カテゴリ:旅( 360 )

暁の寺

バンコク観光の目玉のひとつに寺院巡りは欠かせないと思うが、中でも私は暁の寺が好きだった。三島由紀夫の小説になっているというだけじゃなく、デザインも立地も大変によろしい。他の寺に行きたくなることは実はあまりないのに、ここだけはバンコクに来るたびに行きたくなるのだが、もう何年か知らないがずっとずっと改装工事中だった。このままずっと工事が続くのかと思うくらいの長期間だった。見ることはできるが、足場が組んであり夜のライトアップだって足場付きではかなり興ざめ。それがつい最近工事が終了してちょっとした話題にはなっていた。で、娘が来た時、ディーゼル列車で行ける海辺の町で海鮮料理を食べ、帰りはトラックに乗って途中まで戻り、すっかり暑くなってしまって涼しいタクシーに乗り換え、この寺に行ってみることにした。そうそう、娘は最初から暁の寺に行きたがっていたのだった。
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これまでいつもボートで行っていたので、タクシーで乗り付ける正面玄関(なのか)から入るのは初めてかもしれない。どこで入場料を払うのか分からずそのまま入ったら、係員が娘の半ズボン姿にダメ出しをした。タイの寺で膝より短いのはダメであることを、私も長く行っていないので忘れていた。前回も王宮でなんと夫のズボンがくるぶしより少し短いだけで入れなかったのに。でも、これをタイ人に話したら、そこまで厳しいかなとびっくりされた。暁の寺は入り口でスカートをレンタルできるようになっているのでそれで入ることもできたが、何だか面倒になり、外観見ればいいやで入るのは止めてしまった。これまでに比べて真っ白になっていた。噂ではあんまり良くないみたいな声が聞えてきたが上品でとてもきれいに感じた。来月はまた知り合いが来るのでここは案内することになるだろう。


by kienlen | 2017-10-21 20:01 | | Comments(0)

海鮮のせご飯

チャンタブリーはご飯がとっても美味しい、と思う。到着した日、ちょうど昼時だったので店を探すまでもなくホテルの近くに普通の食堂があって地元の人らしきお客さんで随分賑わっていたので入ってみることにした。メニューも普通の感じではあるが娘が頼んだパッタイにびっくり。大きなエビがごろごろ入っている。美味しそうだった。バナナの花が彼女は初めてで珍しがっていた。
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私が頼んだ海鮮ラーメンも大きなシャコ、麺より多そうなカニ、エビやら練り物など入っていてすごい豪華で美味しかった。
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120バーツなので普通の食堂のメニューの中では特別高いとはいえ日本円にすると400円もしない。日本円にしてどうかというのがあるのでタイの値段で比較すると、パブでビール大瓶1本飲む値段くらいか。どっちに価値をおくかは人それぞれってことで。
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気に入ったので翌日の朝食も同じ店に行った。あれあるかこれあるかと聞いたら「注文で作る店じゃないのでできない」とのことで、勧められたのがこの海鮮のせご飯。説明聞いていて美味しそうだと思って注文してみた。やっぱり巨大なシャコがのっていて、グロテスクではあるが美味しそうだった。値段同じ。函館の朝市の食堂でも海鮮の朝食食べたけど、比較すると断然こちらになってしまう。新鮮できれいで値段がこれじゃあかなうわけないな。ローカル食堂でメニューはタイ語だけなので、そして通じる言語もタイ語のみと思われるので、読めないと不便と思われる。労なくして得しているのは娘。
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by kienlen | 2017-10-18 09:10 | | Comments(2)

変わったこと

昔、タイでは小さな食堂に入っても従業員がたくさんいて、だからたまに日本に帰って高齢者がひとりでやっていたり、自動販売機でチケットを買ってセルフだったりの店に入ると日本を感じたものだった。この点、タイもすでにそうなっているのを今回知った。大きな店に行っても従業員はごく少なく、やり手の女性がテキパキと注文を取り、おすすめがあるとテキパキと勧める。水を入れるためにずっと傍で待ってチップをもらうような人員も見なくなった。それどころか注文は自分で記入するところも結構ある。昨夜、友だちと入った店もそうだった。友だちの中にはタイ人もいたので書いてもらおうと思ったら、彼も面倒がって従業員を呼んで「書いてよ」と言ったら、同行者の中のひとりが「タイ人じゃないから、書けないのよ、だから書かせるのよ」と、彼をいさめた。

