自主防災研修会の呆れたビデオ

3連休の3日目の午前中は「春季自主防災研修会」というのでつぶれることになっていた。組長は大事な動員メンバー。防災は大事です、地域の人間関係も大事です、それらそのものに格段意義はありませんが、この地区の役員の面々を見るだけで具合が悪くなる(自分なりの理由があって)自分にとって公民館に運ぶ足は重たい。学校に行きたくないと腹痛になる子供のようなものだが、子供じゃないと腹痛にもなってくれない。つまり地縁だけの縁で執り行う行事というのは、そういううんざり感を誰もが抱いてもしょうがないということを前提にして活動していかないとならないと思う。だってたまたま同じ地区になったという以外に接点はないわけだ。自主的な関係だったら「こんな人と付き合いたくない」と思っても地縁があればこそお付き合いしているのである、という程度の認識は共有すべきではないだろうか。その上で何が必要かを考えればいいのだ。これが完全に欠如しているのが地域活動であると思う。

まあ、そんな非情な考えは通じないからこその地域であるな。なんか、いきなりみんな良き隣人になるのである、というビデオを見たのが研修の第一弾だった。足が重くて5分弱の遅刻。受付でますますブスっと名前を記入。資料としてもらった組織表には「男性ナニナニ」はないが「女性協議員」とか「女性防犯部員」とかはある。防犯ビデオの内容は…。高齢者1人暮らしの家に、イザという時のための支援をするということで地域の人が訪ねる。それがもうテレビドラマみたい。といってもテレビドラマを見たことがほとんどないので思い込みかもしれないが、何から何までワザとらしくて気味悪い。相手の心証を害してしまったので、高齢者への対応の仕方を心理学者におうかがいに行く。曰く独居高齢者はひがみっぽいから対応を気をつけるように等々諸々アドバイス。すごい、高齢者は揃いも揃って同じ傾向になるらしい。で、高齢者との交流方法を机上体得してもう1度訪ねてめでたしめでたし。こういうビデオそのものへの感想や意見を求める時間はもちろんなかった。お上が作ったんだから従うという発想だろう。次に地震の揺れ体験をせよとのことだったが、このビデオで私の許容範囲を超えたため黙って帰宅した。こういう輩は地域を崩壊させる分子に分類されるんだろうか。ま、そこまでのパワーはないけど。
by kienlen | 2008-07-23 22:13 | 地域 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
プロフィールを見る