意外な場所でタイ人の噂話

午前中事務仕事に行っていたら保険やさんが回ってきた。職場の人は自由に外出できないと用足しはどうするんだろうと思ったが、人がたくさんいる所には相手の方からやって来てくれるんだから便利だ。私の所にも来た。そしたら自分が若い頃から加入している生命保険の方だった。私は職員じゃないんだが、先方は話すのが仕事で、私の方は今の保険について調べてもらいたいとずっと思っていたから書類に名前を書いて頼むことにした。夫の名を書いたら「まあ、外国人、カッコいい」と言うから「カッコ良くないですよ」なんて話しだして、そしたらその方の娘さんの結婚相手の母がタイ人だということだった。それは奇遇。彼女は「医者になりたいって言うから保険の仕事で稼いで5千万も6千万も送ったのに、すぐに結婚しちゃって」と言う。「保険じゃなかったらそんなに稼げないもの、スゴイですよねえ」「ホント、パートじゃあ数万円ですものね」「アタシなんかそんなんですよ」「でもウチは両方共高卒で、娘の嫁ぎ先が医者一族だからバカにされてねえ、なんだか何のために苦労したんだか」「アタシなんてそういう苦労だったらしてもいいと思っていたのに子供は勉強興味ないし、人生って理不尽ですよねえ、アハハ」と話していた。

聞けば、タイでも医者ばかりで稼ぎまくっているらしい。「娘だって他で働いた方が給料いいのに相手の親の病院で安く使われていて、きっとそれが目的で嫁に欲しかったんだと思いますよ」「そうかもねえ、中国系だとそういう感じですよ」。話しを聞けば聞くほど中国系っぽいから、当人のいないことをいいことに、雑談であることをいいことに、知らない人であることをいいことに、決め付けて面白おかしく無責任に話していた。その話しはとっても懐かしいものだった。親族で団結して稼ぎまくっている点、学歴重視の点。「そのタイ人のお母さんなんて何ヶ国語もできるんですよ」という点。バンコクの友人たちの結婚相手は中国系が圧倒的に多い。出会いが留学先だったりするからリッチな家の方々。そういう方々の中でウチは貧乏農民だし家族関係も濃厚じゃないし、おかげで家族から何か言われることは皆無だった。彼女達は「親戚が中国に行ってセンスの悪いおみやげ買ってきて、着た?とか飾っている?とか聞かれるのが苦痛」ということで話しがあっていた。なんか、そのことを思い出した保険やさんとの話しだった。
by kienlen | 2008-05-16 23:37 | タイ人・外国人 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30