エスニックビジネスの難しさ

夫があんまり家に寄りつかない。ウチには何か強制力のようなものが漂っているわけではないので、他にもっと好きな場所ができるのはアリとしてもウチを積極的に嫌う理由はあんまりないはずである。どうしたんだろうと思っていたら「コックさんが多分1か月くらいは休むから自分がコックをやっている」と言う。またですか、である。明日の生活も分からない我が家ではあるが、ますます混迷の度合いを深めている。でも慣れるものだ。「え、どうしよう!」じゃなくて「またですか」ですから。こういう危機はつきものだから、夫が料理できなかったらとっくの昔に店はつぶれているということになる。で、それ以外に何ができるかって、ないのである。

で、コックさんの長期休業の理由であるが「けんかして怪我した」である。これまた、またですか…。割ったお皿で足を切られて大量出血って「警察に通報したら確実に傷害罪で逮捕だよ」と言うと「通報するはずない、痴話けんかだから」。男と女がけんかして女が包丁持ち出すのはよくあるが、今回は関係者全員が女である。タイ人を知らない日本人だったらこれだけでニュースだろうが、当方に驚く理由はないし夫にしても、私が驚くとは思っていない。「タイ人が少なくて選べないからビジネスは難しい。ここにいるタイ人は教育受けてないし、そもそも問題を抱えたから日本にいるんだから」と言うが、逆に言えばだから参入者が少ないから有利といえなくもない、と発想の転換をしない限り心を病む可能性あり。分野は別でも状況の厳しさでは似ている友達と「それなのになんで鬱病にならないんだろう」と話し合うことがあるけど、なっててもキリないし…。コックさんだってそんなに休んだら生活困るだろうに、もてるというのも命がけであるな。
by kienlen | 2008-10-07 16:34 | タイ人・外国人 | Comments(0)

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