自主上映映画「ふるさとをください」

友人が行けなくなったからとチケットをくれた。チラシもないし、どういうものか知らずに行った1日だけの自主上映。昨日はどうしようもなく怠惰に過ごして自己嫌悪になっていて、このまま一生こうなのかと絶望的にもなっていたが、今朝は目覚めの気分も悪くなくて、仕事の下ごしらえみたいなことにいきなり取り掛かることができた。同時に少し反省した。まず飲み過ぎである。次に夜更かしし過ぎである。この2点を改善したら私の生活の質は向上するに違いない。仕事の能率も格段に上がるに違いない、家族も円満になるに違いない、なんてことはないだろうが、とにかく気分は昨日よりは上向きで午後2時半からの文化ホールでの上映に行った。物語は、小さな地域にできた精神障害者施設をめぐって、治安面から反対運動をする住民たちと、施設側やその間に立つ人たちが登場して繰り広げる人情ドラマみたいな感じ。古い映画でもないのに誰一人携帯電話も使わず、家族揃っての食事風景、素直な会話等々、すごくレトロな雰囲気だった。

地域社会というものを戯画化したらこんな感じだろうなという点では納得。統合失調症で長期入院して退院した人たちの行き場がテーマであるから、よってこのタイトルであるから深刻なのだが、映画としては面白く作ってあって結構笑える場面もあって全体に楽しかった。「きょうされん(旧共同作業所全国連絡会)」の結成30周年を記念して作られたというだけあって、統合失調症に関する知識が入っていたり、一般の関心を喚起するような内容になっていると思う。排他的であると言っても、私のように地域社会というのに偏見を持っている者にとっては、羨ましいくらいにコミュニケーションの成立する地域社会であった。頑固でもいい、何でもいい、コミュニケーションさせ成立するならば…というのが私の地域に対する願いであるので、つまんない啓発ビデオを地域の勉強会で流したり、つまんない講演するより、この映画を、地域を考えるという意味で使ったらいいと思った。地域役員研修会なんかにお勧めしたい。PTA研修にもいいように思う。すでに使っているのかな。
by kienlen | 2008-08-24 22:17 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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