その通りだった。言われた従業員はタイ人に助けを求め、その人がテーブルにやってきて注文を取った。従業員はたいていミャンマー人なのだ。見かけでは全く分からない。ホテルも同じで、中級ホテルだってポーターがいて荷物を運んでくれるのでチップの心配したりドアボーイにもチップの心配したりって感じだったのが、そんな人は今回見かけなかった。もう高級ホテルだけのサービスになってしまったようだ。まあ、日本人ごく庶民としては楽でいいのだが。昨夜、ホテルに戻って友だちと一杯やろうとしたら、ホテルのレストランにさえ従業員がいなくて、フロントに頼みに行った。人が全然いないロンドンのホテルみたいだった。フルーツで有名なチャンタブリーも、労働者はカンボジア、ラオス、ミャンマー、それにアフリカ人が多いと雇った運転手が言っていた。タイ人女性と結婚して住むアフリカ人も多いそうだが、バンコクの英語の先生もアフリカ人はとっても多い。外国人労働者がいなくなったらタイは人材不足と多くが知っている。そういうことを、なかなか認めたがらない国もあるみたいだけど。

by kienlen | 2017-10-15 09:24 | | Comments(0)

タイで教会の鐘の音

チャンタブリーは3回目なのに何も見た記憶がなく、今回来るに当ってネットでちょっと見たところ、教会があるとのことだった。たまたまホテルから徒歩圏内だったので初日の昨日、行ってみることにした。町中を流れるメインの川に架かる橋はどれも白で統一されていて、そのひとつを渡って対岸に行くと見えて来る、というわけではなくて、渡る前から黒っぽい姿は見える。で、来てみてびっくり。すごい大きさで、これはまるでヨーロッパの教会のようだった。壁が濃いグレーで、いやはや立派。写真を取った側は後ろで入り口じゃないと書いてあったのでぐるっと回って入り口を探した時の、大きいことといったら見た目以上だった。
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入り口にタイ人がいて、まあ、タイなので当たり前だけど、まあ、ちょっと変な感じ。で、入れ入れというので入る。靴を脱ぐように指示されるのはお寺と同じ。で、さらに娘が半ズボンをはいていたら、備え付けのスカートをはくように指示もされた。これもタイのお寺と同じ。写真撮っていいと言われたのは、タイの権威のあるお寺とは違う。中も立派だった。宝石の町だけあって、宝石とゴールドでできたマリア像があった。あまりのまぶしさに光って写真が撮れなかった。白く飛んでしまうのだ。これは見る価値あり。そして今、おしゃれなホステルのパブリックスペースで本を読んでいたら教会の鐘の音がきこえてきた。本当にヨーロッパにいるようだ。このホステルもヨーロッパ調だし。このスペースはエアコンがなくて天井扇のみで、大きなドアを開け放してあるので雨の音も鐘の音も聞えるのだ。


by kienlen | 2017-10-13 22:32 | | Comments(2)

チャンタブリー

チャンタブリーという町に来た。今回の娘の来タイについては、飛行機チケット以外私がすべてアレンジするということになっていたので、ホテル予約から旅先から決めて、それでここにした。チャンタブリーは3回目。これまでホテルをどうしていたのか全く覚えていない。日帰りするには遠過ぎるので泊まっているはずなのに何も覚えていないというのはどういうことだろう。
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バンコクはオーソドックスな普通のホテルだったが、ここは今風のゲストハウスみたいなスタイルでヨーロッパや日本にもありそうな感じ。やっている人もいかにもそれっぽい男性。何しろ入るとスリッパに履き替えるというのが驚異的。タイでこんなの初めてみた。徹底してリノベーションしたようですべて新しい。デザインが斬新過ぎて少々使いにくい洗面。シャワーも出し方が分かるまでにだいぶ時間をくってしまった。まあ、心意気は買いますって感じ。公共のスペースが2階と4階にあり、ゲストがすごく少ないみたいで占領できる。このソファに寝転んで本を読むのが快適。このスペースに本が何冊か置いてあって日本のガイドブックもあったので日本人が多いんですかと聞いたら「少ない、10%」と言い「中国25%、ヨーロッパ25%」と妙に細かいのだった。残りはタイ人なのか、バンコクの大学生が今、このスペースで話しかけてきたのでしばらく話した。


