃は固いのであれば好きだが熟れると苦手。箱で頼んだので半分を夏休みで実家に行く娘に持たせたのだった。「皮の剥き方がおかしいってじいちゃんに言われた」と娘。父親の方がキッチンに立つ回数が多かったのか、あるいは彼が方法を教えたのか、子どもたちは親指を刃に当てて前に押し出すタイ風の剥き方を身につけた。日本式しかできない私から見ると器用で面白い。マンゴーなんかにはこっちの剥き方の方が便利。

それから剥き方の話しになって「この剥き方はダメって取り上げられたことあるんだよ」と言う。「えー、学校で?」と尋ねると「学校では先生におもしろい剥き方だなあって言われただけ。地域の行事でカレー作る時」とのこと。子どもが遭遇した出来事について私は自分の価値判断をあんまり挟まない方だと思っているが、これは呆れた。こっちが危険だとどうして決められるのか全く理に適ってない。状況を聞くと、カレーを作っている時に「剥き方が危ない」という理由で育成会の役員に包丁を取り上げられたとのこと。抵抗しようかと思ったそうだがやめたそうだ。「視野狭いよねえ」と言うと「そうでしょ」と娘は泣きそうになっている。息子は多分学校の調理実習で周囲との違いを悟って早々に日本式に切り替えた。彼は器用なのである。娘はどういうわけかタイ式でここまできた。しかしこの地域の役員の面々を思い出すと状況は想像できる。物事に直面する前に安全パイの「べき」で片付ける最も楽で安心安全な対処方法を身につけた方々。最近のスローガンの「安心安全」はここから来ていると私は信じているが、インドネシア人の介護職も当県に来たことだし、そのうち「多文化共生」が行政から降りてきて地域のスローガンになるかもしれない。大笑いである。
by kienlen | 2008-08-21 10:04 | 地域 | Comments(2)
今日の外出はごくご近所のみで夕食は久々に家で比較的ゆっくり。息子も娘も家食というのは大変久しぶりのことだ。そもそもこの両人と話しをしたのも何日かぶりだ。息子は「漫画のデス・ノートを読んで」と勧める。「仕事のモードになっている時に気を散らしたくないから読みたくない」と答えると「ちょっと読んで仕事すればいいじゃないか」と言う。「そういうもんじゃないんだ」と言うが理解しない。そりゃあ、アナタは何かに集中しないから分からないでしょうよ、と言うと、集中なんかする必要あるのか、と言う。面倒だ、いつも面倒なことになる。アタシの場合はそうなの、としか言いようない。しかし、と一応は考える。珍しく会話しているんだから、漫画の1冊くらい読めばいいじゃないか、と。その方が共通の話題ができるんだし。半端に仕事していると失うものの方が多いよな、としょっちゅう思ったりもする。料理だってますます手抜きで食生活いい加減になるし、部屋は散らかりっぱなしだし、子どもと話すのも面倒になるし、メチャクチャ。

娘は実家でオリンピックばかり見ていたそうでやけにルールに詳しくなっていて解説してくれるのだが、今ひとつ関心が低いこともあってこっちも面倒。上の空。「おばあちゃんも全然オリンピックに興味ないんだよ。全然だよ」と言う。そうかもね。もともとテレビ見ないしね、ばあちゃんも。で、おじいちゃんの話し相手になっているうちに詳しくなったそうだ。はいはい、もう分かった。息子が訓練用のナントカボールを買ってきたからちょっと座ってみろと言う。これも面倒。だいたい悉く趣味違うし。逆に私が推奨することにキミが興味をもつことはないのだから。共通の趣味をもつというのは努力の賜物なのだろうか。今日はもうひと踏ん張りすると明日あくのだが、なんだか元気がなくなってきている…。だったら漫画読んでおいた方がマシだったか。もう遅い。
by kienlen | 2008-08-20 21:35 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

寺町と温泉町へ

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このところ隔日でまるまる1日外仕事。私の場合の通常の外仕事は、自宅の外という意味であって現場はたいてい屋内だから、今回のように連日炎天下を歩き回るなんて、振り返ってみてもそんなにないように思う。今日は午前中にお寺の町を歩き、午後に温泉地を歩いた。この足湯はとっても気持ちが良かった。そんな日々なわけで、帰宅するとビール、そして旅先で購入した地酒やワインというわけで、意識が朦朧としていたお盆だった。仕事部屋も散らかっていて気分が悪いが、この仕事を一段落させてしまわないと片付かないし次に移れない、という登竜門的な意味ではちょうどいいように思う。

今日は運転中に、今までに経験したことのない危険を感じた。なぜ助かったのか分からないような場面だった。午前中のお寺の町歩きで、日頃の不信心を反省して2か寺でお賽銭を入れて合掌していたので、そのおかげじゃないかと同行のカメラマンに言われる。心底ありがたく、温泉地の温泉寺でお礼参りをした。気をつけているつもりだけど何があるか分からない。さらに気をつけないと。神様仏様、ありがとうございました。
by kienlen | 2008-08-18 21:53 | | Comments(2)
初日に見ようと思って叶わずその後ずるずる今日になった。予想はしていたけど、前半が辛かった。撮っておく価値はあるんだろうと、それだけを思って耐えた。後半は、結末も分かっていることだしリラックスといってはなんだけど、心を軽くして見ることができた、前半に比べればずっと。浅間山荘事件が起きたのは中学の時だった。3者面談で「×さんは男子校に行くと連合赤軍みたいになるから女子高がいい」ということを担任が言ったことを覚えている。その時は意味が分からなかった。テレビで事件を見たような記憶はあるが政治のような外に向かう興味はなかったし、ずっと後になってこのエピソードを教師であった友人に雑談で話して「それで進路を決めるなんて」というようなことを言われて、そういえば岐路だったのかもしれないと思ったのだった。で、じゃあ自分は数年、10年早く生まれていたらどうなったかというとホント、分からない。

私は結局女ばかりの学校に入って薄暗い青春時代を過ごした。もっとも、男がいる学校だったら明るいとは全然思わないからどうでもいいんだが。ちょうどつい最近パートナーとの間でDVのある関係を10年以上も続けている友人と話したばかりだった。難しい状況だ。逃げればいいと言っても逃げ場がない。相手は捨て身だから何をするか分からない。精神論が好きじゃないので、私はひたすら現実的な対応策ばかり言っていたら、考えつかなかったアイデアだと友人が笑い出した。何事においても希薄だと、濃厚だったり愛情だったりへのあこがれはあるが、何も成就できない代わりに被害も少ないという点では希薄さの方が生に対する負荷は小さいように思う。映画を観た後に夫の店でビールを飲んだ。オリンピックを見ながらタイ人とブラジル人とでワイワイ。消費社会、享楽の方がマシ。あの時の先生の心配は杞憂でしかなかったと思うと悔しい感じもする。
by kienlen | 2008-08-15 23:42 | 映画類 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen