市街地活性化事業の分からないこと

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どこにでもありそうな町並み。そしてどこでも中心市街地の空洞化に悩んでいる。そしてほとんどの町で活性化の活動をそれぞれにしている。空き店舗を借りて物販と情報交換や交流の場にするというのは、多分よくある試みだろうと思う。小さな町の駅前の通りを歩いていると、そういう店舗を見つけることができる。この町でも閉店したスーパーマーケットだった場所で地元産を中心の物販と交流の場にしている他、月に一度の朝市を行なうそうだ、ということを、たまたま訪れる機会のある時に知った。友人と行って食べたり飲んだりして、主催者や関係者の方と話したりで半日過ごしてみた。用意した軽食やら物やらが完売したブースもあるが、かといって来客は決して多いとは言えないし、交流コーナーも私たちが席を占領していた程度。

きょろきょろしながら町の匂いをかいでみる。昔からの商店街が半端に生き延びているように見える。自宅が店舗だったら家賃も不要で片手間でもソンはしないかも。生計維持は誰か勤め人がいるかもしれない。そもそも町の活性化って何なんだろう。高齢化や人口の減少が起これば静かになるのは当然に思える。特に新規の人口流入がなければ、交流の場があったところで出かける必要があるか。想像力をたくましくしてみても、昔から住んでいる地元の人々が改めて外で交流することはないように思う。家の中は広くて快適そうに見えるし。情報や交流を欲するのは新参者だろうから、住みたい町にして新しく住む人が増えれば自ずと活気づくんだろうが、そんな簡単じゃないだろうな。そもそもそんな空気を感じることはできない。なんだか、これはこれ、それはそれで当然で、外気を寄せ付けないような暗黙の了解が町の空気になっているようにも感じられる。平和でいい感じでもある。それはそれでいいじゃない、って思う人はきっと多いのだ。自分だってここに住んでいたらそう思うように思う。だから活性化事業って誰のためなのかよく分からないわけだ。
Commented by jun at 2008-09-18 04:29 x
おっしゃる通り。全く。本当に反面平和かも。
「活性化 誰でも言える おまじない」
便利で無毒なおまじない、もしく補助金の別名です。
もちろん補助金のための事業でしょう。来客の為ではなく、それで食べている方の為のものでしょう。
そうそう、大家族で家が狭く快適ではなかった戦後や昭和30年代までは、まちに出るしか楽しみは少なかった。郊外はどこも田んぼや畑、雑木林だったし。都心においてさえ。
また、だから市街地の人口を増やそうなんてバカな政策をでさらなる無駄遣いも考える人もいる。
「平和の輸出は、戦争の輸出である」と誰かがいっていた。
半端に生き残る事の方がいい気がする。打開策を人頼みにして間接的に戦争に加担するよりずっといい。そういえば地元大手地銀はリーマンに30億円も投資していて、パーになりそうだとか。笑える。
でもイベントにはたまに出かけ友人などと過ごすにはいいですね。
先週、湘南近郊の同様のイベントに行ってきました。日本全国津々浦々商工会や役所、コンサルが同様の企画をしている。単純にスゴイ!
いや、失礼しました。
Commented by kienlen at 2008-09-18 22:31
junさん、こんばんわ。何事も一概に判断するのは難しいと思うけど同じようなことがどこでも行われていると不思議ではありますね。それと、誰のためっていう時にどの位置から言ってんのかなというのも不思議ではあります。でも誰かがやらないといけないのかと思うと、そうなのか、と思ったり。
by kienlen | 2008-09-16 17:40 | 地域 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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