by kienlen | 2017-10-12 22:12 | | Comments(0)

初めての観覧車

村上春樹の、スプートニクの恋人を読んで、観覧車に乗りたいと思うようになっていた。友人とデンマークに行った時、チボリ公園で確か乗ろうということになったのだが、チケット売り場が分からなかったり、高かったりで諦めたことがあった。で、そのリベンジという感じで、アジアティークに行ったついでに乗ってみることにした。1人400バーツで娘と2人。
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これこれ。高い所が好きな娘は大喜び。遊びまくりの彼女も観覧車は初めてとのことだった。てっきり一周だけかと思っていたら5周もできて楽しかった。娘によるとかなり小型らしいが、雰囲気は十分だし、この高さからこんな風に街を一望できる場所というのもこれ以外にないはず。もっとあちこちで乗ってみていれば良かった。遅かった。でも楽しかった。
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by kienlen | 2017-10-12 00:51 | | Comments(0)

水上家屋の廊下を歩く不思議

ご近所散策の何回目か。運河はもう何度か写真をアップしたのでくどいが、好きなので。それに鉄道の橋の上から運河を望むなんてロケーションはそうそうないと思う。
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このボートは観光用で、眺めていたら外国人ツーリストが楽しげに手を振るので振り返した。来いよー、みたいに手招きされて、そりゃ行きたい気持ちは山より高いが、飛び込むわけにもいかないし諦めた。で、背景に写っているタイプの水上家屋だが、運河に面した部分はテラスというか廊下になっていて、ここは歩行者用の通路なのである。
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こんな風な。昔はここで店を営んでいた所が多いそうだが、今はこの辺だと数少ない。観光用になったら軒並み店になるかもしれない。実際、アーチストハウスになっている所もあり、前に自分が観光ボートの観光客になってこの辺に来た時はそれがあったので、また探しておかねばと思っている。この間この廊下を歩いていたら魚のエサを売っていたのでちょっと撒いてみた。ものすごい大量の魚が集まって来てギョッとした。こんな大群に押し寄せられたら家が倒れるんじゃないかと思ったくらい。で、この廊下がどこまで続いているかというと、ちゃんと外に出られるようになっていて、要するに近道なのだ。普通の家であるから、住んでいる人が裸で寝ていたり食べていたりテレビを見ている様子が丸見え。タイっぽい。こうして育つと、プライバシーがどうのこうのって発想は希薄になるだろうと思う。



by kienlen | 2017-10-05 10:41 | | Comments(0)

観光客に見られていない寝仏

日曜日に図書館に行くようになってから旅をしなくなってしまった。もうじき娘が来るのと、その時に地方都市に行くのが今のところの楽しみ。それから12月に友だちが来て、観光地でない所をみたいというので、住んでいる辺りを下見することにした。まずはもっとも身近なすぐそこにあるお寺。この辺りは、ただでさえお寺の多いタイにあっても、やたらにお寺が、それも規模の大きいのがあるように感じられるが、ここもなかなかである。何と、タイで一番大きい寝仏のワットポーに次ぐ規模という寝仏があるのだ。しかし本当に2番かって、単純に大きさなのか何か条件が付くのかまでは調べてない。
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なかなか見事なお姿でした。実は普段は中までは入れないそうだ。その代わり外から見れるようになっているので見ること自体はいつでもできる。それにしても写真で規模が分かるわけでもない。
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こんな感じで、そして人がいると下のような感じ。おみくじを引いてみたら、焦ってアクションをおこすと良くない、我慢せよ、という内容だった。ドキッとする心当たりがある。どうしたものか。それにしても自分のラッキーナンバーを6と決めている自分にとっては不思議なことに、あんなたくさんのくじの中から出てきたのが6だった。
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こういうおみくじに慣れているタイ人はあっという間に1本落とすのだったが、私はもうバラバラと落ちそうになるくらいな勢いで、かろうじて何とかなったというところ。で、ここは、タイで初めて完全なタイ様式じゃなくて中国様式とのミックスで作られたお寺なのだそうだ。確かに狛犬はいるわ、中国の人形みたいなのはいるわで面白かった。そしてタイはお寺に限らずどこにもハスの花。雨模様でうっすらくぐもった空気の中でもきれいだった。
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by kienlen | 2017-10-03 20:47 | | Comments(0)

