緊張の娘と留守の母

ピアソラの曲の演奏とダンスのコラボのコンサートの中休み。ワンドリンクのワインを飲み終えたところに娘から電話があった。激しく泣いている。「どうしたの?」と聞くと「毎日毎日ママいないじゃない。今日いるっていったのにいない」というわけだ。本日については謝った。留守がちであること自体を謝るつもりはないが、今日は娘が夕方塾に行く前に「今日は帰ったらいるよね」と聞くので「いるよ」と答えていたのだ。ところが、彼女が出た後に友人から「突然なんだけど…」という電話があったから「分かった、コンサートでしょ」と言うと当たっていた。実は、それより1時間ほど前に別の友人から「ピアソラの曲の演奏がある」と連絡があったばかり。その昔社交ダンスをやっていたことがあるし、タンゴは大好き。チケット代3000円。ライブは一期一会だ。行きたいと思ったが、2つの理由から諦めた。ひとつは本日やっておこうと思った仕事を、昼間ノロノロしていて夜に持ち越そうと決めたばかりだったから。もうひとつは連日外出ばかりで落ち着かないから、今日は家にいたかったから。それで誘いにのるのをやめた。

ところが同じライブに別の友人からまた誘われたとなると心が動く。「予約しておいた友達が熱出して行かれなくなった」というのが誘いの理由だった。すぐには決心つかず。いったんは「今日はやめとく」と言いかけたが「行こうよ、きっと気分がすっきりして仕事もやる気になるよ、たった1時間半だよ」と言う。その友人はカメラの仕事だから、すっきりして集中するというのはありそうに感じるが、当方はもっとネチネチした仕事だから、すっきりしてしまうとマズイ場合もある。でも結局行ったわけだ。会場は地下のギャラリー。知り合いもチラホラ。誘ってくれた友人が「そんな忙しいの?」と聞くから「仕事量が多いとどんどんやるんだけど(そんな経験はないが見栄か)少ないから調子がでなくてこういうことになるんだよねええ、Mさんは?」と聞くと「もう仕事ばっかり」。羨ましいことだ。これは能力の差か性格の差か。「いいなあ、アタシなんて去年の収入すごく少なかったよお」と言うと笑われた。演奏も踊りも素晴らしくて満足していたら、娘の電話である。事情を説明して「とにかくあと1時間で帰るから」と落ち着かせる。吐気がすると言ったり、いつもだとおかわりする給食を食べきれないと言ったり、始まったばかりの中学生活のストレスに違いない。すぐに夫に電話して「全然帰らないってどういう考え?明日はちゃんと帰ってくれ。朝だってたまには起きてくれ」とガンガン。終了後に友達と1杯やりたいのはさすがに我慢して帰った。息子は「中学で泣くかよ。自分は違った」と言っていたが、息子の方がずっと泣き虫だったことは知っている。
Commented by tate at 2008-04-10 09:06 x
うちも新中学生。夕方帰ると、学校のことをずーっと話しています。授業参観とPTA総会が再来週あるとのこと。「行かなくていいよね」と話したら「来てよ−!」と言う。自分の中学生時代からは信じられない言葉だなぁと思う・・・。
Commented by kienlen at 2008-04-10 23:52
今日は急いで帰宅して話しを聞けました。息子の関心は部活のみだったので、先生の話しなんか出ると新鮮です。
by kienlen | 2008-04-09 22:27 | 家族と子供の話題 | Comments(2)

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