ソバとうどんを食べながら

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今じゃあ維持のための自治体のお荷物になっていると思われる温泉と宿泊の施設。大広間があってレストランがあって広いロビーがあってショップもある。400円で温泉に入れるからたまに寄る。川のほとりのロケーションも良し。何よりいいのはたいてい誰もいないということ。お昼を過ぎて半端な時間に寄ったらコックさんの格好をした男性が注文取りに来たから「温泉に誰か人いますか?」と聞いたら、注文伝票つかんだまま見に行った。「覗いて見るわけにいかないから靴を見たら1人いるようです」という返事。誰かに聞いてくれるのかと思ったら自分で足を運んでくれるとは、申し訳ありませんでした、と思っていたら、その後厨房に入って行った。私らが注文したソバとうどんを作っている間に、ショップで何か買いたいお客さんが呼ぶ。

すると厨房から出てきて相手。また厨房に入る。通りがかりみたいな男性が入湯料を払いたいのに従業員の姿は厨房の中。大きな声で呼ぶと出てくる。そしてまた厨房へ、という具合でなかなか料理は出てこなかったが、ここで従業員2人おくわけにもいかないだろう、ということは充分予想がつく。それでも彼は楽しそうに見えた。上司がいないところで自由にやる方がのびのびできていいんだろうなと思う。そんな高給とは思えないが、こういう場所でボツボツ仕事があって地元に家があったら、派遣で全国回されるよりマシと思うけど、そんな話しを友達とすると「アタシは都会でホームレスの方が田舎の人間関係よりマシかも」と言う。そういう考えもありなんだ。まあしかしこういう施設はこの先どうなるんだろうか。利用者としては便利でありがたいけれども。
by kienlen | 2008-06-17 16:56 | その他雑感 | Comments(0)

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