パタヤ旅行

パタヤなど好きでもないのにまた行くハメになった。一昨日と昨日の金曜日と土曜日。前回は夫が行きたいといって行くハメになりつまらない旅をしたのだった。そして今回もまあ色々あったけど書けることはあまりない。純粋なタイ人のツアーに入ったということと、予め渡されていたスケジュールがほとんどすべて実行されずにびっくり仰天したことくらい。知り合いがチョンブリにいるのでスケジュール見せて、落ち合える場所があったら会おうと連絡し合っていたのだが、どこも分からなくて残念ながら会うのを諦めていた。もしも、どこかで約束していたらとんでもないことになっていた。何しろほとんどどこも行かなかったのであるから。そして時間がまためちゃくちゃなのであるから。

こうしてタイ人の様子を見ていると、夫がなぜああなのか分かるようになる。言うこととやることは別物なのである。両者の間に関係は、多分ほとんど全くないのである。スローガンはスローガンで、それをやるなんて考えるのはヤボなのである。と、考えないと理解できないことがいっぱいな毎日の中のたかが2日なのである、と思えばいいわけだ。それにしてもこの調子だと帰りが遅くなってしまう、嫌だ、早く帰りたい、と思っていたらそこはスキップにスキップ重ねてちゃんと予定より早い時間に帰れたのだった。このあたりは考えることはみんな同じなのだろう。となると、何のために行ったんでしょう、という疑問が残るのだった。しかし、この歳でバンコクに住もうなんてすごいというメールが友達から来たが、確かに笑い者であるな。

by kienlen | 2017-08-27 21:20 | | Comments(2)

観光客に人気の泰緬鉄道

この間の、って、もう2週間も経ってしまった。最初の1か月はひじょうに長く感じたが、それ以降はもう普通に光陰矢のごとくになっている。もう残り半年しかない。で、この間のは、カンチャナブリー旅行の件で、泰緬鉄道が観光地と化している件。ガイドさんの話しによると、日本軍が築いたこの悪名高い鉄道を、戦後、価値があるとふんだタイが日本から買ったのだそうだ。鉄道建設そのものの話しは読んだことあるのに、その後のことは知らなかったし、この件を確認したわけじゃないのではっきり知らない。
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日本のツアーでも名物路線の一部に乗ってみるのはありで、前も飯山線に乗っていた時にそういうツアーの一行と居合わせ、ちょっと乗って降りてしまうのを、もったいないと思いながら見ていたのだが、自分が全く同じ体験をカンチャナブリーのツアーでしたのだった。乗った駅は下のような感じで車内は上のような感じで、乗る時の様子はもうひとつ下のような感じ。
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線路があると歩きたくなるのは人間の本能なのでしょうか。他の道は歩かないのに、なぜか線路だけは歩くタイ人に感じられる。
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そして電車を見るとつい眺めて、中にはどうしても手を振ってしまう人がいるのもなぜでしょう。
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車内の物売り。なくなって欲しくない光景。観光列車だからなのか、あるいは電車の物売りは相変わらずどこでもあるのか、今回ほかに乗ってないので未確認。
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岩肌を通ります。死の鉄道という別名を思い出す。








by kienlen | 2017-08-14 15:27 | | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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