成果、聖火、聖歌…

タイの料理本でも見るかと思って夫の店で本を物色していたら「女性のための法律の手引き」というのがあった。なんか面白そうだと思って開いたら、なんとか読めそうな気がしたので持ち帰った。仕事がなくなってしまったらタイ語の本の翻訳でカネのかからない暇つぶしをしようと最近心に決めているので老後に備えた練習。寝転んで前書きを読んでいたら“คบไฟ(コップファイ)”というのがあった。何だこれは…。プロジェクトの名前として“”に入っているから造語の可能性だってあるが…。私の乏しい知識だとคบ(コップ)は「お付き合い」でไฟ(ファイ)は「火」だから火のような熱い関係だろうか。しっくりこないな…。その時は寝転んでいたから厚い辞書を引くのが面倒で夫に電話した。「コップファイって何よ」。すると「セイカ」と即答するではないか。いつもだったらよく分からない説明をするのに今回はひと言、しかも日本語!

「そうか、成果ね」と思って読み進める。なんだかしっくりこない。かといってすごくおかしい感じもしない。でもプロジェクトの名前って通常だったら比喩でインパクトのあるのを使うだろうに、成果じゃあストレートすぎないか。起き上がって辞書を引いてみた。タイ語は英語のようにテキストも辞書も豊富じゃないのが辛いところだけどタイ日に限っては、これさえあれば完璧ってのがあるから心強い。ううむ、見つからない…。そこで日タイで「成果」を引いてみる。ない。ネットでタイの公式辞書というのが公開されているから引いてみた。「縛って火をつけるために使うもの、例えば葉っぱ、ขี้กบ(キーコップ)」とある。キーコップって「カエルの糞」でしょ、タイではカエルの糞を炊きつけに使うのか…。しかしここまでくると夫はもしかして「聖火」と言いたかったのかという疑問が生じてきた。日タイで聖火を調べるが違う。もう1度タイ日を引いたらあった。前回は見落とし。「樹葉やカンナくずなどに油をしみこませて縛って棒状にしたタイマツ」とある。カエルの糞と誤解したのは「カンナくず」だった。そして本命の意味は「松明」。確認のため日タイを引くとあった。こんなに安上がりで楽しい時間つぶしってないなあ。長生きしてもいいかも。しかし夫は聖火を炊き付け用の火と思っているわけね。的確であるような気がしないでもないが。
by kienlen | 2008-07-24 10:53 | 言葉 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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