対人関係における反省点

人との接し方について、なんてことだっ、と自分に呆れることがある。この間の夜もそれだった。ビールでも1杯と思って夫の店に入ったら珍しく賑わっていた。奥の席は宴会らしい6人の男女。カウンターに座ってビールを飲んでいたらその中の1人の男性が立って私の方に来た。面識のある人だったので、あらあらと挨拶をする。挨拶程度の関係なのでそれだけ。しばらくいて帰りたくなったので、一応その人に声をかけようと近付いたら、同じグループにいた2人の男性が「僕、アナタを知ってますよ」と不思議なことを言う。同じ地区の人が1人、子供が同じ学校の人が1人で、つまり役員になっている時に私をみかけたのだそうだ。多分、会議の時に異常に不機嫌な顔だったに違いない。地区役員もPTA役員も私にとったら究極の異文化だったから「育成会の役員やった時はストレスで入院しちゃいました。それをファックスで次の改選の時に送ったら声かからなくなりました、アハハ。あの地区には反感ばかりです。PTAも似たようなもんです」と言った。こういう話しはいつも友達としているから慣れたもの。だが、相手はどう反応していいか戸惑い気味。そりゃそうだ、初対面だし、友達のように価値観の似た人とは限らない。

次に紹介されたのはフラダンスの講師という女性。「最近フラダンスやる人増えてますよね、私の周囲でも結構います」と言うと面識ある男性が「×さんもどうですか、近いですし」と水を向ける。「私、社交ダンスは好きなんですがフラダンスはあんまり興味ないですね」と私。次に「こちらは化粧品のお仕事されているので×さんも利用して下さい」と面識ある男性。「化粧品ですか、私この通り、全くしませんので」と私。それから「じゃ、ごゆっくりどうぞ」と丁寧に挨拶して店を出た。出てから違和感に襲われた。そこはお店で、相手はお客さんである。内情としては自分は店の経営にはタッチしていないとはいえ、お客さんからみたら店の人である。面識ある男性は気を遣って私を紹介してくれたに違いない。それなのに、いちいち正直な返答をするって、つまりその人の面子を潰すことではないか、バカである。地区やPTAの役員で見かけたと言われたら「その節はどうも」と言えばいいのだし、ダンス講師だったら「あら素敵ですね、習いたいなあ、でもアタシじゃあねえ…」くらいに言えばいいのだ。化粧品だったら「あら、お店はどちらですか、またうかがいます」と言えばいいのだ。気を悪くして2度と来てくれないかもしれない、すみません、悪気はありませんでした。バンコク在住時に、タイ人の同僚に日本のせんべいを土産にして「何これ、マズイ!」と言われた時を思い出した。
by kienlen | 2008-09-14 20:34 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31