ドキュメンタリー映画「靖国」

昨日友人とこの映画を観に遠くまで行った。映画だけのためにわざわざではないが、それでも足を延ばしたことには変わりない。上映できない騒ぎになったりで一時期とっても話題になっていたものだし、雑誌などでも諸々取り上げられているのが目に付くしで、そういう雑多な情報から想像していたのは、内容はそんなに面白いものじゃなさそうだな、ということ。とにかく観てみないと分からないしいい機会だった。で、観ながら、なんでこれがそんなに問題にされるのかがよく分からなくて、観終わってからも同じ感想。ま、最後の方のシーンがひっかかる人にはひっかかるんだろうか。でも他はどっちかというと右の方のシーンがたくさん出てくるし宣伝だと捉えちゃえばいいじゃない、ここは素直に、と一緒に観た友人に感想を述べたら「政治家として嫌なのは分かる」という。でも、政治家だったらどこにでも出たら楽しんでしまえばいいのに、と思うのは…間違いらしい。

これが全くああいう騒ぎにならずに淡々と上映されていたら、ここまで人が集まっただろうかと満席に近い会場を見ながら思った。特に面白いとも感じない。ただ外国人がみた日本ってこうなんだろうと感じるところはあって、それはそれで面白かった。あと、靖国神社について全く何も知らない人が観たら少し感じる点はあると思うから、それはそれで意義があるんじゃないだろうか。でも刀匠があまりに言葉少なで、それをそのまま映すところなどは、沈黙の奥行きを感じるわけでもなくて、半端な感じで見ていてちょっと辛いものがあった。この刀匠の場面と他を交互にしているのだが、そこも冴えた感じしないし、切れ味のいい日本刀が出てきても切れ味感じないし、全体にぼうっとした印象だった。結果的には騒ぎがいい宣伝になったんだろうなって感じた。そうでなければ私らも行ったかどうか。多分観なかったと思うから。
by kienlen | 2008-08-03 10:09 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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