2016年 08月 07日 ( 1 )

タイの寺院

知り合いから「息子がサマネーンになった」という連絡があった。サマネーンというのは子どものお坊さんのことで、その一時出家の儀式を行うというので見に行ってきた。存在は知っていたが行ったことはなかったタイのお寺に一度は行ってみたいと思っていたのでちょうどいい。場所を見るとだいぶ山手の方らしい。目印になるものもなさそう。坂道を山の方へ上っていくと標高を表す看板があり、ちょうど千メートルの辺りに、タイの寺院反対出て行けみたいな看板があったので、ということはこの辺であるに違いないと判断して細い道に入った。しかし、こんな大きな看板を見たからには地元の人に道を尋ねにくい。幸い次の分かれ道にはWat Thaiという看板があり、次の分かれ道には何もなかったので勘で行ったらアタリだった。
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林の中の地味な建物。静かに瞑想するにはいい環境に感じられた。年に一度の大きな行事とのことでタイ人も日本人も大勢集まっていた。タンブンをしてからパレード、その後もプログラムがあったが時間が足りずに途中で失礼した。
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知らないタイ人から「いい時に来たね」とか「ご飯食べて行って」とか声をかけられる。お寺という場所は食事があるというのがマストなのだというのを前に行ったお寺で聞いた。それで、タイのお寺では必ずふるまいがある理由が分かったのだった。日本人の信者もいた。日本のお寺が気軽に出入りできて心の寄り所になるかというと、とてもそう感じられない。となるとこういう場所は貴重ではないだろうか。そういえばアメリカ暮らしが長かった日本人の知り合いが、タイのお寺に通っていたと言っていた。分かる気がする。このパレードを見て自分の時間切れ。
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夫に、息子をサマネーンにすることを考えたことがあるかと聞いたら、ある、ということだった。寺で話したタイ人女性が、息子は2回出家したが、親の言うことなどきくわけないけどお坊さんの言うことはきくのでひじょうに良かったと言っていた。夫の価値観的にもそうだろうし、それをもっと主張してくれても良かったのにと、今になって言っても遅い。キリスト教徒になるよりも仏教徒でいる方が手っ取り早いので、日本のお寺も、というかお坊さんがもうちょっと話し相手になってくれるといいのに、あるいはもうなっているのか、私が知らないだけで。



by kienlen | 2016-08-07 21:29 | タイ人・外国人 | Comments(2)

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