『誤読日記』

斎藤美奈子著。週刊朝日とアエラに連載した175冊分の書評だが、見事にほとんど知らないのばかりで、自分で読んだことのあるのは5冊か6冊くらいかな、というところ。本の読み方使い方はいろいろってことで誤読しちゃいましょう、という趣旨のようで、好きな書き手5人挙げろといわれたらこの著者は入ると思うけど、私は長編よりもこういう短いのの方が面白い。かなり笑えた。175冊の中で正面から、フツウの意味で必読と言っているのは1冊で太田昌国の『「拉致」異論』のみ、多分。これは買ったきり友達が借りて読んだのに自分は読んでないというものだが、これを機に元気を出して読んでみるかなという気がしてきた。

昼間の行動と交遊に関してはまあまあの日だったが、最後の予定はいただけなかった。それで後味が悪くなった。斎藤美奈子風になんかチクリと言いたい気分だが、そういう気力も沸かない別世界だった。それなりの社会的地位にある方々含む男4人と私。今の若者がどうの、家族がどうの、年寄りを見ないの、結婚したら同居しないのがいけないのって、その理由を分析するわけでもなく、ただ一面的にいけないらしい。よくここまで偉そうにいろいろ言えるもんだなってのが不思議だ。しかも何を根拠に話しているのかも分からないし、ああ、こういう方々が主流なのかと思ったら、どうりで世の中が分からないわけだ、ああ、と思って帰って、お口直しに本の続きを読んで代弁してもらったことにする。そんな風にも使える本ってこと。カモミールがまだ枯れないで道端にあったからごっそり取ってきた。そのまんまでお茶にした。お口直しその2ってことで。
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by kienlen | 2008-06-14 22:02 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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