2016年 12月 29日 ( 2 )

『「文学」の精神分析』

斎藤環著。図書館で借りたもの。これのちょっと前に小谷野敦の『もてない男』もざっと読んだ。今の気分はこういう評論というかエッセイになっている。仕事の合間にちまちまと読めるからだ。それでAmazonの評価はどうかなと思って見てみたら投稿はなしだったが、本の紹介で若い読者に読んで欲しいみたいに書いてあって、ちょっとびっくりした。今の若い読者はこういう文体を好むんだろうか。と書いてから、そうか自分だって若い時は分かるとか分からないじゃなくて難解な文体にあこがれたことを思い出した。小谷野本は逆に、友達はジェットコースターと言っていたが、つまりザザザという文体なのでこちらとの違いは大きかった。もっとも両者の間は全然関係ないのだけど。

この方の本は前に何か読もうと思って挫折していたように思うので今回もムリかなという感じを持ちつつ読み始めた。でも面白かった。そもそもこれを借りてみたのは、最初に宮澤賢治論があったからだ。とはいってもただ友達とちょっと話題にしていたというだけのことではあるが。それから小島信夫、三島由紀夫、石原慎太郎、中上健次、村上龍、京極夏彦、中井久夫…とくる。ここまでは、まんざら知らない人達でないので興味深く読んだ。作品は読んだのは少なくて読んでないのがほとんど。読みたくなったのは石原慎太郎。後ろの方は知らない作家が続き、多和田葉子は買ったきり挫折中だしで、読み飛ばし気味。次は何にしよう。この本と一緒に図書館から借りてきた『女の一生』に取りかかるわけには、絶対いかない、決意。この状況を脱したら読みたい放題。それを待つ。

by kienlen | 2016-12-29 22:22 | 読み物類 | Comments(2)

忘年ランチ

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友達に、何の意思も感じられないつまらん写真を載せるなと言われて以来ますますつまらん写真を載せている気がする。という本日のランチの前菜部分。友人がごちそうしてくれるというのでありがたくお受けすることにして出かけた。時間があったら徒歩で行きたいところだが、とっても時間なく不満足ながら車にて。全く体を動かすことなく食べてばかりいるこの何日間か。含む本日。そのごちそうする当人は遅れてきたのでもうひとりの友人と話しながら先に食べる。蕎麦というのは、それだけでは何か物足りないがこういう美味しい前菜があると嬉しい。十割のこだわり手打ち蕎麦とデザートがついて1200円なので悪くない。明日は子どもらが来るというのに家の中も外もめちゃくちゃで気持ち的にもダメ。息子に「私は苦しんでいるのでよろしく」とメールしかけてから、別に今始まったことじゃないなと思って「ずっとそうでしたね」を追加。こんなんじゃあ、寄り付くわけないよな、と自覚。でもだからって、どうしたらよかったのかという解決策は今振り返ってもない。あったところでどうしようもない。今から思い直して人が変わったらもっと気持ち悪いだろうし。


by kienlen | 2016-12-29 18:17 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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