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山頂でバーベキューその2

昨日は飯綱山に登った。暇な時期だと余裕をもって楽しめるのだが、ここで疲れを残したらマズイ状況下にあるのでビールを飲んで早々から寝てしまった。この間のは本当に初心者向けというか里山という感じだったが、今度のはこのあたりの裏山、小学生の遠足コースとはいえ、登山と呼んでもいいようなものだった。行き違いがあって友人が1人行けなくて残念だったが、独身女性2人、独身男性1人、私と娘という一行。子連れ、老夫婦、小さな子をおんぶした若いカップル、若者グループ等、いろいろな人達がいた。暑くも寒くもない絶好の登山日和。でも山頂付近で厚い雲がかかってきて、雷になったら危険ということで、臆病な私とリーダーは山頂を目前にして引き返すことも考えた。途中までは林の中だが上の方は笹と潅木しかないから避難場所がない。でもそこまでの雲じゃないよね、ということで山頂へ。すると大勢お弁当を広げていた。眺望は360度。曇り気味だから遠くの山々は見えないが気持ちがいい。一部丸くこんもり紅葉している様子もキュート。

登りに3時間弱。山頂でバーベキューしているのは、ここでも私らだけだった。下山はそう時間がかからないと思ったのだが、1人が山頂で突如風邪をひいたらしくてゆっくり2時間近くかかったんだろうか。疲れたが、登れるもんだな、という点では感心した。帰ってから息子に山に行って来た話をしたら「それ、危険じゃない」と言うから、山の危険と母の身の安全を気遣ってくれているのかと思ったら「突然登山家になっちゃう人もいるんだよ」と言う。もう、思考の流れがテレビになっている、うんざりだ。しかし、疲れを残さないためにベッドに入ってすぐに山歩きの本を開いて、次はどこにしようと物色している自分である。何なんだろうか、これは。山に登って役立つことなど何もないのだ。キノコ採るわけでもないし、時にははいつくばりながらただ歩くだけで時間は膨大に使う。都市にはない空気であるのは確かで、やはり私は都市派ではないことは今さら確認するまでもないが、やっぱ不思議ではある。ただ試してみたいのは、登山と語学習得である。外国語のCDを聞きながら登ったら暗記できちゃうような気がする。新しい習得法としてどっかで売り出せばいいのにな。標高が高いほど効果もありますと。今度やってみたい。
by kienlen | 2008-10-05 16:46 | 出来事 | Comments(0)

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