放置自転車って言われるけど…

昨夜も自転車を外に置いて来てしまった。ワインを少し飲んだだけだがいつもより酔ってしまったし、あまり遅くに自転車で帰るのもぶっそうで嫌だし、車で来ていた友人に途中で落としてもらうことにした。車を使わないというわけにはいかないが、遠方でない限りは極力自転車を利用するようにしている。ガソリンをたかなくていいし、車よりは運動になるし小回りがきくし、それに自転車は昔から好きだし。こんないい事ずくめの自転車と思いたいが、置き場所には困る。夫の店の前にお客さんが自転車を止めておくだけで近所から文句がくる。端によけているし、ジャマになるような場所にも思えないから、日本人や欧米人の店なら、こんなこと言われないんじゃないかと勘ぐってしまう。いつも行く書店の前もすべて駐輪禁止。駅に駐輪場があるが、そこに止めて歩くんじゃ自転車で来ている意味ない。夜に置いてくるのはたいてい夫の店の前だったが、それにクレームがきているから、この間は付近の大型スーパーの広い駐輪場に置いて来た。

翌日取りに行けず翌々日に行ったらない。サービスカウンターに行って尋ねてみると、担当者と会うように指示されて、後ろの通用口で用件を告げた。ノートをもった担当者が出て来た。手間を取らせて申し訳ないとは思う。でも、じゃあ自転車をどうしたらいいんだ。こういう自由さが自転車の持ち味なのだから、なんとか方法がないものだろうか。しかしスーパーにしたら自分の所をそれで使われちゃかなわないだろう。そりゃ分かるけど、自転車利用者への主体のない仕打ちを思うと素直に謝る気になれない。先方も黙っている。きっと「困りますよ」と言いたいのだろうが、サービス業だから抑えているのだ、ストレスだろうな。大量に並んだ自転車をチェーンでつないだ保管場所に案内される。うわっ、これだけの手間を通常業務以外にかけているわけだ。「お手数かけてすみません」という言葉が出た。先方無言。と、そこに「俺の酒知らない?」という男性の声。「あ、あそこに置いてあったカップ酒ですか?」「そうだよ」「ゴミかと思って処分しました」「俺のだよ。あれ持って店に入れないからさあ、ちょっと置いておいたんだ」。いろいろなタイプの方がうろつく地区である。どうなることかと思っていたら「分かりました。弁償します」と、すぐに担当者はお金を渡した。「99円だからこんなに要らないよ」と男性。慣れたしぐさで金を渡すと自転車問題に戻り、私に受領のサインをさせてサササと引き上げていった。
by kienlen | 2008-09-26 15:43 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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